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UiPath Orchestrator

UiPath Orchestrator ガイド

2021.4.0


UiPath Approach to Patches Documentation


🛈 UiPath では、ビジネス ニーズに応じて修正と改善を含むパッチを定期的にリリースしています。特定のバージョンに関するドキュメントは、そのバージョンの最新のパッチの内容を説明するものであり、パッチとパッチの間での製品の変更については、リリース ノートで確認できます。たとえば、2021 年 3 月の時点で Orchestrator 2020.4 のドキュメントに記載されているのは、Orchestrator の最新パッチ、つまり 2020.4.5 のパッチの内容です。



Release date: 26 April 2021

更新内容

Internet Explorer のサポート終了


As announced in this forum post, Internet Explorer is no longer supported for accessing Orchestrator versions starting with v2021.4. Please use one of the other supported browsers instead.

また、v2021.10 では、Microsoft Edge レガシのサポートを終了する予定です。

 

Platform インストーラーの廃止


今回のリリースでは、UiPathPlatformInstaller.exe を廃止しました。これにより、同一のインストーラーを使用して他の UiPath のコア製品と一緒に Orchestrator をインストールしたりアップグレードしたりできなくなりました。

UiPlatformInstaller.exe インストーラーの以前のバージョンは引き続きサポートされますが、v2021.4 の Orchestrator のインストールまたはアップグレードは、UiPathOrchestrator.msi インストーラーでしか行えません。

以前に UiPlatformInstaller.exe インストーラーを使用してインストールを行った場合、ユーザー側の対応は不要です。ただし、UiPathPlatformInstaller.exe ファイルをアンインストールする場合は、削除するインストーラーを必ず再確認してください。

 

パフォーマンス


今回のリリースでは、パフォーマンスを大幅に改良しました。Orchestrator の性能がこれまで以上に強化され、大量のタスクを処理できるようになりました。

具体的には、最大 20 万台の Attended ロボットを含む IaaS 環境や、最大 8 万台の Attended ロボットを含む PaaS 環境でのパフォーマンスの向上が確認されています。

For more details on the configurations we used, check out our performance testing scenarios.

また、パフォーマンスに関して以下のような変更も行いました。

  • A new setting is now available to use in Identity Server's AppSettings.json and appsettings.Production.json files: UseRedisStoreCache. You are recommended to set its value to true to prevent any performance issues when using Interactive Sign In to connect a large number of robots in a short amount of time. For additional details, see the AppSettings section.

  • You can now enable NuGet package caching via UiPathOrchestrator.dll.config file to improve performance in large-scale environments.

  • アプリケーションの実行中に高率のロック競合が発生し、パフォーマンスが低下する問題が発生していました。このためロック競合を削減し、パフォーマンスとスケーラビリティを向上させました。

 

サードパーティー アプリケーションに対する OAuth のサポート


Your non-UiPath applications (we call these external applications) can now use the OAuth 2.0 authorization framework to access your UiPath resources over API. This way, you can share access without also sharing credentials.

Available APIs: In this release, we are introducing OAuth support for the following resources:

For the time being, you are able to also see Data Service API as a resource. This is a cloud-only service and our team is working on removing this option from on-premises Orchestrator.

外部アプリケーションが OAuth を使用して認可を取得できるようにするには、システム管理者が対象のアプリケーションを [外部アプリケーション] に登録し、アクセス可能な範囲を定義する必要があります。この新しい設定画面には、テナントのホスト レベルの画面にある [設定] > [セキュリティ] からアクセスできます。

Documentation
To learn more, see Registering External Applications.

Also see:
Instructions for system administrators: Managing External Applications
Instructions for developers: Using OAuth for External Apps

 

非推奨の認証エンドポイント

The https://{Orchestrator_URL}/api/account/authenticate endpoint (details) has been deprecated. We recommend that you switch to using the OAuth flow instead.

