robot
2022.10
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Robot ガイド

最終更新日時 2024年12月4日

設定フィールド

Robot JavaScript SDK の [設定] プロパティを使用すると、ブラウザー アドオンの設定をカスタマイズし、制御を向上させることができます。

class Settings {
  portNumber: number;
  pollTimeInterval: number;
  disableTelemetry: boolean;
  appOrigin: string;
}class Settings {
  portNumber: number;
  pollTimeInterval: number;
  disableTelemetry: boolean;
  appOrigin: string;
}
属性説明
portNumberバックエンド サービスを実行するカスタム ポートを構成できます。既定のポート番号は 2323 です。これは、Enterprise Edition のインストールでのみ利用可能です。
pollTimeIntervalRobot JavaScript SDK が Web ページからのプロセスの実行を追跡する時間をミリ秒単位で指定できます。既定値は、250 ミリ秒です。この値は、Web ブラウザーからのポーリング間隔を決定します。
disableTelemetryテレメトリ フラグを無効化できます。既定値は false です。
appOriginSDK を使用するアプリケーションを指定できます。既定値は、window.location.origin クラスから取得されます。
const robot = UiPathRobot.init();
robot.settings.portNumber = 1234;
robot.settings.pollTimeInterval = 1000; 
robot.settings.disableTelemetry = true; 
robot.settings.appOrigin = 'MyApp';const robot = UiPathRobot.init();
robot.settings.portNumber = 1234;
robot.settings.pollTimeInterval = 1000; 
robot.settings.disableTelemetry = true; 
robot.settings.appOrigin = 'MyApp';

アドオンの設定

アドオン設定を変更するには、Robot アドオン フォルダー内に RobotJSAddOn.config という名前の構成ファイルを作成する必要があります。以下のようになります。

C:\ProgramData\UiPath\Robot JS Add-on\RobotJSAddOn.config

構成ファイルには、以下が含まれている必要があります。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<appSettings>
    <add key="ListenerPort" value="2323" />
    <add key="PortDiscoveryServiceEndpoint" value="http://127.0.0.1:2323" />
    <add key="TokenExpiryInDays" value="30" />
    <add key="AuthenticationProtocol" value="Custom" />
</appSettings><?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<appSettings>
    <add key="ListenerPort" value="2323" />
    <add key="PortDiscoveryServiceEndpoint" value="http://127.0.0.1:2323" />
    <add key="TokenExpiryInDays" value="30" />
    <add key="AuthenticationProtocol" value="Custom" />
</appSettings>

属性

説明

ListenerPort

UiPath.RobotJS.ServiceHost.exe は設定されたポートで HttpListener を開始します。そのシステム上でアクティブなユーザー セッションからの他のローカル リスナーに関する情報を含みます。ここでのポート値は、SDK の設定で設定した値と一致する必要がある点にご注意ください。

PortDiscoveryServiceEndpoint

UiPath.RobotJS.UserHost.exe はランダムなポートで HttpListener を開始し、UiPath.RobotJS.ServiceHost.exe プロセスからリスナーが実行されている場合は登録します。ユーザー セッションで実行されているローカル リスナーは、UiPath.RobotJS.ServiceHost.exe からの HttpListener が実行されているポートとエンドポイントを認識する必要があります。

TokenExpiryInDays

新しいドメインからの要求には、Web アプリケーションから UiPath® Robots のアクセスを許可するためのユーザーの同意が必要です。この同意は、この設定で指定されている日数の間有効です。

AuthenticationProtocol

HttpListener インスタンスは、インスタンス間の通信に暗号化されたユーザー情報を使用します。既定では、ロボットの要求に関するユーザー情報の決定には UiPath のカスタム暗号化が使用されます。この値を ““ に変更すると、Windows が提供する NTLM 認証を使用します。NTLM 認証を使用するように設定を変更した場合は、要求と一緒に Windows ユーザー名が送信されるよう、ブラウザーの設定も変更する必要があります。これは、次の手順で行います。
  • Internet Explorer > [ツール] > [インターネット オプション] > [セキュリティ] タブ > [ローカル イントラネット] または [信頼済みサイト] にアクセスします。
  • [サイト] ボタンをクリックして、サイト オプションを編集します。
  • [詳細設定] をクリックしてゾーンの URL のリストを編集します。
  • URL のリストに http://127.0.0.1 を追加し、NTLM 認証を有効化します。

既定のオーバーレイ

新しいドメインから要求が発生したときに表示される同意画面をカスタマイズできます。現在、Robot JavaScript SDK には以下の 2 つの画面が含まれます。

同意プロンプト
consent-prompt オーバーレイは、新しいドメインから UiPath® Assistant へのアクセス要求が発生した場合に表示されます。


コンポーネントの不足
missing-components オーバーレイは、必要なアドオンがローカル マシンに存在しない場合に表示されます。


オーバーレイ メッセージは以下に示すように設定できます。

// Consent code will be written to the console instead of showing default overlay
// Error logged to console when required components are missing insread of showing
// default error overlay
const robot = UiPathRobot.init();
robot.on('consent-prompt', function(consentCode){ console.log(consentCode) });
robot.on('missing-components', function(){ console.log('Missing components') });// Consent code will be written to the console instead of showing default overlay
// Error logged to console when required components are missing insread of showing
// default error overlay
const robot = UiPathRobot.init();
robot.on('consent-prompt', function(consentCode){ console.log(consentCode) });
robot.on('missing-components', function(){ console.log('Missing components') });

SDK の設定

class Settings {
  portNumber: number;
  pollTimeInterval: number;
  disableTelemetry: boolean;
  appOrigin: string;
}class Settings {
  portNumber: number;
  pollTimeInterval: number;
  disableTelemetry: boolean;
  appOrigin: string;
}

属性

説明

portNumber

バックエンド サービスを実行するカスタム ポートを構成できます。既定のポート番号は 2323 です。これは、Enterprise Edition のインストールでのみ利用可能です。

pollTimeInterval

Robot JavaScript SDK が Web ページからのプロセスの実行を追跡する時間をミリ秒単位で指定できます。既定値は、250 ミリ秒です。この値は、Web ブラウザーからのポーリング間隔を決定します。

disableTelemetry

テレメトリ フラグを無効化できます。既定値は false です。

appOrigin

SDK を使用するアプリケーションを指定できます。既定値は、window.location.origin クラスから取得されます。
const robot = UiPathRobot.init();
robot.settings.portNumber = 1234;
robot.settings.pollTimeInterval = 1000; 
robot.settings.disableTelemetry = true; 
robot.settings.appOrigin = 'MyApp';const robot = UiPathRobot.init();
robot.settings.portNumber = 1234;
robot.settings.pollTimeInterval = 1000; 
robot.settings.disableTelemetry = true; 
robot.settings.appOrigin = 'MyApp';
  • アドオンの設定
  • 既定のオーバーレイ
  • SDK の設定

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