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Test Suite ユーザー ガイド
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Last updated 2024年11月11日

テスト結果

Test Manager のテスト結果では、実行されたテスト セットの設計、実行、更新、削除に関する情報が提供されます。

テスト セットの実行を開始すると、Test Manager で以下のプロセスが実行されます。

  1. テスト実行が Test Manager の [テスト結果] セクションに作成されます。これはテスト結果のコンテナーとして機能します。
  2. 実行されたテスト セット内のすべてのテスト ケースに対して、空のテスト ケース ログが生成されます。このログはテスト実行に添付され、関連するテスト結果を保持します。
  3. 実行を続けると、Test Manager によって、各テスト ケース ログに結果と、関連するログ情報が記録されていきます。
注: テスト実行が作成されるたびに、元のテスト セットの関連するテスト ケースすべてに対して、テスト ケース ログが追加されます。つまり、元のテスト セットを更新または削除しても、既存のテスト実行の一貫性が保たれます。

下の図は、Test Manager でテスト セットを実行するプロセスを表したものです。



こうしたフローを採用していることから、テスト セットの実行後にテスト セットまたは関連するテスト ケースにどのような変更を加えたとしても、変更前の実行結果には影響しません。テスト セットを削除した場合でも、すべてのテスト実行について、元の結果が保持されます。

テスト結果を分析する

テスト実行を表示するには、Test Manager で [テスト結果] を開きます。各テストの実行が、テスト実行エントリとしてリストに表示されます。背後でのテスト実行の動作を理解するには、「テスト結果」をご覧ください。



テスト実行を分析することで、以下の操作を行えます。

  • Orchestrator で手動または自動で実行したテストの結果を検索する。
  • テスト実行の進行状況を確認する。
  • ログと添付ファイルを調べる。
  • アプリケーション ライフサイクル管理ツールと連携している場合は、Test Manager から直接、不具合管理システム内に不具合を作成する。

既定では、テスト実行は実行が終了した日付に基づいて並べ替えられます。現在実行中および保留中のテスト実行は、先頭に表示されます。

各テスト実行のステータスは、ステータスごとに割り当てられた次の色によって識別できます。

  • : 成功したテスト ケース
  • : 失敗したテスト ケース
  • : 最終的な結果のないテスト ケース (まだ実行されてはいないが、現在実行中のテスト セットの一部であるものなど)

自動化されたテストの結果

自動化されたテスト実行の結果は、Orchestrator から自動的にインポートされます。自動化されたテストを Test Manager にインポートするには、自動化されたテストが Test Manager プロジェクトのテスト セットに属している必要があるという条件を満たす必要があります。詳細については、自動化されたテストに関する説明をご覧ください。

注: Orchestrator からのテスト実行に、Test Manager の複数のプロジェクトからのテスト ケースの結果が保持されている場合、Test Manager 内ではテスト実行が分割されます。結果は、テスト ケースが存在していたプロジェクトごとに表示されます。

テスト実行結果を使用する

テスト実行の詳細な結果を確認するには [テスト結果] に移動し、エントリをクリックして詳細ビューを開きます。一般的なテスト実行の詳細ビューには、実行開始日時と期間に関する情報およびテスト ケース ログが表示されます。



[報告日] フィルターを使用して、テスト実行のすべての結果に 1 つの日付を設定できます。この機能は、夜間にテストを実行し、一部のテスト ケースが夜 12 時前後に実行される場合に便利です。この機能を使用しないと、レポート内で結果が複数の異なる日付に分かれて表示されます。

[結果] セクションでは、テスト セット内で実行されたすべてのテスト ケースを確認できます。個々のテスト ケースに応じた操作を実行できます。詳細については、「テスト ケース ログ」をご覧ください。



テスト ケース ログ

テスト ケース ログには、各ステップの説明、エラー メッセージ、およびテスト セットの実行中に収集されたスクリーンショットなどの情報が保持されます。テスト ケース ログを開くには、[テスト結果] に移動し、テスト実行を開いてテスト ケースのキーをクリックします。

注: [スクリーンショット] タブは、テスト ケースの実行時にスクリーンショットが作成された場合にのみ使用できます。実行時に Orchestrator でスクリーンショットが作成されるようにするには、テスト ケース実行の成果物権限を確認します。

[テスト ケースを開く] アイコンをクリックすると、テスト ケースの詳細を確認できます。

結果から不具合を作成する

お使いの外部の不具合管理システムを Test Manager と連携している場合、実行ログを含む不具合レポートを外部の不具合管理システムに作成できます。詳しくは、「不具合の同期」をご覧ください。

不具合の同期

アプリケーション ライフサイクル管理ツールとの連携機能の一部として、実行結果を外部ツールに同期できます。実行中に収集された情報 (結果、ログ、タイムスタンプ、その他の詳細など) は、Test Manager と連携したツールに同期されます。

現時点では、不具合の同期のために有効化できる接続は 1 つのプロジェクトにつき 1 つのみである点にご注意ください。

注:
  • 不具合を同期するには、Test Manager でコネクタを設定する必要があります。Test Manager で利用可能なコネクタはこちらをご覧ください。
  • 最初にテスト セットを実行しておく必要があります。

不具合を作成する

不具合を作成するには、[テスト結果] ページでテスト ケースのログにアクセスします。

  1. [テスト結果] に移動します。
  2. テスト結果を開き、テスト ケースのキーをクリックしてログを開きます。
  3. [タスク] をクリックして [不具合を作成] を選択します。


不具合が作成され、外部ツールに同期されます。同期された不具合があるテスト実行結果に移動すれば、不具合を直接ツール (Atlassian Jira など) で開くことができます。



不具合のリンクを解除する

外部ツールから不具合のリンクを解除した場合、ツール内で作成されたエントリは変更されません。Test Manager では、テスト実行結果は外部ツールとリンクされません。

  1. [テスト結果] に移動します。
  2. テスト結果を開いて [タスク] をクリックします。
  3. [不具合のリンクを解除] を選択します。

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