 

RPA プロセスの複数のエントリ ポイント


今回のリリースでは、RPA プロセスのエントリ ポイントを複数設定できるようにしました。Studio でプロセスを作成・設定する際に、通常の Main.xaml と異なるエントリ ポイントを設定できます。この変更に伴い、Orchestrator に新しく [エントリ ポイント] フィールドを追加しました。Studio でエントリ ポイントが複数定義されている場合は、このフィールドでワークフローに対して特定のエントリ ポイントを指定できます。

Say you build a workflow that checks invoices. The invoice could be downloaded from cloud storage, or it could be located on your device.
You design two workflows inside the project:

  • DownloadInvoiceFromStorage.xaml — 外部ストレージから請求書をダウンロードするワークフロー
  • GetInvoiceFromLocal.xaml — デバイスから請求書を取得するワークフロー

Orchestrator での実行時に、実際のシナリオに合ったワークフローをエントリ ポイントとして設定します。請求書が既にローカル デバイス上にある場合は、GetInvoiceFromLocal.xaml をエントリ ポイントとして設定します。これにより、オートメーションの実行がそのステップから開始され、その後に請求書を確認するワークフロー (Main.xaml ファイル) が実行されます。

Enable entry points in the project context menu in Studio.
Learn more about runtime arguments.

 

フォルダー間でのリソースの共有


今回のリリースでは、アセット、キュー、ストレージ バケット、アクション カタログを Orchestrator のフォルダー間で直接共有できるようにしました。フォルダー間でリソースを共有すると、複数のフォルダーのプロセスで同じリソースを使用する場合に、Studio でワークフローを再設計しなくてもそれぞれのフォルダーでジョブを開始できます。

以前のバージョンでは、異なるフォルダーのリソースにアクセスするために FolderPath プロパティを使用していました。しかし、組織構成の変更によってフォルダー パスが変わるとこのプロパティが無効になってしまうため、そのたびにワークフローを再構築する必要がありました。

今回からは、こういった調整のためにワークフローをデザインし直す必要がなくなりました。複数のフォルダー間でリソースを共有することで、テナント内でリソースを活用しやすくなり、リソースの場所を移動させてもワークフローの設定を調整する必要がありません。

 

現在のフォルダーに対する複数のリソースのリンク

新しいオプションを追加し、フォルダー内でリソースを作成する際に、別のフォルダーに存在する既存のリソースを追加できるようにしました。

 

複数のフォルダーに対する特定のリソースのリンク

また、既存のリソースを編集してそれを複数のフォルダーで使用できるようにするオプションも追加しました。設定時には変更フィードが表示されるため、リソースが追加/削除されたフォルダーを確認できます。

See how to link queues.
See how to link storage buckets.
See how to link assets.
See how to link action catalogs.

 

ユーザーとマシンのマッピング


ユーザーとマシンのマッピング機能を追加し、特定のユーザーが特定のマシンにのみログインできるようにしました。この機能では、特定のユーザーによるプロセスの無人実行を特定のマシン テンプレートに関連付けることができます。このため、自動化プロセスの実行ターゲットを細かく設定できます。また、Windows プロファイルを設定する際にいつも使用するユーザー プロファイルとマシンのマッピングを反映させることができます。

 

テナントのマッピング

テナント レベルでのユーザーとマシンのマッピングは、Orchestrator の [マシン] ページで設定できます。このページで、特定のホスト コンピューターにいつもログインしているユーザーを、関連するマシン テンプレートにリンクさせます。こうすることで、マッピングしたユーザーとマシンのペアでのみ、自動化プロセスを実行できるようになります。

既定のステート (マッピングが設定されていない状態) に戻すことも簡単です。この場合はマシン テンプレートを編集して、[すべてのユーザーがこのマシンを使用できます。] を選択します。

 

フォルダーのマッピング

ユーザーとマシンをさらに細かく管理したい場合は、フォルダーごとにユーザーとマシンのマッピングを設定できます。つまり、特定のフォルダー内のマシン テンプレートに対して、特定のユーザーのみがプロセスを実行できるように制限できます。フォルダー マッピングはテナント マッピングのサブセットで、最も細かいレベルでの設定を行えます。フォルダー レベルのマッピングを設定しない場合は、テナント レベルのマッピングが既定の設定として適用されます。フォルダー レベルでマッピングを設定した場合は、マッピングしたユーザーとマシンの組み合わせでのみ、フォルダー内で自動化プロセスを実行できるようになります。

フォルダー レベルでのユーザーとマシンのマッピングは、次のように UI 上の複数の場所で設定できます。

  • フォルダー コンテキストの [設定] ページ

 

  • テナント コンテキストの [フォルダー] ページ

 

ユーザーとマシンのマッピングを有効化する

  1. テナント レベルで、[設定] > [全般] に移動します。
  2. [モダン フォルダー] セクションで、[ユーザーとマシンのマッピングを有効化] チェックボックスをオンにします。

Learn more about job execution and execution targets in Orchestrator.

