Studio には、[サービス エディター] ウィンドウを通じて SOAP または REST Web サービスから直接アクティビティを生成するオプションがあります。
指定されたリンクにサービスの定義 (Swagger または WSDL) が含まれている限り、このウィンドウを使用すると、特定の Web サービスのすべてのメソッドまたはエンドポイント (REST または SOAP) を自動的にロードできます。
読み込まれたら、アクティビティを自動的に作成するエンドポイントまたはメソッドを選択します。選択されたすべての項目は、[アクティビティ] パネルの [サービス エディター] ウィンドウで指定した [名前空間] の下に表示されます。
これらのライブラリを .nupkg
ファイルとしてパッケージ化し、Orchestrator またはカスタムの場所にパブリッシュできます。その結果、新しく定義したアクティビティを協力する他の開発者と簡単に共有できます。
新しいサービスの追加
Web サービスからアクティビティを生成するには、次の手順を行います。
- Studio でライブラリを作成します (手順については、「ライブラリについて」ページを参照)。
- [デザイナー] タブで [新しいサービス] をクリックするか、[プロジェクト] パネルで [サービス] を右クリックしてから [新しいサービス] をクリックします。[サービス エディター] ウィンドウが表示されます。

- Swagger または WSDL リソースへのファイル パスまたはリンクを追加して、[読み込み] をクリックします。Web サービスから定義されたすべてのエンドポイントが [サービス エディター] ウィンドウにロードされます。

- [操作を検索します] 検索ボックスに必要なメソッドまたは操作を入力します。以下のような結果が表示されます。Swagger の場合、各エンドポイントにおいて、メソッドが色付きで表示されます。[すべて解除] チェックボックスを使用して、すべてのエンドポイントの選択を解除し、読み込みたいエンドポイントを選択します。名前空間は自動生成されます。これは、新しい名前を入力すれば変更できます。
- [保存] をクリックします。これで、サービスがプロジェクト ツリーと連携するようになります。

- デザイナー パネルで生成したアクティビティを使用するには、[アクティビティ] パネルに移動します。[使用可能] のアクティビティのセクションでサービスの名前空間を検索し、それぞれのアクティビティをパネルにドラッグします。
注:
SOAP サービスについては、SOAP クライアントのみを読み込むことを推奨します (
HttpGet
またはHttpPost
クライアントは読み込みません)。
Swagger サービスについては、サービスがサーバーからの応答を逆シリアル化できない場合、Swagger スキーマを調べ、モデル定義に必須のプロパティがあるかどうかを検索することを推奨します。
サービスを編集するには、[プロジェクト] パネルの [サービス] で該当するサービスを右クリックして、[サービスを編集] を選択します。
プロジェクトがソース管理下にある場合、ライブラリの project.json
ファイルのみをチェックアウトすると、SOAP や REST Web サービスがロードされた .xaml
ファイルで編集サービスオプションが有効化されます。
サービスを追加したり編集したりすると、ライブラリの定義を含む project.json
ファイルとサービスドキュメントに反映されます。project.json
ファイルに webServices
ノードが追加されます。それぞれのサービスは次の要素によって特定されます。

Parameter | Description |
---|---|
namespace | The name of the service provided in the Service Editor window. |
serviceDocument | The path to the .json file containing metadata for the SOAP or Swagger service. The file is used when the service is repaired, and should be versioned as part of the project. |
webDocumentUri | The file path or link to the Swagger or SOAP resource (provided when the service is created in the Service Editor window). |
uniqueReference | A reference needed for versioning the service. |
サービスを修復する
SOAP または REST Web サービスから生成された dll
ファイルは、ソース管理リポジトリにプッシュされません。このため、プロジェクトは、サービスを含むライブラリをチェックアウトした際にデザイナー パネルでアクティビティを解決していません。
これらのアクティビティを修復してサービスの .dll
ファイルを生成するには、[プロジェクト] パネルでサービス ノードを右クリックし、コンテキスト メニューで [サービスを修復] を選択します。

SOAP または REST サービスのメタデータと追加情報は、Studio に読み込まれる各サービスの .json
ファイルに格納されます。読み込まれたサービスに関連する .json
ファイルがない場合は、サービス ノードに関する [修復サービス] コンテキスト メニューのオプションによって、サービス作成時に入力されたドキュメント記述子へのリンクを使用して欠損している .json
ファイルが生成されます。その結果、サービスが最初に生成された際に適用されていたフィルターは、それ以降適用されなくなり、前述のパスまたはリンクにより提供されるすべてのリソースがインポートされます。
「一括更新コマンド ライン パラメーター」ページに記載されている UiPath.Studio.CommandLine.exe
コマンド ライン ユーザー インターフェイスを使用したライブラリのパブリッシュでは、Web サービスは考慮されていません。
注:
SOAP または REST サービスから生成されたアクティビティは、Studio ではローカライズできません。
Web サービスで生成されるアクティビティをループ内で複数回呼び出すには、メイン ライブラリ ファイルから別のワークフローを作成し、その中でサービス メソッドを呼び出します。さらに、メイン ワークフローの[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティ内で[ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティを使用して、先ほど作成したワークフローを呼び出します。
Web サービスから生成されたアクティビティの詳細については、このページをご覧ください。
3 年前に更新