UiPath Assistant for Excel アドイン

UiPath Assistant for Excel アドインを使用すると、ネイティブの Excel アプリケーションで UiPath Assistant の機能を使用できます。これにより、アプリケーションを切り替えることなく、Excel 固有のオートメーションを簡単に実行、管理、設定できます。

前提条件

• Attended ライセンスで Orchestrator に接続されている UiPath Assistant 2023.4.2 以降
• At least one automation with the excelAddin tag or created with the "UiPath Assistant for Excel Process" Studio Template.
• Microsoft Excel 2016 以上、またはオンライン版の Microsoft 365 Excel

注: 現在、UiPath Assistant for Excel アドインは macOS の Excel を、またはオンライン版の Excel の場合は非 Chromium ベースのブラウザーをサポートしていません。

アドインをインストールする

UiPath Assistant for Excel アドインは、Microsoft Store から直接インストールできます。または、マニフェスト ファイルを使用してお使いのマシンに手動で追加したり、環境内の複数のマシンにデプロイしたりできます。

重要: Microsoft Store では、常に UiPath Assistant for Excel アドインの最新バージョンが提供されており、最新バージョンでは古いバージョンの UiPath Assistant との相互運用性が損なわれる可能性があります。このため、Microsoft Store からのアドインのインストールは、Community Edition のユーザーにのみ推奨されます。Enterprise Edition のユーザーの場合は、相互運用性を維持するため、マニフェスト ファイルを使用したアドインのデプロイをお勧めします。

マニフェスト ファイルを使用する

デスクトップ版の Excel

アドインは、「サイドローディング」というプロセスを使用し、マニフェスト ファイルを介して有効化されます。有効化するには、次の手順を実行します。

1. Customer Portal の [製品ダウンロード] セクションからマニフェスト ファイルをダウンロードします。
2. Microsoft のドキュメントに記載されている関連の手順を実行します。
3. Excel で、[挿入] タブに移動し、[個人用アドイン] をクリックします。[共有フォルダー] を選択し、[UiPath] タイルをクリックして、[追加] を選択します。Microsoft Excel のツールバーに [UiPath] という新しいタブが表示されます。
4. [UiPath] タブ -> [オートメーションを検索] を選択して、UiPath Assistant for Excel アドインを表示します。

オンライン版の Excel

1. オンライン版 Excel でスプレッドシートを開き、[挿入] タブに移動します。
2. [アドイン] > マイ アドイン] をクリックします。
3. [マイ アドインをアップロード] をクリックして、マニフェスト ファイルを参照します。

管理者によるデプロイ

1. Customer Portal の [製品ダウンロード] セクションからマニフェスト ファイルをダウンロードします。
2. クラウド デプロイ環境では、Microsoft 365 管理センターを使用して、アドインを組織にデプロイできます。詳しくは、「統合アプリの概要」または「Microsoft 365 管理センターにアドインをデプロイする」をご覧ください。

注: アドインの初回読み込み時には、利用可能な最新バージョンが使用されます。UiPath Assistant との接続が作成されると、アドインのバージョンは Assistant のバージョンと同期されます。

Microsoft Store からインストールする

1. こちらのリンクにアクセスして、[今すぐ入手] を選択します。

注:

ダウンロードを完了するには、Microsoft Store にサインインしている必要があります。

または、Excel アプリケーションの [アドインを入手] セクションから直接 UiPath Assistant for Excel アドインを追加することもできます。

次の手順で行います。

1. Microsoft Excel (デスクトップ版とオンライン版の両方) でスプレッドシートを開き、[挿入] タブに移動します。
2. [アドインを入手] をクリックし、検索ボックスに ID「WA200005457」を入力して、[追加] をクリックします。

ログインする

UiPath Assistant for Excel アドインを初めて開いたときに Assistant が実行されていない場合は、起動するように求めるメッセージが表示されます。

If you are not logged in the UiPath Assistant, or if no automations are available, make sure you are connected to Orchestrator with a valid attended license, and you have at least one automation that has the excelAddin tag deployed for your account.

テンプレートを使用してオートメーションを作成する

To create an automation for the UiPath Assistant for Excel, use the dedicated Studio template with the same name. This template features the excelAddin tag and two input arguments (in_FilePath and in_Selection) that populate at runtime, making it easier to pass data between Excel and the automation. Since these automations have the excelAddin tag, they are automatically added to the UiPath Assistant for Excel add-in once published.

また、独自のオートメーションを作成し、それらのオートメーションに excelAddin タグが付けられるようにすることもできます。それらの入力引数のいずれかを利用するには、ワークフロー内で作成/使用する必要があります。

入力引数 in_FilePath と in_Selection がアドイン用に作成されたオートメーションに存在すると、それらの引数が以下として自動的に入力されます。

• in_FilePath (String) - represents the file path from which the add-in is starts the process.
• in_Selection (String) - represents the cell/cells selected when the process is starting.

The in_Selection variable uses the [Sheet]![Range] schema, meaning that if you need to use different selections for different sheets, you can create separate variables to be used as values for each sheet or range.

注: さらに選択が必要な場合は、追加の入力引数、新しい範囲の変数、および新しいシートの変数 (異なるシートで選択する場合) を作成します。その後、Parse Excel selection ワークフローをメイン シーケンス内にドラッグ アンド ドロップして、新たに作成した引数と変数をインポートできます。