ScreenPlay をインストールする

ScreenPlay のインストール手順では、以下のデプロイ オプションがサポートされています。

• すぐに使える (OOB) モデルのデプロイ オプション - 利用可能なモデルのリストに無料でアクセスできます。

  • UiPath (Gemini 2.5 Flash を使用)
  • UiPath (GPT-4.1 を使用)
  • UiPath (GPT-4.1 mini を使用)
  • UiPath (GPT-5 を使用)
  • UiPath (GPT-5 mini を使用)
  • OpenAI Operator
  • Anthropic - Computer Use

• 独自のモデルの使用 (BYOM) のデプロイ オプション - 既存のサブスクリプションを使用して ScreenPlay を利用できます。BYOM のデプロイでは、サービスを使用できる量に制限はありません。このインストールを実行するには、次のいずれかのサービスのサブスクリプションが必要です。

  • Azure OpenAI
  • OpenAI
  • Amazon Bedrock (Anthropic Computer Use)
  • Google Vertex
  • Open AI V1 準拠の LLM – OpenAI V1 標準に準拠している API を備えた LLM プロバイダーに接続するには、このオプションを使用します。詳しくは、OpenAI V1 準拠の LLM コネクタに関するドキュメントをご覧ください。

Studio - ScreenPlay の設定

前提条件

ScreenPlay は、UiPath Studio のすべてのバージョンでサポートされます。ただし、以下の機能のメリットを活用するには、Studio 2025.10 を使用することを強くお勧めします。

• モダン エディターでプロンプトを簡単に編集できる
• 変数や画像をテキストと一緒にインラインで挿入および管理できる

注:

古いバージョンの Studio でも ScreenPlay は引き続きサポートされますが、より基本的で柔軟性の低いエディターが使用されます。古いバージョンではインラインの画像はサポートされません。また、変数を記述する際には {{variable}} の構文を使用する必要があります。

Studio で ScreenPlay を設定するには、以下の手順に従います。

1. UiPath Studio を開いて、新しいプロジェクトを作成します。
2. cloud.uipath.com に移動し、Automation Cloud アカウントに接続していることを確認します。
3. [パッケージを管理] に移動して最新の UIAutomation パッケージ (2025.10.20 以降) を追加し、次に [設定] を選択します。[既定のパッケージ ソース] セクションで、[オフィシャル] パッケージを有効化します。
4. プロジェクトのキャンバスで、[アクティビティを追加] アイコンを選択し、ScreenPlay アクティビティを検索して追加します。
5. ScreenPlay アクティビティで、[タスク] フィールドにプロンプトを追加します。 さらに、[モデル] ドロップダウンから既定の LAM を変更したり、必要に応じて他のプロパティを調整したりすることもできます。

Studio Web - ScreenPlay の設定

Studio Web で ScreenPlay を設定するには、次の手順を実行します。

1. https://cloud.uipath.com に移動して、アカウントにログインします。
2. Studio に移動し、[新規作成]、[RPA ワークフロー] の順に選択します。
3. [アクティビティを追加] アイコンを選択し、ScreenPlay アクティビティを検索してプロジェクト キャンバスに追加します。
4. ScreenPlay アクティビティの [プロパティ] パネルで、[タスク] フィールドにプロンプトを追加します。さらに、[モデル] ドロップダウンから既定の LAM を変更したり、必要に応じて他のプロパティを調整したりすることもできます。

独自のモデルを使用する設定

独自のサブスクリプションを使用するには、AI Trust Layer の [LLM の設定] を使用して以下の設定手順を実行します。

1. Automation Cloud™ で [管理] に移動します。
2. [AI Trust Layer] を選択し、[LLM の設定] タブを選択します。
3. [テナント] ドロップダウンからテナントを選択し、[設定を追加] を選択します。
4. [設定を追加] パネルで、次の手順を実行します。
   1. [製品] ドロップダウンから [UI Automation] を選択します。
   2. [機能] ドロップダウンから [ScreenPlay] を選択します。
   3. [設定モード] ドロップダウンから [UiPath LLM のサブスクリプションを置換] を選択します。
   4. [LLM] ドロップダウンで、所有しているサブスクリプションの中から使用するものを選択します。
   5. [ユーザーが管理する接続を設定] セクションで、[フォルダー] ドロップダウンからフォルダーを選択し、[コネクタ] ドロップダウンからコネクタを選択します。
   6. [新しいコネクションを追加] を選択します。新しいタブが開き、選択したコネクタに UiPath を接続するための情報を入力するよう求められます。必要なフィールドに値を入力し、[設定を追加] パネルで [テスト] を選択します。
   7. [保存] を選択します。

詳しくは、「LLM を設定する」をご覧ください。

重要な注意事項

ScreenPlay を安全に使用するには、次の重要な予防措置を講じる必要があります。

• 現在の最先端の LAM には限界があるため、1 つのオートメーション インスタンス全体で複雑なタスクを試みるのではなく、細かな [ScreenPlay] アクティビティを複数使用することをお勧めします。各アクティビティでは、少数のターゲット UI 要素を操作する 1 つか 2 つのアクションを処理するようにします。