ソリューション管理のリリース ノート ガイド
2024 年 2 月
ソリューション管理の一般提供 (GA) を開始しました。貴重なフィードバックをくださったすべてのプレビュー ユーザーに感謝いたします。この新しいリリースがもたらす拡張機能を、ぜひご活用ください。
公開前
ソリューションは、UiPath Platform 上で構築および設定されたコンポーネントの集合です。これらのコンポーネントが合わさって機能することでビジネス ケースを自動化します。UiPath の世界では、Studio のワークフローから、ワークフロー、プロセス、アセット、キュー、ML スキルなどの組み合わせまで、あらゆるものがソリューションになります。
連携して機能するこれらの独立した部品すべてがソリューションを形成することは既知であったものの、簡単に管理できる単一の成果物としてこれらの部品を定義する、組み込みのオプションはありませんでした。そこで登場したのが、ソリューション管理です。
公開後
前述のとおり、ソリューションの概念は以前から存在しており新しくはありません。ですが、今回公開されたソリューション管理では、すべてのソリューション コンポーネントを標準化された方法で操作できるようになりました。
つまり、すぐに使えるこのツールで、お使いのソリューションのライフサイクルを簡単に管理できます。環境間でソリューションを転送し、デプロイし、環境固有の設定を適用するプロセスが、この一連の新しいプラットフォーム機能にすべてまとめられており、非常に簡単に行えます。
使用を開始する
https://cloud.uipath.com/{orgName}/solutions_
から直接アクセスできます。ここでソリューション パッケージの作成と構成を開始して、後である環境から別の環境にソリューション パッケージを転送できます。
この製品を最大限に活用できるように、ソリューション管理ガイドを確認することを強くお勧めします。このドキュメントは、前提条件、ソリューション パッケージの設定やデプロイ、移送などの詳細をいつでも確認できる便利なツールです。
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依存関係が共有されている特定のコンポーネントを含むパッケージを別のフォルダーにデプロイできない問題を修正しました。
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アクション カタログを含むパッケージをアップグレードできるようになりました。
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以前は、ソリューション パッケージを編集して新しいバージョンを作成するときに、特定のソリューション コンポーネントのソース環境から最新の更新プログラムをフェッチするには、そのコンポーネントを削除して再度追加する必要がありました。 このため、同期機能を使用できるようになりました。
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古いバージョンのオートメーション パッケージがアップグレード時に対象の環境から削除されない問題を修正しました。
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新しいソリューションのバージョンを作成する際に、あるコンポーネントを削除した後に種類と名前が同じ別のコンポーネントで置換すると、競合が発生し、アップグレードが失敗しました。現在、この問題は修正されました。
下書き状態のソリューションは、ソリューション プロジェクトになります。プロジェクトはパブリッシュ前のソリューションのコンテナーとして機能し、パブリッシュ後も新しいソリューション バージョンをパブリッシュするために継続して使用できます。プロジェクトは、ソリューションを作成するソース テナントにバインドされます。
新しいプロジェクトを構築するには、新しいコンポーネントを追加し、必要に応じてコンポーネントのプロパティを調整する必要があります。さらに、オートメーション パッケージとライブラリをプロジェクトに含めることもできます。
また、プロジェクト開発の観点から、プロジェクトの編集と新しいバージョンの作成について知る必要があります。詳しくは、「ソリューション プロジェクトを作成する」および「パブリッシュ済みのソリューション プロジェクトを編集する」をご覧ください。
ソリューション プロジェクトの構築が完了したら、パブリッシュして新しいソリューション パッケージを取得し、必要なときにデプロイできるようにすることができます。
パッケージのデプロイ履歴を監視できるようになりました。この機能にアクセスするには、[デプロイ] タブに移動し、3 点リーダー メニューのボタンから該当する操作を選択します。[デプロイの履歴] を選択すると、そのパッケージに対して実行されたすべての操作とその詳細 (バージョン、ステータス、作成者など) が表示されます。
さらに、プロジェクトに変更を加えるときに、プロジェクトのパブリッシュ履歴を監視できるようになりました。プロジェクトの編集中は、[ソリューション ビルダー] の右上隅に [パブリッシュ履歴] ボタンが表示されます。このボタンを選択すると、タイムスタンプや作成者など、プロジェクトの各バージョンの詳細が記載されたパネルが表示されます。また、各バージョンをダウンロードするオプションもあります。