 

モダン フォルダーにおけるジョブの開始とトリガー


ユーザーとマシンのマッピング機能の提供に合わせて、ジョブを開始する機能も大幅に改良しました。

 

ジョブ ページ

特定のマシン テンプレートを使用してジョブを実行する際に、利用可能なマシンが表示されるようにしました。このため、使用できないマシンを選択してエラーが発生するのを防ぐことができます。

See details on managing jobs in Orchestrator.

 

トリガー ページ

  • ユーザーとマシンのマッピング機能の追加に伴い、タイム トリガーの設定画面で、複数のユーザーとマシンのマッピングに対してジョブの実行をスケジュールできるようにしました。実行ターゲットとして選択したユーザーとマシンのペアごとに、ジョブが 1 つ開始されます。リソースの空き状況に応じて、ジョブは実行を開始するか、保留中の状態になります。
  • タイム トリガーキュー トリガーの両方で、ジョブの動的割り当て機能を強化し、ジョブが実行されるマシンを選択できるようにしました。[有効なユーザーとマシンのマッピングを選択します。] のオプションでは複数のペアを選択できますが、[動的割り当て] で指定できるユーザーとマシンのペアは 1 つのみです。

See details on managing triggers in Orchestrator.

 

ユーザーとマシンのペアごとのアセット


2020 年 9 月のリリースでは、アセットをロボットごとではなくユーザーごとに設定できるようにしました。これはユーザーと資格情報をマッピングできるようにするための改良でしたが、複数のマシンにログインするユーザーにとっては、どのユーザーにどのジョブが割り当てられているのかを把握しづらくなってしまいました。

この問題を解決するため、今回のリリースではアセットの設定対象にマシンも追加しました。このため、ジョブの実行時に使用されるユーザー、マシン、資格情報を厳密にマッピングできるようになりました。

Learn about assets per user-machine.

🚧

対応機能に関する考慮事項

  • ユーザーとマシンごとのアセットは、v2020.10 以降の Robot を使用している場合にのみ設定できます。

  • ユーザーとマシンのペアごとのアセットは、Studio からデバッグできません。特定のユーザーとマシンのペアがアセットを受け取ったかどうかを確認するには、Assistant または Orchestrator からジョブを開始する必要があります。

 

モダン フォルダーにおける標準マシン


クラシック フォルダーからモダン フォルダーへの移行が、これまで以上に簡単になりました。今回のバージョンでは、作成した標準マシンをモダン フォルダーと関連付けられるようにしました。このため、フォルダーの移行時にマシン キーを変更する必要がなくなりました。

標準マシンはクラシック フォルダーとモダン フォルダーの両方で同時に動作することはできないため、クラシック フォルダーが優先されます。アクティブなロボットが定義されている限り、標準マシンはクラシック フォルダーで動作します。クラシック フォルダーのコンテキストで標準マシンを使用しているロボットをすべて無効化すると、モダン フォルダーで標準マシンを使用できるようになります。

この変更に対応するため、[マシン テンプレート] ウィンドウの名称を [マシン] に変更し、標準マシンとマシン テンプレートの両方が表示されるようにしました。

 

CyberArk CCP との連携


Orchestrator と CyberArk CCP を連携させました。このため、資格情報ストア機能が拡張・改良されました。

Central Credential Provider (CCP) は、Orchestrator と CyberArk を連携させるために使用する、エージェントレスな AAM メソッドです。Central Credential Provider は資格情報コンテナーに保存されているパスワードを取得し、認証済みのリモート アプリケーションがそのデータにアクセスできるようにします。これにより、サーバーにエージェントをデプロイすることなく CyberArk からロボットの資格情報や資格情報アセットなどの機密情報を取得できます。資格情報を安全に取得するには、クライアント証明書が必要です。

