- Test Cloud の利用を開始する
- Test Cloud の組織を管理する
- Test Cloud を使用する

Test Cloud ユーザー ガイド
このページでは、Test Cloud (公共部門向け) のライセンスについて説明します。
Application Testing ライセンス プランを購入していれば、Test Cloud (公共部門向け) を使用できます。
Application Testing Standard
- App Tester ライセンスおよび App Test Developer ライセンスを使用して、テスト ケースの作成から実行、分析まで、テスト ライフサイクルのほとんどを管理できます。
- App Testing ロボットでテストを実行し、実際の環境でアプリケーションの動作を検証します。
- Autopilot 機能を活用して、テストを生成、保守、最適化します。
- 変更影響分析を使用して、SAP システム全体のテストの機会を発見します。変更影響分析では、提案された変更が SAP システムにどのような影響を与えるかを評価し、リスクを未然に軽減するのに役立ちます。
- ガバナンス、セキュリティ、エンタープライズ規模の機能が得られ、IT 部門でアプリケーション テストの運用を管理できます。
Application Testing Enterprise
- Test Manager Premium Connector にアクセスして、ALM (アプリケーション ライフサイクル管理) ツールとの連携を拡張できます。
- 次のような、業界をリードするガバナンス、セキュリティ、エンタープライズ規模の機能を使用できます。
- 顧客管理のキー: プラットフォーム全体に保存される組織データを、UiPath で管理するキーを使用して暗号化できるほか、組織独自のキーを使用してデータの暗号化を管理できます。
- 外部の資格情報ストア: Orchestrator を設定して外部の資格情報ストアにアクセスできます。必要に応じて、ロボットの資格情報や資格情報のアセットなどの機密データを保存・取得できます。
- エラスティック ロボット オーケストレーション: お使いのロボットを UiPath がクラウド上でスケーリングして管理できるようにすることで、Unattended ロボットを自動的にスケーリングできます。
- Automation Ops の CI/CD 機能: Automation Ops の組み込みパイプライン機能を使用するか、高い柔軟性と制御性を求めてサードパーティの CI/CD システムとシームレスに連携することにより、継続的な連携とデプロイが可能になります。
プランの内訳
次の表で、プラットフォーム レベルでの各ライセンス プランのメリットについて説明します。製品固有のメリットについては、各製品ガイドをご覧ください。
| プランの特典 | Application Testing Standard | Application Testing Enterprise |
|---|---|---|
| テナントの最大数 | 無制限 | 無制限 |
| データ所在地 | 組織とテナントのリージョンをお客様が 1 つ選択 | テナントごとの顧客の選択 |
| SSO とディレクトリとの連携 | はい | はい |
| UiPath のサポートへのアクセス |
UiPath プラチナ サポート |
UiPath プラチナ サポート |
| 標準の監査 | はい | はい |
| 高度な監査 | いいえ | はい |
| 基本的なユーザー管理 | はい | はい |
| アクセス権を確認 | はい | はい |
| カスタム ロール | はい | はい |
| シングル サインオンとプロビジョニング | はい | はい |
| メールの設定 | はい | はい |
| 外部資格情報ストア | いいえ | はい |
| 顧客管理のキー (CMK) | いいえ | はい |
| IP 制限 | はい | はい |
| 独自の LLM サブスクリプションを使用 | いいえ |
いいえ |
| エラスティック ロボット オーケストレーション | いいえ | はい |
| Insights のリアルタイムの監視とアラート機能 |
いいえ | はい |
| Test Manager Premium Connector (UiPath Test Manager Connect 経由) | いいえ
ネイティブ コネクタのみを含む | はい |
| AI Trust Layer なぜ、公共部門向けにはあるのに、企業向けにはないのでしょうか? | はい | はい |
| ユーザー ライセンス | ||
| App Test Developer - Named User | 購入数に応じる (最低 2 ライセンス)。
次が含まれています。
| 購入数に応じる (最低 2 ライセンス)。
次が含まれています。
|
| App Tester - Named User | 購入数に応じる (最低 5 ライセンス)。
次が含まれています。
| 購入数に応じる (最低 5 ライセンス)。
次が含まれています。
|
| ロボットのライセンス | ||
| App Testing Robot App Testing Robot で実行するジョブはすべてテスト ケースの実行になります。 | 購入数に応じる (最低 5 ライセンス) | 購入数に応じる (最低 5 ライセンス) |
| 消費ユニット | ||
| SAP 変更影響分析 - 移送ユニット バンドル | 購入数による (1 つあたり 100 移送ユニットを含むバンドルを最低 10 以上) | 購入数による (1 つあたり 100 移送ユニットを含むバンドルを最低 10 以上) |
| プラットフォーム ユニット | 購入数数に応じる | 購入数数に応じる |
Test Cloud (公共部門向け) にアクセスして使用するには、次のライセンスの種類が必要です。
- ユーザー ライセンス: Test Cloud (公共部門向け) に対するアクセス権を提供するユーザー ライセンスは次のとおりです。
- App Tester - Named User: テストを管理および実行できます。また、アプリケーション テストの実行を可能にする他の自動化されたプロセスを処理できます。
- App Test Developer - Named User: テストを管理および実行できます。また、アプリケーション テストの実行を可能にする他の自動化されたプロセスを処理できます。さらに、Studio Web、Studio STS、または Studio 2025.10 でテスト オートメーションを作成し、アプリを構築できます。
- サービス ライセンス: Test Cloud (公共部門向け) でアプリケーション テストを実行できるサービス ライセンスは、Test Cloud (公共部門向け) でオートメーションを実行できる App Testing Robot ランタイムです。
注: エンタープライズ向けユニファイド プライシング プランの一部としてテスト実行ユニットを購入した場合、App Testing Robot で実行するすべてのジョブがテスト実行ユニットにカウントされます。テスト実行ユニットの数は、組織の [管理] にある [ライセンス] セクションの [消費型] タブで確認できます。
ユーザー ライセンス
- App Tester - Named User
- App Test Developer - Named User
Test Cloud (公共部門向け) で実行できる操作は、ユーザーが保持しているユーザー ライセンスの種類によって決まります。各ライセンスに関連する機能の詳細については、各製品のガイドでユニファイド プライシング ライセンスに関するセクションを参照してください。
ユーザー ライセンスの一般的な情報については、「ユーザー ライセンス」をご覧ください。
サービス ライセンス
Test Cloud (公共部門向け) を使用できるサービス ライセンスは、App Testing Robot ランタイムです。App Testing Robot は、Test Cloud (公共部門向け) でのアプリケーション テスト オートメーションと、非運用環境専用プロセスの実行を可能にする専用のランタイム ライセンスです。
App Testing ロボットを使用してテスト オートメーションを実行する方法について詳しくは、「マシンを管理する」をご覧ください。
サービス ライセンスについて詳しくは、「サービス ライセンス」をご覧ください。
Test Cloud (公共部門向け) の利用を開始するには、以下のライセンス条件を満たす必要があります。
- Test Cloud 固有のユーザー ライセンス (App Tester User または App Test Developer) が割り当てられている。
これらの Named User ライセンスにより、Test Cloud を通じて提供されるサービスにアクセスできます。
- アプリケーション テストを実行するテナントに App Testing Robot ランタイムが割り当てられている。
注: Enterprise プランの一部としてテスト実行ユニットを購入した場合、App Testing Robot でジョブを実行するたびに、そのテスト実行ユニットが消費されます。テスト実行ユニットの数は、組織の [管理] にある [ライセンス] セクションの [消費型] タブで確認できます。