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Test Manager ガイド
カスタム フィールド
link要件、テスト ケース、テスト セットに関するプロジェクト固有のカスタム属性を定義できます。カスタム フィールドをオブジェクトの属性として使用することで、さらに詳細な分類や優先度の管理が可能になります。
サポートされているオブジェクトの種類
link- 要件
- テスト ケース
- テスト セット
カスタム フィールドの条件
link- カスタム フィールドを作成、設定できるのは管理者のみです。
- カスタム フィールドはプロジェクト固有であり、それらのフィールドが定義されたオブジェクトの種類に対してのみ適用されます。
- サードパーティ アプリケーションから同期されるオブジェクトに定義されたカスタム フィールドは、Test Manager に追加されません。たとえば、カスタム フィールドを定義した Jira 要件を同期した場合、そのオブジェクトの Test Manager の [詳細] タブには、エントリが表示されません。
- カスタム フィールドの名前は最大 20 文字で、一意である必要があります。
- カスタム フィールドは既存のオブジェクトや新規に作成されたオブジェクトに適用されます。
- カスタム フィールドを削除しても、既存のオブジェクトには引き続き適用されます。その値は自由形式のテキストに設定され、以前に定義された値は一切保持されません。値を削除すると、カスタム フィールドにアスタリスク記号のフラグが設定されます。
カスタム フィールドを作成する
link- Test Manager にログインしてプロジェクトを開きます。
- [プロジェクト設定] > [カスタム フィールドの定義] タブに移動します。
- [作成] をクリックして、次のように設定します。
- 名前: カスタム フィールドの名前を入力します。
- 説明 (任意): 参考になる説明を入力します。
- オブジェクトの種類: ドロップダウンからオブジェクトの種類を選択します。
- 既定値: オブジェクトに対して既定値として設定される値を入力します。たとえば、
Low
からHigh
のスケールの一部であるMedium
などを入力します。 - 値のヒント: 値を入力し、Enter を押してリストに追加します。任意の種類の値を追加できます。たとえば、優先度を評価する場合は
1
、2
、3
などを指定します。
- [保存] をクリックして確定します。
オブジェクトに適用したカスタム フィールドは、各オブジェクトの [詳細] タブで確認できます。
カスタム フィールドで作業する
カスタム フィールドの有用性を理解するには、リスクの種類を評価し、その判断の根拠となるカスタム フィールドを定義する場合を考えてみるとわかります。そのような場合には、リスクの種類に基づいて特定のオブジェクトを見つけ出し、ラベルを付けることができます。
SAP Change Impact Mining のラベル
SAP Change Impact Mining の実行テンプレートを実行すると、SAP Change Impact Mining のラベルがテスト ケースに自動的に適用されます。トランザクション情報などのラベルは、テスト ケースの [ラベル] セクションで後ほど確認できます。
SAP Change Impact Mining について詳しくは、「SAP Testing Project (SAP テスト プロジェクト)」をご覧ください。
カスタム フィールド アクション
以下に、カスタム フィールドを管理するために実行できるアクションのリストを示します。
操作 |
説明 |
手順 |
---|---|---|
編集 |
カスタム フィールドを設定します。 |
|
削除する |
選択したカスタム フィールドを削除します。 |
|
既定値の変更 |
オブジェクト内のカスタム フィールドの既定値を変更します。 |
|