CyberArk® CCP と正常に連携するには、CyberArk® の PVWA 内に環境を正しくセットアップするための次の手順を確認することをお勧めします。

  1. Orchestrator インスタンス用のアプリケーションを作成し、クライアント証明書を追加する。
  2. セーフを作成しメンバーを追加することで、適切な権限を保証する。

 

セットアップ


There are two approaches to a v2021.4 upgrade, depending on your current Orchestrator version. You can either move directly to v2021.4 from v2018.4 or newer, or you need to first upgrade to v2018.4, v2019.x, or v2020.x, and then jump to v2021.4, if you currently use a version prior to v2018.4.

When upgrading to Orchestrator v2021.4, make sure you also move to AI Center v2021.4 if you are using both products. While AI Center v2021.4 is backward compatible with Orchestrator, Orchestrator v2021.4 does not work with older AI Center versions.

The AzureRM PowerShell module is now deprecated, and the Publish-Orchestrator.ps1, Publish-IdentityServer.ps1, and Publish-Webhooks.ps1 scripts should migrate to Az. Publish-Orchestrator.ps1 will try to uninstall the AzureRM module, but it will wait for confirmation from the user even if -unattended flag is used.

You can now configure the SQLServer timeout for queries running against the Orchestrator database to populate the Insights database. Use the new Insights.Ingestion.QueryTimeout setting available in Orchestrator’s UiPath.Orchestrator.dll.config file to make these changes.

UiPath.Orchestrator.dll.config file's EncryptionKey setting would previously accept only 256-bit keys as a valid value. The restriction no longer applies, and you can now choose any key length that suits your needs.

Previously, retrieving credentials from a CyberArk vault did not work when using Path authentication, and a Script run using untrusted shell. exception was thrown. As of now, you can enable the Plugins.SecureStores.CyberArk.UsePowerShellCLI app setting to overcome this issue.

You can now control whether or not login error codes are displayed in the UI, by using the HideErrorCodesInUi parameter in the Identity Server appsettings.Production.json file.

More filtering options are now available for handling Elasticsearch logs. These enhancements are mainly focused on the Level and Timestamp default log fields.

We have improved logging for identity/.well-known/openid-configuration requests to more accurately reflect exceptions.

UiPath.IdentityServerConfigProtector.exe tool has been renamed to UiPath.ConfigProtector.exe, and its size is now smaller. All usage remains unchanged.

 

Orchestrator でのアクション機能の廃止 (予定)


v2021.10 からは、Orchestrator のアクションの管理機能が廃止されますのでご注意ください。アクションの管理やユーザーへの割り当てを継続して行うには、オンプレミス版の「Action Center」をインストールしてください。こちらでは Orchestrator の [アクション] ページに比べ、機能や操作感が改良されています。

 

改良点

ライセンス


Orchestrator offers a fresh perspective on licensing, with new names and license information to reflect the SKUs structure from our commercial offering.

ユーザー インターフェイスに表示されるライセンス関連のすべての用語を、現在の SKU と一致するように更新しました。新しいライセンス用語は、以下のように、製品視点ではなくユーザー視点で考えられています。

  • Attended Robot Named User Attended Named User
  • Attended Robot Concurrent User Attended Multiuser
  • StudioX Named User Citizen Developer Named User
  • StudioX Concurrent User Citizen Developer Multiuser
  • Studio Named User RPA Developer Named User
  • Studio Concurrent User RPA Developer Multiuser
  • Studio Pro Named User RPA Developer Pro Named User
  • Studio Pro Concurrent User RPA Developer Pro Multiuser

また、[ユーザー] ページと [プロファイル] ページにライセンス情報を追加し、簡単に確認できるようにしました。

現在の商用契約や利用規約、およびライセンス機能にかかわる変更は発生しないため、ユーザー側でのアクションは必要ありません。

 

ロールの管理


Orchestrator でのロールの管理方法を改良し、テナント レベルとフォルダー レベルで適用される権限を、それぞれ明確に区別できるようにしました。 

ロールの種類

新しいロールの種類は、以下の 3 つです。

  • テナント ロール - お使いのテナントのリソースに関連する、テナント レベルの権限のみが含まれます。
  • フォルダー ロール - フォルダー内で作業を行うための、フォルダー レベルの権限のみが含まれます。
  • 混合ロール - テナントの権限とフォルダーの権限の両方が組み合わされています。

You can no longer create new Mixed roles, but you can still use the ones you already have.

