Automation Cloud (公共部門向け)

Automation Cloud の公的機関について

このページでは、Automation Cloud のパブリックセクターが公的機関の組織のニーズにどのように応えるかについての概要を説明します。 FedRAMPコンプライアンス、採用しているセキュリティ対策、プラットフォーム内で出荷される製品などの側面について詳しく説明します。

概要

公的機関向け Automation Cloud は、米国の公的機関組織が持つ特定の要件に合わせて調整された、クラウドベースのエンタープライズ SaaS ソリューションです。当社のプラットフォームを使用すると、すべての自動化作業とリソースを 1 か所で管理できます。スムーズなスタートアップエクスペリエンス、合理化されたコラボレーション、簡単なスケーラビリティ、新機能への即時アクセスを提供するように設計されています。

公的機関の組織には、堅牢で安全で準拠したソフトウェアソリューションを必要とする特定の要件があります。これらの組織は、市民の記録から金融取引まで、膨大な量の機密データを処理し、データのセキュリティとプライバシーを最優先事項としています。

UiPath Automation Cloud for Public Sector は FedRAMP (モデレート) に準拠しており、連邦リスクおよび権限管理プログラムによって義務付けられている厳格なセキュリティ管理に準拠していることが確認されます。

主なメリット

データ暗号化: FedRAMP コンプライアンスを実現するために、保存データと転送中のデータに FIPS 140-2 検証済みの暗号化を採用し、最高レベルのデータ保護を保証します。
TLS プロトコル: 当社のソフトウェアは、TLS 1.2以降を利用してデータ送信を保護し、転送中の情報の機密性を保証します。
統合保証: 当社のプラットフォームと統合されたサードパーティサービスは、同等のFedRAMP認定を維持しています。
アクセス制御: UiPath のバックエンドへのアクセスは、米国の永住者および米国内に居住する市民のみに制限されており、データのセキュリティが強化されています。
セキュリティで保護されたイメージ: 当社のサービスは、すべてのコンポーネントに安全なイメージを利用して、脆弱性を排除し、セキュリティを強化します。

製品提供

公的機関向け Automation Cloud™ は、プロセスの自動化、コラボレーションの強化、運用効率の向上を目的として設計されたさまざまな製品で構成されています。

Action Center:

UiPath Action Center は、オートメーションワークフローで人間の介入を必要とする例外、エラー、または判断の管理と解決を支援するために設計されたツールです。これは、これらの例外を処理するための中央インターフェイスを提供し、人間のワーカーが自動化されたプロセスを確実に正常に完了するために、必要に応じてレビュー、決定、およびアクションを実行できるようにします。

パブリックセクター向けの Action Center のドキュメントをご覧ください。
AI Computer Vision:

UiPath AI Computer Vision は、マシンラーニングに基づく手法です。コンピューター画面上のすべての UI 要素を視覚的に識別し、それらを UiPath Robot で操作することで、人間の操作をシミュレートします。アプリケーションの基になるプロパティは必要なく、使用しませんが、さまざまな画面要素の側面と関係のみが必要です。

公的機関向けの AI Computer Vision のドキュメントをご覧ください。
Apps:

UiPath Apps は、ユーザーエクスペリエンスに優れたエンタープライズレベルのカスタムアプリケーションを構築・共有できる、ローコードアプリケーション開発プラットフォームです。 Apps を使用すると、オートメーションの機能を活用してカスタムビジネスアプリケーションをすばやく構築し、その基盤になるクラウドやオンプレミスのシステムのデータに接続できます。

公的機関向けの Apps ドキュメントをご覧ください。
Automation Hub:

UiPath Automation Hub は、業務プロセスの識別や自動化案件の管理を共同的に行うことができ、プロセスリポジトリとしての機能も持つツールです。RPA に関心を持つ人々が集まるコミュニティを構築して、組織全体での RPA の導入を促進することを目的としています。

公的機関向けの Automation Hub のドキュメントをご覧ください。
Automation Ops:

UiPath Automation Ops は、ユーザープロファイルに基づいてガバナンスポリシーを管理および実装したり、組織で利用可能なフィードを管理したりできるツールです。

公的機関向けの Automation Ops のドキュメントをご覧ください。
Data Service:

UiPath Data Service は、オートメーションプロジェクトにおいて、コードの要らないデータモデリングやストレージを可能にする永続データストレージサービスです。

公的機関向けの Data Service のドキュメントをご覧ください。
Document Understanding:

UiPath Document Understanding は、事前定義されたソリューションを使用して、一般的なドキュメントの種類からデータを抽出および分類します。事前トレーニング済みのモデルを利用して、標準ドキュメントから情報を簡単に取得できます。

公的機関向けの Document Understanding のドキュメントをご覧ください。
Insights:

UiPath Insights は、プラットフォームとしてサービスを提供するツールです。利用可能なビジネスメトリックや、オートメーションやロボットのパフォーマンスに関する運用上の洞察を組み合わせて、データのモデリングや分析を行うことができます。

公的機関向けの Insights のドキュメントをご覧ください。
Integration Service:

UiPath Integration Service は、認可と認証を標準化することでサードパーティアプリケーションを容易に自動化できる UiPath Platform のコンポーネントです。API 接続の管理に役立つほか、SaaS プラットフォームとすばやく連携することも可能になります。事前構築済みの API を使用することで、自動化するサードパーティアプリケーションを問わず、UiPath Studio でのオートメーションプロジェクトの開発が簡素化され、一貫性が向上します。

公的機関向けの Integration Service のドキュメントをご覧ください。
Orchestrator:

UiPath Orchestrator は、オートメーションプロセスとロボットのデプロイ、監視、ガバナンスを効率化するツールで、これらのプロセスを要件に応じて柔軟にスケジュール設定してトリガーできます。また、ビジネスプロセスの自動化でよく使用されるトランザクションデータの管理もサポートします。

公的機関向けの Orchestrator のドキュメントをご覧ください。
Process Mining:

UiPath Process Mining は、IT システムのデータを視覚的な対話型ダッシュボードに変換するプロセスマイニングソリューションです。既存価値の低下、ボトルネック、逸脱などを検出するとともに、根本原因を究明して、考えられるリスクを把握することができます。時間の経過とともにビジネスプロセスを改善するためのリアルタイムの貴重な洞察を提供します。

公的機関向けの Process Mining のドキュメントをご覧ください。
Task Mining:

UiPath Task Mining を使用すると、チームのデスクトップで進行中のプロセスに関する洞察が得られ、自動化やプロセスを改善できる可能性のある領域が明らかになります。このツールは、各ユーザーアクションのデスクトップデータを記録し、AI を使用して分析することで、自動化のアイデアを特定するための有用な洞察を提供します。

パブリックセクター向けの Task Mining のドキュメントをご覧ください。
Test Manager:

UiPath Test Manager は、エンタープライズテスト用のテスト管理ツールです。エコシステムに統合され、ServiceNow、SAP Solution Manager、Jira、Azure DevOps のいずれを使用しているかに関係なく、ユーザーの働き方に適応します。

公的機関向けの Test Manager のドキュメントをご覧ください。