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Test Suite ユーザー ガイド
クイックスタート ガイド
このクイックスタート ガイドでは、Test Manager について包括的に説明します。このガイドを読むことで、Studio プロジェクトのテスト ケースを効率的に管理および実行できるようになります。Test Manager は、堅牢なテスト管理ソリューションを提供し、複数のテスト フレームワーク、多様なソース管理システムとの連携、高度なレポート機能をサポートします。
- Test Manager でプロジェクトを作成するか、既存のプロジェクトをインポートします。
他のツールからテスト プロジェクトをインポートする方法について詳しくは、「プロジェクトをインポートする」をご覧ください。
- テスト ケースの要件を作成します。
- Studio でテスト ケースを作成するか、Test Manager で直接テスト ケースを作成します。
- テスト セットを作成して、テスト ケースを割り当てます。
- テストを実行します。
- テスト結果を分析します。
Test Manager には、プロジェクトのテスト ケースを作成、管理、実行するための一連の機能が備わっています。このガイドでは、テスト ケースを作成し、オートメーションを割り当てて、手動ステップを追加し、要件をリンクする一連のプロセスを説明します。
テスト ポートフォリオを作成し、Test Manager 内でテスト ケースを作成します。
- プロジェクトを Test Manager で開き、[テスト ケース] セクションに移動します。
- [テスト ケースを作成] を選択し、名前、バージョン、説明、ラベルなど、テスト ケースの詳細を設定します。
- [作成] を選択すると、作成したテスト ケースが [テスト ケース] の下に表示されます。
テスト ケースと要件の関係を追跡できるようにするために、Test Manager でテスト ケースを要件に割り当てることができます。
- 目的のテスト ケースを開きます。
- [タスク] に移動し、[要件に割り当て] を選択します。
- テスト ケースをリンクする要件を選択します。
- [割り当て] を選択して変更を保存します。
Test Manager のテスト ケースには、手動ステップと Studio のオートメーションの両方を含めることができます。オートメーションは、利用可能なアクティビティを使用して、Studio でテスト ケースとして作成します。 自動化されたテスト実行を使用するには、 Test Manager から Studio のオートメーションをテスト ケースに割り当てる必要があります。
Studio で作成したオートメーションを Test Manager のテスト ケースにリンクするには、以下の手順を実行します。
- Studio を Test Manager と連携し、Studio の[デザイン] リボンから[Test Manager の設定] を構成します。
- [Test Manager にリンク] を選択します。
- 次のようなテスト ケースの情報を設定します。
- プロジェクト: プロジェクトを選択します。 Test Manager の既定のプロジェクトが設定されていない場合は、「Studio との連携」をご覧ください。
- テスト: ドロップダウン リストからテスト ケースを選択します。
- 名前: Test Manager で新しいテスト ケースを作成する場合のみ、名前を入力します。
-
要件: テスト ケースを既存の要件にリンクしない場合は、このフィールドを空白のままにします。この名前は、Test Manager では読み取り専用です。Test Manager でテスト ケースを特定の要件に割り当てる場合は、ドロップダウンから [要件] を選択できます。
オートメーションの他に、手動ステップもテスト ケースに含めることができます。手動ステップでは、テスト プロセス中に特定のアクションを実行するための指示を入力します。テスト ケースを作成または編集する際に、手動ステップを追加して、アクションの説明と期待される動作の説明を入力し、クリップボードの値を定義できるので、フィールドに手動で入力する必要はありません。
Test Manager でテスト ケースに手動ステップを追加する方法について詳しくは、「手動テスト用のテスト ケース」をご覧ください。
Test Manager で、関連するドキュメントをテスト ケースの添付ファイルとしてアップロードできます。
オプション | 説明 |
---|---|
手動アップロード | 以下の手順を実行します。
|
[ドキュメントを添付] アクティビティ | Studio のオートメーションに [ドキュメントを添付] アクティビティを追加します。実行後、添付ファイルは [テスト結果] ページの [添付ファイル] タブに表示されます。 |
- 複製するテスト ケースの [その他のオプション] を選択し、[複製] を選択します。
- ドキュメント、ラベル、要件への割り当てなどの関連情報も複製するかどうかを選択します。
- [複製] を選択して変更を保存します。
Test Manager では、個々のテスト ケースに対して実行できるさまざまな操作が提供されています。
- テスト ケースのキーを選択したときに、そのテスト ケースの概要を表示する。これにより、[概要] ページが表示されます。
- テスト ケースの最新の結果のログにアクセスする。テスト ケースの [実行ログを開く] を選択すると、最新のテスト実行に関する詳細を確認できます。
- テスト ケースを削除します。
- オートメーションのリンクを解除します。
- テスト ケースを複製します。
- プロジェクトを Test Manager で開き、[テスト セット] を選択します。
- [テスト セットを作成] をクリックします。
- 名前、説明、アクティビティ カバレッジを表示するかどうか ([RPA アクティビティ カバレッジの計算を有効化])、ラベルなど、テスト セットに関する情報を入力します。
- [作成] を選択して変更を保存します。
テスト セットを作成したら、テスト ケースを割り当てる必要があります。テスト ケースをテスト セットに割り当てるには、目的のテスト セットを開き、[タスク] メニューの [テスト ケースを割り当て] を選択します。