ロールの種類は、関連するページで以下のスクリーンショットのように表示されます。

 

混合ロールをテナント/フォルダー ロールに分けて管理

既存の混合ロールは引き続き使用することができますが、混合ロールに含まれるテナント/フォルダーの権限をそれぞれ別のロールに置き換え、それらの新しいロールを適切に割り当てることをお勧めします。

混合ロールを編集すると、警告が表示されます。警告の横にあるプルダウンを展開すると、テナント ロール/フォルダー ロールへの移行に関するガイダンスが表示されます。

 

ロールの作成

ロールを作成する際に、ロールの種類を [テナント] または [フォルダー] から選択するようにしました。

各ロールに追加できるのは、選択したコンテキストの権限のみです。つまり、テナントとフォルダーの両方の権限を含む「混合ロール」は作成できなくなりました。両方の権限が必要なユーザーには、テナント ロールとフォルダー ロールを割り当てる必要があります。

 

ロールを割り当てる

今回のリリースからは、ロールを割り当てる方法も、ロールの種類や使用中のフォルダー (クラシック/モダン) によって異なります。

  • If Activate Classic Folders is cleared under Tenant > Settings > General:
    You assign Tenant roles and Mixed roles from the Users page or from the Roles page.
    You assign Folder roles and Mixed roles from the Folders page or from the folder's Settings page.

  • If Activate Classic Folders is selected under Tenant > Settings > General:
    You assign any of the three types of roles from the Users page or from the Roles page.
    You assign Folder roles and Mixed roles from the Folders page or from the folder's Settings page.

 

プロセス

  • プロセスを最新バージョンに簡単にアップグレードできるよう、特定のプロセスのコンテキスト メニューに [最新バージョンにアップグレード] オプションを追加しました。

Learn about managing package versions in Orchestrator.

 

1 台のロボットに対する複数のセッションの設定


クラシック フォルダーとモダン フォルダー間の機能の差を埋めるため、Attended ロボットに対して、単一のライセンスで複数のセッションを使用できるようにしました。1 つのライセンスに対して 3 つの同時セッションが許可されており、自動化プロセスを実行するすべてのマシンにロボットを接続できます。

📘

注:

この機能は v2020.4 以降の Robot にのみ対応しています。

 

ロボット ページの改良


今回のリリースでは、Orchestrator のテナント レベルで表示されるグローバルな [ロボット] ページにさまざまな改良を加えました。このため、ロボットの設定状態をより分かりやすいページ レイアウトで確認でき、異なる製品間での整合性がこれまで以上に保たれるようになりました。

新しい [ロボット] ページには、Orchestrator で設定が完了したロボットと、そのロボットと有人・無人のシナリオとのマッピングが表示されるようになりました。この変更に伴い、確認したい情報の種類に応じて選択できる 4 つのタブを用意しました。

 

A. 設定済みのロボット

このセクションには、モダン フォルダーで設定されたロボットが表示されます。具体的には、[このユーザーに対して Attended ロボットを自動的に作成] オプションおよび/または [このユーザーに対して Unattended ロボットを自動的に作成] オプションによりユーザーに対して作成された、すべてのロボットを確認できます。

 

B. 無人セッション

このセクションでは、すべての無人セッションと、その関連情報の概要を確認できます。

列名

説明

接続済みのマシン

ホスト マシンの名前です。

マシン

対応するホスト マシンを Orchestrator に接続するために使用された、マシン テンプレートです。

ランタイム

マシン テンプレートに関連付けられたランタイムの数です。このマシン テンプレートを使用して接続されたホスト マシンごとに、表示された数のライセンスがテナントのライセンス プールから確保されます。

