Release date: June 7th 2021
注
SAP Order-to-Cash Connector for AppOne 21.4.0 を使用するには、v2021.4 以上の UiPath Process Mining が必要です。
新機能
自動化の推定値
SAP Order-to-Cash Connector for AppOne に、イベント属性である Event cost
と Event processing time
を追加しました。これらの属性を使用すると、アクティビティごとのイベント コストや処理時間の推定データを保存できます。推定値を入力するには、専用の Automation estimates.csv
ファイルに値を入力し、ワークスペースにアップロードする必要があります。
See Adding Automation Estimates
改良点
重要
SAP Order-to-Cash Connector の名称を、今回のバージョンから SAP Order-to-Cash Connector for AppOne に変更しました。
これに伴い、アプリケーション コードを SAP_O2C_Connector から SAP_O2C_DA_Connector に変更しました。
この変更は、コネクタを呼び出すためにアプリケーション コードを使用して実行するすべてのスクリプトに影響します。このため、スクリプト内のアプリケーション コードを新しいコードで更新する必要があります。
名前の変更
AppOne と使用するためのコネクタであることが分かるように、SAP Order-to-Cash Connector の名称を SAP Order-to-Cash Connector for AppOne に変更しました。
バージョン番号
バージョン番号の表記を変更し、SAP Order-to-Cash Connector for AppOne が公開された Process Mining のバージョンと一致するようにしました。
ドキュメント グラフの名称変更
「3. Event log creation」の「Document graph」フォルダーおよびそのテーブルの名称を、目的が分かりやすいよう「Entity relations」に変更しました。他にこの名前が表示される箇所も、すべて同様に変更されています。
未来の日付のデータの表示
期間フィルターの [No dates after now] オプションが既定でオフになるようにしました。これにより、たとえば予定されている受注のような、未来のデータも表示されます。
SAP Order-to-Cash Connector 1.0.3
Release date: March 23rd 2021
改良点
CDPOS のフィルター処理
CDPOS から読み込まれるレコードの数を制限するために、変更ログのフィルターを追加しました。
通貨換算
通貨の換算に使用される為替レートの種類を、[Connector_settings] テーブルの [Output] フォルダーの「Exchange rate type
」式で指定できるようにしました。
支払いデータの重複を防ぐための修正
支払いを一意に識別できるよう、BSE_CLR
テーブルに入力フィールドとして "INDEX_CLR"
を追加しました。
SAP Order-to-Cash Connector 1.0.2
Release date: January 27th 2021
新機能
ODBC 経由でのデータの読み込み
SAP のデータを、ODBC 接続を経由して読み込めるようになりました。
See Loading data via an ODBC connection
改良点
支払い条件
決済済みの会計書類に加え、未決済の会計書類でも支払い条件の情報が利用できるよう、BSID テーブルから抽出できる属性を 4 つ追加しました。
Nation フィールドのフィルター処理
User_name
と User_address
の結合を調節し、値が null の Nation
フィールドが組み込まれるようにしました。
参照モデル
Order-to-Cash プロセスに標準参照モデルを 2 つ定義しました。1 つはメイン プロセスの実行を表し、もう 1 つは前受/前払金の要求を含むプロセスの実行を表します。
Case owner 属性
cases_base
の出力に、Case owner
属性を追加しました。この属性は AppOne の任意の入力属性です。
ユーザー名の匿名化
SAP Order-to-Cash Connector のデータで、ユーザー名が既定で匿名化されるようになりました。実際のユーザー名が必要な場合は、Events_preprocessing
テーブル内の User
式で定義を変更できます。
10 か月前に更新