- [静的割り当て] を使用する - リンクするテスト ケースを手動で選択します。
- [動的割り当て] を使用する - 割り当てるテスト ケースのラベルを入力します。実行を開始すると、選択したラベルが 1 つ以上割り当てられているテスト ケースがすべて実行に追加されます。
以下のアニメーションは、テスト セットを作成して、静的なテスト ケースと動的なテスト ケースの両方を割り当てる方法を示しています。
Orchestrator からテスト セットをリンクし、そのテスト セットを Test Manager で実行できます。 このためには、まず Orchestrator でテスト セットを作成し、自動化されたテスト ケースのみをそのテスト セットに割り当てる必要があります。
- プロジェクトを Test Manager で開きます。
- [テスト セット] > [リンク] に移動します。
- リストからテスト セットを選択して [リンク] を選択します。
- 複製するテスト セットの [その他のオプション] を選択し、[複製] を選択します。
- ドキュメントやラベルなどの関連情報も複製するかどうかを選択します。
- [複製] を選択します。
Test Manager では、テストを手動で実行するか、オートメーションを使用してテストを実行するかを選択できます。テストを手動で実行する場合は Test Manager で直接実行しますが、自動で実行する場合は、 Test Manager を介して開始され、Orchestrator で実行されます。 テスト ケースを実行する前に、実行に使用するテスト セットを作成する必要があります。
自動での実行では、Test Manager で作成したテスト セットと、Studio からリンクされたテスト ケースを参照します。Test Manager で自動化されたテストを実行する前に、Orchestrator にテスト セットを作成しておく必要があります。
[ 自動テストを実行 ] オプションを使用して、すべてのテスト セットを実行できます。 Test Manager にリンクされているテスト ケースに対して Orchestrator が呼び出されます。Orchestrator からリンクされたテスト セットを実行するには、Orchestrator でテスト セットを作成する必要があります。
- プロジェクトを Test Manager で開き、[テスト セット] に移動します。
- テスト セットを選択し、縦三点リーダーをクリックします。
- [自動テストを実行] を選択します。
手動での実行とは、手動ステップのあるテスト ケースを含む、Test Manager で作成されたテスト セットに適用されます。手動での実行は、Test Manager で作成されたテスト セットと、Orchestrator からリンクされたテスト セットの両方に対して実行できます。
- プロジェクトを Test Manager で開き、[テスト セット] に移動します。
- テスト セットを選択し、縦三点リーダーをクリックします。
- [手動で実行] を選択します。手動実行アシスタントが新しいウィンドウで開きます。ポップアップ ブロッカーが、このウィンドウを開くことができるように設定されていることを確認してください。
Test Manager のテスト結果から、テスト セットの実行に関するインサイトが得られます。以下に、テスト結果を分析および操作する方法を操作ごとに分けて説明します。
Test Manager で [ テスト結果] を開き、テスト実行のリストを表示します。各テスト実行は、1 つのテスト セットの実行を表しています。 実行は完了日時に基づいて並べ替えられます。進行中の実行と保留中の実行は、先頭に表示されます。
テスト実行のエントリを選択すると、詳細ビューが開きます。このビューには、実行開始時刻、期間、実行ログなどの情報が表示されます。[結果] セクションには、テスト ケースの個々のテスト結果の概要が、テスト ケース ログという名前で表示されます。ここで、個々のテスト結果に対して操作を実行できます。
- 緑: 成功したテスト ケース
- 赤 - 失敗したテスト ケース
- 灰: 最終的な結果のないテスト ケース (進行中のテスト セット内でまだ実行されていないものなど)
結果 | 説明 |
---|---|
実行ログ | 実行ログには、アサーション、ログ、実行の詳細、影響を受ける要件、添付ファイルなどの重要な情報が含まれています。実行ログにアクセスするには、[テスト結果] ページ内でテスト ケース キーを選択します。 |
アクティビティ カバレッジ | 自動テスト実行ではアクティビティ カバレッジを有効化できます。この機能は、テスト実行時にカバーされたアクティビティに関する情報を提供します。 |
不具合管理ツールとの連携 | 外部の不具合管理システムを Test Manager と連携している場合は、実行ログから直接、不具合レポートを作成できます。テスト ケース ログを開き、[タスク] を選択して、[不具合を作成] を選択します。 |
不具合の同期 | Test Manager では、ALM ツールとの連携機能の一部として、実行結果を外部ツールに同期できます。この同期機能により、実行の詳細、ログ、タイムスタンプなどの関連情報を連携ツールと共有できます。 |
不具合の作成とリンクの解除 | [テスト結果] ページ内で、テスト ケース ログにアクセスして [タスク] を選択し、[不具合を作成] を選択することで、不具合を作成できます。さらに、外部ツールからの不具合のリンクを解除するオプションもあります。このオプションを使用すると、テスト実行結果が外部ツールのエントリから切断されます。 |
- 手動テストまたは自動テストの結果を特定する
- 進行中のテスト実行の進行状況を確認する。
- 実行されたテスト セットを開き、詳細を確認する
- テスト実行に関連付けられたログと添付ファイルを調べる
- ALM ツールと連携している場合は、Test Manager から直接、不具合管理システム内に不具合を作成する。
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