使用中

このホスト マシンに対して確保されているランタイムのうち、現在消費されているランタイムの数です。ランタイムは、ジョブの実行中に消費されます。

ライセンスの種類

ライセンスの種類です。

サービス ユーザー名

無人ジョブが実行される ID です。サービス アカウントの場合、この値は空です。

Status

各ホスト マシンの接続ステータスです。

直近のハートビート

最後のハートビートから経過した時間です。このフィールドにカーソルを合わせると、最後のハートビートの正確な時刻が表示されます。

バージョン

Robot のバージョンです。

 

C. ユーザー セッション

このセクションでは、Assistant から開始されたすべてのユーザー セッションと、その関連情報の概要を確認できます。

列名

説明

ユーザー

ロボットの実行に使用するユーザーのユーザー名です。

ドメイン \ ユーザー名

ロボットの実行に使用するユーザーのドメイン\ユーザー名です。

接続済みのマシン

ロボットが存在するホスト マシンの名前です。

Status

Attended ロボットのステータスです。

既知の問題: Assistant を更新すると、ジョブを実行中の Attended ロボットが [利用可能] と表示されます。

種類

ロボットの種類です。括弧内にライセンスの種類も表示されます。無人プロセスに使用するマシンで Assistant セッションを開始した場合は [Unattended] と表示されます。

バージョン

Robot のバージョンです。

 

D. クラシック ロボット

このセクションでは、クラシック フォルダーで定義されたロボットと、その関連情報の概要を確認できます。このタブは、モダン フォルダーのみを使用している組織では表示されません。

 

ターゲット フレームワークの取得


エンドポイント /odata/Processes に GET 要求を送信して、パッケージのターゲット フレームワークを取得できるようになりました。

 

Test Automation


If you want to run a test case again, you now have the option to re-execute individual test cases on the Test Executions page.

You can run your test sets through a specific user that is assigned to the folder. This is available for Modern Folders only.

Now you can parametrize your test cases at runtime by defining arguments at the test set level. You can use this feature to reconfigure existing test cases by overriding the default argument value, instead of creating new ones.

You can attach files (e.g., spreadsheets) to test runs to provide additional execution information.

データ バリエーションのストレージ ファイルの設定上限を、最大 2GB までに増やしました。

Audit test automation operations to examine the testing process adherence to your defined procedures and guidelines.

 

その他


You can no longer remove non-working day calendars if they are attached to active queue triggers. Remove or disable the trigger to remove the attached calendar. Previously, removing a calendar employed in a queue trigger displayed a Calendar does not exist error message.

You can now upload packages targeting net5.0 TFM.

We eliminated the need for an additional hot-swap database during deployment.

Orchestrator upgrades would fail when duplicates existed within the package definitions, but the packages were named differently. Now a warning signaling a package migration failure prompts the user, but the upgrade process itself is carried out.

The confirmation dialog box on Identity Server's External Providers page now prompts users with a more intuitive message when trying to apply changes to a provider.

Updated some Storage Buckets fields for a more intuitive selection of the credential store, storage account password, and credential type for Azure, MinIO, and Amazon S3 providers.

 

重大な変更

ジョブのカウント方法


今回のリリースでは、Triggers.JobsCountStrategy パラメーターを追加し、トリガーで開始されるジョブのカウント方法をユーザー側で完全に制御できるようにしました。これにより、ユーザーは自身のニーズに最適なカウント方法を以下のオプションから選択できます。

  • PerProcess (プロセスごと) - トリガーが必要数のジョブを開始するときに、指定したプロセスで保留中のジョブの数が考慮されます。たとえば、同じプロセスに対して定義された 2 つのトリガーが、それぞれ 3 個のジョブと 5 個のジョブを開始するよう設定されているとします。ある時点で 1 つ目のトリガーにより 3 個のジョブが開始された場合、2 つ目のトリガーが実行されるときには、必要なジョブ数 (5 個) に達するように 2 個のジョブが開始されます。
  • PerTrigger (トリガーごと) - 必要な数のジョブをトリガーが開始するにあたって、同じトリガーによってこれまでに開始された既存のジョブの数が考慮されます。たとえば、あるトリガーがある時点で 9 個のジョブを開始するよう定義されているとします。既に 2 個のジョブが正常に完了している状態でトリガーが再び実行されると、必要なジョブ数 (9 個) に達するようにさらに 2 個のジョブが開始されます。
  • NoLimit (制限なし) - 必要な数のジョブをトリガーが開始するにあたって、既存のジョブや保留中のジョブは考慮されません。たとえば、あるトリガーがある時点で 5 個のジョブを開始するよう定義されているとします。同じトリガーが 2 度目に実行される際は、さらに 5 個のジョブが開始されます。

Learn about the Triggers.JobsCountStrategy parameter.

