UiPath.Excel.Activities.Business.ExcelApplicationCard
オートメーションで使用する Excel ファイルを選択し、StudioX と Excel を連携しましょう。その際、プロジェクト内のすべてのアクティビティでファイルのデータを使用できるようにします。カードを追加すると、アクティビティを設定するときに、StudioX からファイルのデータを直接選択できます。また、ファイルに対して実行する他の Excel アクティビティを追加するコンテナーとしても機能します。
作業する Excel ファイルがオートメーションの設計時に存在しない場合は (ワークフローの実行中にファイルがダウンロードされる場合など)、類似した書式設定を持つ既存の Excel ファイルをデザイン時に使用するために追加で定義し、オートメーションのアクティビティを設定できます。
注:
StudioX では現在、拡張子が .xlsx および .xlsm のファイルのみサポートしています。
V2019.12 より前のバージョンの StudioX では、大きな Excel ファイルを選択すると、そのファイルを使用するアクティビティを設定する際にパフォーマンス上の問題が発生し、StudioX が応答を停止する場合があります。
このアクティビティの使い方については、以下をご覧ください。
アクティビティの本体
- Browse for an Excel file - Click
next to the field, and then browse to and select a file with the .xlsx extension.
If you need to work with a file with a dynamic name, such as a file downloaded daily under a different name that includes the date, you can provide the file path using one of the options in themenu on the right side of the field. For example, select a cell in the Excel Workspace where the file path can be extracted daily using the provided formulas, or select Ask when run to enter the path to the file when executing the project. In this situation, you must also indicate an additional existing file to use for configuring the activities in the automation by selecting Use design time file.
- 後で参照する名前 - オートメーション プロジェクトのアクティビティで後でファイルを参照するときに使用する名前を入力します。
- デザイン時ファイルを使用 - デザイン時に別のファイルを使用する必要がある場合は、このオプションを選択し、コンピューター上にある、自動化するファイルと似た書式設定を持つファイルを指定します。オートメーションで使用するファイルに関する選択内容が、[Excel ファイルを参照] で定義したように、[実行時に確認] または動的パスである (既存の Excel ファイルへのパスではない) 場合にのみ、デザイン時ファイルはオートメーションで利用可能です。
プロパティ
共通
- [示名 - デザイナー パネルに表示される、アクティビティの名前です。
ファイル (File)
- 編集用パスワード - ファイルがパスワードで保護されている場合に、Excel ブックの編集に必要なパスワードです。
- パスワード - ファイルがパスワードで保護されている場合に、Excel ブックを開くのに必要なパスワードです。
- ブック パス - Excel ファイルへのパスです。ファイルが存在せず、[新しいファイルを作成] オプションを選択する場合は、StudioX によってファイルが作成されます。
その他
- プライベート - 選択すると、アクティビティで使用したデータが StudioX のログに記録されなくなります。
オプション
- 自動保存 - アクティビティによって変更が発生するたびにブックを保存します。無効化した場合は、プロジェクトの実行が完了した時点でのみ変更が保存されます。既定では、このオプションが選択されています。
- 新しいファイルの作成 - 選択すると、指定したパスにブックが見つからない場合に、新しい Excel ブックが [ブック パス] プロパティ フィールドに指定された名前で作成されます。選択されておらず、ブックが指定したパスで見つからない場合には、エラー メッセージが表示されます。既定では、このオプションが選択されています。
- 読み取り専用 - 選択すると、指定したブックが読み取り専用モードで開きます。このチェック ボックスをオンにすると、編集のためにロックされていたり、編集用パスワードが設定されていたりする Excel ファイルでも、データ抽出操作を実行できます。既定では、このオプションは選択されていません。
- 可視 - 選択すると、Excel ファイルに対してアクションを実行するときに、ファイルがフォアグラウンドで開きます。選択しない場合は、すべての操作がバックグラウンドで実行されます。既定では、このオプションが選択されています。
2 年前に更新