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UiPath StudioX

UiPath StudioX ガイド

オートメーションの基礎情報

Excel ワークスペース

Excel ワークスペースは、スクラッチパッドとして使用できる Excel ブックです。これはオートメーションで操作するブックとは別のファイルで、数式を保存し Excel データを操作するための場所です。Excel ワークスペースは、プロジェクトの作成時に定義し、後で必要に応じて、StudioX リボン メニューの [ワークスペースを構成] ボタンをクリックすることで編集できます。既定では、StudioX によってプロジェクト フォルダーに作成される Excel_Workspace.xlsx ファイルが Excel ワークスペースです。

作業を開始しやすいように、Excel ワークスペースには、事前定義の一般的な数式が用意されているので、これらを使用してすぐに作業を開始できます。これらの数式は、適用先分野に基づいて、次のようにいくつかのシートに分かれています。

  • 日付 - 今日の日付、先週と先月からの経過日数、今月の最初と最後の営業日のそれぞれを返す数式、日付形式の数式、ロケールに依存しない方法でテキストを日付に変換する数式。
  • テキスト - テキストからスペースを削除する数式、文字数を返す数式、大文字小文字を変換する数式、フル ネームを姓と名に分ける数式、テキストを置換する数式、テキストが見つかったかどうか確認する数式、テキストの大きなブロックから特定のデータを抽出する数式。
  • 数値 - 整数または小数点以下 2 桁に四捨五入する数式、ロケールに依存しない方法でテキストを数値に変換する数式。
  • ファイル - ファイル名またはファイル パスを分離し、拡張子を除いたファイル名を取得する数式。ファイル拡張子を取得する数式、フォルダーのパスを取得する数式。

プロジェクトを作成した後で Excel ワークスペースを開き、プロジェクト全体を参照して、使用可能なすべての数式を確認します。

共通シナリオ

共通するタスクのオートメーションを迅速に構築するために、StudioX では、追加済みのアクティビティに基づいて、プロジェクトに追加することが推奨されるアクティビティが提案されます。デザイナー パネルで plus_iconplus_icon アイコンをクリックすると、[アクティビティを追加] 検索ボックスが表示され、[共通シナリオ] セクションのリストの先頭から提案が示されます。ワークフローに共通シナリオを追加するには、そのシナリオをクリックします。

共通シナリオは、単一のアクティビティの場合もあれば、論理的な順序でまとめられた複数のアクティビティである場合もあります。共通シナリオをオートメーションに追加した後は、各アクティビティに必要なデータを選択するだけです。

共通シナリオは状況に応じて変化するので、実際に追加する場所に応じて提案内容が変わります。たとえば、空の Excel ファイル カード内の plus_iconplus_icon をクリックした場合、表示される共通シナリオは、[テーブルまたは範囲を反復処理] のような Excel タスクに関連するものになります。

アクティビティ

アクティビティはオートメーション プロジェクトの基本的な構成ブロックであり、それぞれが、StudioX で自動化できる 1 つ以上の手動タスクを表しています。関連するアクティビティを相互接続したシーケンスが、1 つのオートメーション プロジェクトを形成します。繰り返しプロセスの自動化を検討する場合は、まずそのプロセスを個別の手動ステップに分解したうえで、それぞれのステップを自動化するアクティビティを StudioX で特定する必要があります。

例として、次のワークフローを自動化することを検討します。

  1. スプレッドシートを開きます。
  2. ビジネス アプリケーションを開きます。
  3. スプレッドシートのセルからデータをコピーします。
  4. コピーしたデータをビジネス アプリケーションのフィールドに貼り付けます。
  5. アプリケーションのボタンをクリックしてデータを送信します。

このプロセスを自動化するプロジェクトを StudioX で作成する場合は以下のアクティビティを使用します。

  1. [Excel ファイル カード] で、使用するスプレッドシートを StudioX に指示します。
  2. [アプリケーション カード] で、使用するアプリケーションを StudioX に指示します。
  3. [文字を入力] で、ビジネス アプリケーションでデータのコピー先とするフィールドと、データのコピー元のセルを選択します。
  4. [クリック] で、アプリケーションでデータ送信のためにクリックするボタンを StudioX に指示します。

手動タスクと StudioX のアクティビティに、必ず 1 対 1 の対応関係が存在するわけではありません。この例でもわかるように、[文字を入力] アクティビティは、コピー対象とするテキストのコピー元とコピー先の両方を示すために使用しているので、2 つの手動タスクに対応しています。

カード

カードは、特定のアプリケーションで使用できる特別な種類のアクティビティであり、次の 2 つの目的で機能します。

  • カードを使用すると StudioX がアプリケーションと連携でき、オートメーション プロジェクトを構築しているユーザーが StudioX から直接アプリケーションのデータにアクセスできるようになります。カードの範囲を定義すると、カードの内部と外部の両方で、オートメーション プロジェクトのアクティビティからそのカードのデータを使用できます。たとえば、Excel アクティビティを構成する場合、Excel ファイル カードに追加したブックにある個別のセル、範囲、またはシートを、StudioX から直接選択できます。また、StudioX で Excel ファイルを自動的に開くことができるので、使用するデータを直接 Excel で選択するだけでもかまいません。
  • そのアプリケーションで実行するアクティビティのコンテナーとして機能します。サポート対象アプリケーションのいずれかで実行するタスクのオートメーションを作成する場合は、まずデザイナー パネルにカードを追加します。これで、実行するアクティビティをそのカードに追加できるようになります。たとえば、Excel ファイルで実行するタスクを自動化するには、まず Excel ファイル カードを追加します。メール アカウントからのメッセージによって実行するタスクの場合は、まず Outlook アカウント カードを追加します。複数の Excel ファイルまたは Outlook アカウントで実行するタスクを扱うオートメーションの場合は、それらのファイルごとまたはアカウントごとに 1 枚のカードを追加し、対応するアクティビティを各カードにグループ化します。

