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Robot ガイド

最終更新日時 2024年12月18日

テクノロジの比較

環境、オートメーションの種類、使用するアプリケーションに応じて、利用可能な 2 つの PiP テクノロジのいずれかを選択できます。

PiP - 子セッションは、ハードウェア イベントや画像ベースのオートメーションを使用する複雑なオートメーションに最適です。一方で、PiP - 仮想デスクトップは、プロセスの開始時間を短縮し、より多くの Windows オペレーティング システムで実行できます。

使用する環境とオートメーションがどちらの PiP テクノロジにも対応している場合は、より高速かつオートメーションの開始に使用するリソースが少ない PiP - 仮想デスクトップが推奨されます。また、PiP - 子セッション インスタンスを 1 日中開いたままにすると、オートメーション開始時に同様のパフォーマンスを得られます。

主な違いを以下に示します。

セッション認証および VPN との相互運用性

シナリオ

PiP - 子セッション

PiP - 仮想デスクトップ

通常のパスワード認証

利用可能

利用可能

PIN 認証

利用可能1

利用可能

スマート カード認証

利用可能1

利用可能

VPN 構成

利用可能2

利用可能

1 PiP セッションの初回生成時にのみ機能します。その後は、マシンを次に再起動するまで、PiP セッションを認証するにはユーザー名とパスワードが必要になります。
2 PiP - 子セッションが VPN でどのように動作するかの詳細については、こちらをご覧ください。

UI Automation との相互運用性

シナリオ

PiP - 子セッション

PiP - 仮想デスクトップ

Edge/Chrome ブラウザー オートメーション

利用可能

利用可能1

ハードウェア イベントの UI Automation

利用可能

利用できません。

画像ベースのオートメーション

利用可能

利用できません。

1 PiP - 仮想デスクトップを使用する場合、Edge/Chrome ブラウザーの操作の自動化には v22.4 以降の UI Automation アクティビティが必要です。

アプリケーションと連携の使用

シナリオ

PiP - 子セッション

PiP - 仮想デスクトップ

Microsoft Office Suite

利用可能

利用可能

その他の UiPath Activities/Integrations

利用可能

利用可能

サポートされているオペレーティング システムと仮想化

OS

PiP - 子セッション

PiP - 仮想デスクトップ

Windows 8/10/11 - Home Edition

利用できません。

利用可能

Windows 8/10/11 - Pro/Enterprise Edition

利用可能

利用可能

Windows Server 2012/2016/2019/2022

利用できません。

利用可能

Mac OS X

利用できません。

利用できません。

リモート デスクトップ

利用可能

利用可能

App-V

利用できません。

利用可能

その他

シナリオ

PiP - 子セッション

PiP - 仮想デスクトップ

実行可能ファイルを管理者として実行する機能

利用できません。

利用可能

実行の記録またはスクリーンショットの作成

利用可能

利用できません。

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