 

Azure Key Vault


Microsoft.Azure.KeyVault ライブラリを、最新の後続ライブラリである Azure.Security.KeyVault.Secrets にアップグレードしました。このため、Azure Key Vault の資格情報ストアとテナントごとの暗号化キーに影響する変更が数点発生します。

  • It is now mandatory to set the directory ID of your organization when configuring AzureKeyVault credential stores. Find the directory ID in the Azure portal (Properties > Directory ID). Make sure to update existing credential stores with the Directory ID.
  • If you store Orchestrator encryption keys in Azure Key Vault, you must define the directory ID in UiPath.Orchestrator.dll.config using the Azure.KeyVault.DirectoryId parameter. Find the directory ID in the Azure portal (Properties > Directory ID).

Azure.KeyVault.DirectoryId - Azure Portal に表示される、組織のディレクトリ ID を指定します。Azure Key Vault にテナントごとの暗号化キーを保存する場合、このパラメーターは必須です。例: <add key="Azure.KeyVault.DirectoryId" value="c9d0e174-684e-469e-84ea-d32c863ad534" />

 

既知の問題


キュー アイテムを使用するプロセスを、キューが共有されているフォルダーから実行することができません。現在は、そのキューが最初に作成されたフォルダーからのみ実行できます。このため、キューを作成元のフォルダーから削除すると、共有先のフォルダーにキューが存在していてもプロセスが失敗します。また、プロセスのカードにはキューの作成元のフォルダー名が表示されます。

Users upgrading from Orchestrator versions prior to v2019.10 are impacted by an issue occurring due to concurrent folder create requests. The problem causes some user roles to be displayed incorrectly while also affecting the process of deleting or reassigning users. We have provided a workaround in the form of a script. For more info, see Concurrent Folder Create Requests.

For the time being, if you add an external application to the identity server of your on-premises Orchestrator, you are able to see Data Service API available as a resource. Our team is working on removing this option from the drop-down menu, as Data Service is a cloud-only service.

You can no longer filter results on the Transactions (Home page) and Robots Usage (Licenses page) graphs using the labels displayed below the chart.

Deleted queues are no longer taken into account in monitoring widgets such as Transactions Overview or Transactions Timeline.

Attended robots running jobs appear as Available if the Assistant is refreshed.

Studio からユーザー/マシンごとのアセットをデバッグすることはできません。特定のユーザーとマシンのペアがアセットを受け取ったかどうかを確認するには、Assistant または Orchestrator からジョブを開始します。

Your persistence jobs may remain in the robot service queue (i.e., in a Running state), even if the corresponding long-running workflows have been paused. The robot retries every 30 seconds to remove the job from the queue, as it fails to receive the Suspended command from Orchestrator. This is due to a miscommunication between the robot service and Orchestrator.
Workaround: Restarting the robot service forces it to empty the jobs queue, so the job status shifts to Suspended:

  • サービス モードでインストールした Robot の場合: services.msc を開き、UiPath Robot Service を再起動します。
  • ユーザー モードでインストールした Robot の場合: [タスク マネージャー] を開き、UiPath.Service.UserHost のプロセスを強制終了します。

 

バグ修正


資格情報ストア プラグインがプラグイン フォルダー内の DLL ファイルを参照していると、Orchestrator がプラグインを読み込むことができないため、その回避策として DLL ファイルを Orchestrator のインストール フォルダーに保存する必要がありました。現在は、プラグイン フォルダー内にのみ存在する DLL ファイルを参照していても、資格情報ストア プラグインが正常に読み込まれるようになりました。

You could not log out of Orchestrator in Internet Explorer after adding the Orchestrator website to IE’s Compatibility View list.

