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2022.10.0
Insights の新リリースについてお知らせします。
v2022.10 の主な新機能は次のとおりです。 新しいテンプレートを 2 つ追加しました。 Orchestrator で権限があるフォルダーについて、フォルダー別にユーザーによるデータへのアクセスを制限できるようになりました。 オートメーション プログラムについて数値化できるメトリックを既存のテンプレートに追加しました。 スクリプトを使用してインストールの手順を簡略化しました。 モデル化された履歴データを外部ツールのダッシュボードにエクスポートして分析できるようになりました。
Cloud Insights を既に試された場合は、上記の更新にお気づきかもしれません。
Power BI や Tableau などの独自のレポート ツールを使用して、Insights の外でも自動化の効果を測定・追跡できるようになりました。Insights の履歴データにはジョブ、キュー、ロボット ログ、プロセスの手動処理値、キューの手動処理値が含まれており、これらのデータをお使いのビジネス データに追加できます。データのエクスポートには SQL Server Integration Service (SSIS) パッケージを使用するため、このパッケージをお使いの環境にデプロイして構成する必要があります。
キューを介したトランザクションに基づいて ROI を計算できるテンプレートを追加しました。
詳しくは、「ビジネス ROI (キュー)」をご覧ください。
[有人オートメーションのレポート] テンプレートを追加しました。ロボット労働力や有人 RPA の使用状況の概要を確認できます。各メトリックについて詳しくは、Insights のプロダクト チームによるブログをご覧ください。
Linux 環境と Windows 環境を準備する初期手順をカバーする 2 つのスクリプトを追加し、Insights のインストール時間を短縮しました。
テナント レベルの設定を有効化することで、Orchestrator でアクセス権を持つフォルダーに基づいて Insights ユーザーがアクセスできるデータを制限できるようになりました。この機能によって、ユーザーが自身に関連するデータのみを閲覧できるように設定できます。
Orchestrator のフォルダーの権限に基づくデータ制限を適用する手順について詳しくは、「フォルダーの権限」をご覧ください。
[ジョブ] Measure に [合計中断時間 (秒)] を追加しました。このため長期実行のワークフローを分析できるようになりました。この Measure を使用して [ジョブの実行時間 (秒)] から中断ステートで費やされた時間を差し引くことで、長期実行のジョブでロボットが使用された正確な時間を示すジョブの合計実行時間を測定・分析できます。
また、[保留中の時間 (秒)] に、ジョブが [再開] ステートと [進行中] ステートの間に費やす時間が含まれるようになりました。
長期実行のワークフローをサポートするため、ジョブが中断ステートに留まっていた時間が [ビジネス ROI] テンプレートで差し引かれるようになりました。これはダッシュボード上のすべてのビジュアライゼーションに反映されます。
ロボット ログの生のメッセージは v2023.4 のリリースより非推奨となり、サポートされなくなります。詳しくは、Insights の非推奨化のタイムラインをご覧ください。
Azure App Service で PaaS としてインストールした Orchestrator に接続された Insights インストールの、デプロイ構成がサポートされるようになりました。Insights の機能は、Azure App Service に Orchestrator をインストールする Orchestrator スクリプトを実行する際に、パラメーターとして有効化できます。
-insightsFeatureEnabled
パラメーターについての記載をご確認ください。Insights の大規模なテストを行い、データの取り込み、バックグラウンド プロセス、ダッシュボードの読み込み時間に関するメトリックを測定しました。パフォーマンスとスケーラビリティをこちらから確認できます。
非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。