StudioX では次のカードを使用できます。

アクティビティの構成

アクティビティはデータを入力として受信し、それを実行に使用したうえで出力データを生成できます。
One or more fields in the body of each activity enable you to configure the key activity properties. For advanced configuration, you can select an activity and use the additional fields in the Properties panel. To select the data to use for a field, either in the body of the activity or in the Properties panel, click plus buttonplus button available on the right side of most fields. A menu appears with options that are relevant in the context of that field, activity, and parent activity. Depending on the context, the menu contains a subset of the following options:

  • プロジェクトでカードに追加したアプリケーションにあるデータ。以下に例を挙げます。
    • Excel - プロジェクトに定義した Excel ワークスペースにあるデータ、および Excel ファイル カードに追加した任意の Excel ファイルにあるデータ。[Excel 内で示す] を選択し、Excel でブックを開いてそこで指定するか、名前付きセル、名前付き範囲、テーブル、ファイルのシートなどの使用可能なオプションを使用して StudioX から直接選択するか、[カスタム入力] を選択してシート名、テーブル名、セルのアドレス、または範囲のアドレスを手動で入力できます。
    • [Outlook] - Outlook アカウント カードに追加した任意のアカウントのデータ。Outlook で選択したメッセージにあるデータを使用するか、StudioX から直接 Outlook のフォルダーを選択できます。
  • テキスト - 組み込みのテキスト ビルダーでテキストを入力します。テキスト ビルダーで plus buttonplus button をクリックすることで、追加したカードにあるデータや後で使用するために保存した値とテキストを結合できます。
  • - 数値を入力します。
  • 条件ビルダー - 条件を満たすかどうかに基づいて実行するアクティビティを判断する場合に使用される条件ステートメントを追加します。たとえば、[条件分岐 (if)] アクティビティには条件フィールドが含まれ、その条件を満たすと一連のアクティビティが実行され、必要に応じて、条件を満たさない場合は他の一連のアクティビティが実行されます。
    2 つの値を選択し、利用可能な演算子 ([次の値より大きい]、[次の値以上]、[次の値より小さい]、[次の値以下]、[次の値と等しい]、[次の値と等しくない]、[空である]、[空ではない]、[true である]、[false である]、[次の値で始まる]、[次の値で終わる]、[次の値を含む]、[数字である]、[数字でない]) を 1 つ使用してその 2 つの値を比較することによって、条件ステートメントを作成します。
    複数のステートメントを追加し、条件を満たすにはすべてのステートメントが true である必要があるか、任意のステートメントが true であればよいかを選択できます。
  • 後で使用するために保存 - オートメーションの後工程で使用できるように出力を保存し、プロジェクトでそれを参照するための名前を入力します。保存した値は、別のアクティビティで入力として使用できます。
  • 保存された値を使用 - プロジェクトの後工程で使用できるように保存した別のアクティビティの出力を、現在のフィールドの入力として使用します。
  • 保存された値の名前を変更 - 後で使用するために保存した値の名前を変更します。
  • 値をクリア - 現在のフィールドの選択をクリアします。
  • 実行時に確認 - プロジェクトの実行時に値の入力を求めます。アクティビティ内で、テキスト、数値、または Boolean 値 (True/False) を入力できるフィールドに使用できます。
  • 詳細エディターを開く - 上級ユーザーは VB の式を入力できます。

アクティビティを正しく構成していないと (フィールドのデータが欠落している場合や、フィールドに入力したデータが有効ではない場合など)、そのアクティビティとその親アクティビティ (存在する場合) の右上隅に activity warningactivity warning アイコンが表示されます。このアイコンにカーソルを合わせると、検出された問題の内容と修正のために必要な処理に関する情報を示したツールチップが表示されます。

項目の反復処理

反復処理とは、コレクションの項目ごとに、オートメーション プロジェクトにある 1 つ以上のアクティビティを繰り返すことを指します。StudioX には、項目を反復処理できるようにする、以下の「繰り返し (コレクションの各要素)」系アクティビティが用意されています。

繰り返し範囲の中で現在の項目をアクティビティの入力として指定すると、指定したコレクションにある項目ごとに、[繰り返し (コレクションの各要素)] に追加したすべてのアクティビティが繰り返されます。現在の項目を指定するには、アクティビティ フィールドで使用できる plus buttonplus button メニューから該当のオプションを選択します。現在の項目のオプションは、アクティビティを追加した [繰り返し (コレクションの各要素)] に応じて、次のように定義されます。

  • Excel の繰り返し (各行) - [CurrentRow] を選択します。アクティビティによっては、使用する列を現在の行から選択することも必要とするものがあります。
  • 繰り返し (メール メッセージ) - [Current Mail] を選択します。アクティビティによっては、使用するフィールドとして、現在のメールの [件名]、[本文]、[Bcc]、[Cc]、[送信先]、[送信元]、または [優先度] を選択することも必要とするものがあります。
  • 繰り返し (フォルダー内の各ファイル) - [現在のファイル] を選択して、使用するファイル プロパティとして、現在のファイルから [サイズ]、[名前]、[フル パス]、[フォルダー]、[最終更新日]、[最終アクセス日]、[作成日]、[読み取り専用]、または [サイズ (KB)] を選択します。

2 年前に更新


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