Users would previously need to adjust the configuration file in order to enable the SSL flag for Redis. UiPathOrchestrator.msi installer now supports SSL for Redis right out of the box.

The UiPath Orchestrator Setup wizard now allows a maximum password length of 33 characters for the host and default tenant. Previously, the lack of a maximum length limit could lead to login issues.

多数のテスト ケースを含むテスト セットを削除するとタイムアウトが発生することがありました。この問題を修正し、応答時間を全体的に改善しました。

クラシック フォルダーで 2 つのジョブを同時にトリガーすると、片方のジョブが実行されず、そのジョブをもう一度手動で開始する必要がありました。現在はそのようなジョブはロボットによって検出され、適切に実行されるようになりました。

Creating a testing process threw in an error by mistake.

Test cases with failed assertions were flagged as passed due to a missing Test Case Execution Artifact folder role.

For security reasons relating to the risk of sensitive data exposure, we now discourage the use of the FileSystem bucket provider. While FileSystem remains an option, it is disabled by default on both new installations and upgrades. However, if you decide to use the provider, you first need to enable it, and then explicitly indicate the FileSystem locations you want to make available. This is possible using a new UiPath.Orchestrator.dll.config setting: Buckets.FileSystem.Allowlist. The setting has no default value, so no FileSystem paths can initially be used. Only paths subsequently added to this allowlist by the administrator are accessible.

Please refer to Using the FileSystem Storage Allowlist Securely before configuring Buckets.FileSystem.Allowlist.

大規模な環境のプロセスを更新しようとすると、タイムアウトやエラーが発生することがありました。現在、トランザクションは正常に実行されるようになりました。

In certain upgrade scenarios, a migration issue would cause license allocation not to be displayed in Orchestrator's GUI. We have solved the problem.

Fixed a SAML2 authentication issue causing Identity Server to throw an error. Whenever initiating the login to an external identity provider, users with access to multiple tenants were unable to see the tenant list.

Identity Server のリソースを作成する際に、大文字/小文字の区別に関する問題が発生していました。この問題は、現在は修正されました。

Using duplicate verbs in both Server and Site Request Filtering would cause either Orchestrator or Identity Server to fail. This issue no longer occurs.

In certain scenarios, the Identity Server UI would falsely allow users to check the Force automatic login using this provider option for multiple external providers at the same time, even though, in fact, it was enabled only for the most recently selected provider. We have eliminated this inconsistency.

When creating new Amazon, Azure, or MinIO storage buckets and opting for the CyberArk credential store, an error prompted users due to the Password field being visible in the UI. We have addressed the problem.

Making a GET request to the api/PackageFeeds/GetAccessibleFeeds endpoint returned only the libraries tenant feed, even though both the tenant and host feeds are enabled in Orchestrator.

Job creation and job start operations used two different time sources, which would cause the job start to appear as taking place ahead of job creation. We're now using the web server time for both to prevent such discrepancies.

Connecting to an unattended machine in attended mode would throw a Robot does not exist error in the Assistant when using the .\username syntax for the unattended robot. See details about Domain\Username field syntax.

画面左のサイドバーを一度折りたたんだ後に再び展開すると、表示されていたはずのフォルダーの一部が消え、ページを再び更新するまで正しく表示されませんでした。

A generic error message was thrown when trying to add a new Azure/AWS/MinIO bucket with an empty or wrong password.

7 日前に更新


2021.4.0



UiPath Approach to Patches Documentation


🛈 UiPath では、ビジネス ニーズに応じて修正と改善を含むパッチを定期的にリリースしています。特定のバージョンに関するドキュメントは、そのバージョンの最新のパッチの内容を説明するものであり、パッチとパッチの間での製品の変更については、リリース ノートで確認できます。たとえば、2021 年 3 月の時点で Orchestrator 2020.4 のドキュメントに記載されているのは、Orchestrator の最新パッチ、つまり 2020.4.5 のパッチの内容です。



改善の提案は、API リファレンスのページでは制限されています

改善を提案できるのは Markdown の本文コンテンツのみであり、API 仕様に行うことはできません。