Test Suite
2020.10
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サポート対象外
Test Suite ユーザー ガイド
最終更新日 2024年2月28日

テスト ケースを管理する

テスト ケースは、手動または自動のいずれかのみで実行することも、その両方を組み合わせて実行することもできます。まず手動テストを作成して、後から自動化することもできます。手動ステップと自動化されたステップの両方を含むテストは、手動および自動のいずれでも実行できます。いずれの場合も、実行結果に違いはありません。

テスト ケースを作成する

Test Manager プロジェクトでテスト ケースを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. [テスト設計] メニューで、[テスト ケース] ページに移動します。


  2. [テスト ケースを作成] ボタンをクリックします。[テスト ケースを作成] ウィンドウが表示されます。
  3. フィールドに、次のように入力します。
    • 名前 - テスト ケースの名前を入力します。
    • バージョン - (任意) テスト ケースにバージョン タグを追加します。このバージョンは、このテスト ケースの結果レポートに表示されます。
    • 説明 - (任意) テスト ケースの説明を入力します。書式付きテキストを入力する場合は、Markdown 構文を使用します。
    • ラベル - 任意の数のラベルを入力できます。それによって、テスト ケースを簡単に見つけられるようになります。
  4. [作成] をクリックします。テスト ケースが作成され、[テスト ケース] ページに表示されます。
    ヒント:

ナビゲーションと検索

テスト ケースをすばやく見つけるには、検索機能とフィルターを使用します。ページ内の移動には、ページネーション設定機能を構成、使用します。または、階層リンクを使用してページ間を移動することもできます。

  1. 検索 - 以下の 2 つのフィルター タブから選択できます。

    • 参照 - すべてのテスト ケースのリストを表示します。
    • 更新者: 自分 (定義済み) - Test Manager インスタンスを実行中の現在のユーザーが更新したテスト ケースのみを含むリストを表示します。
  2. フィルター - テスト ケースをキー、名前、ラベル (検索用語は完全に一致する必要があります) で検索するには、検索バーを使用します。

テスト ケースを要件に割り当てる

テスト ケースを要件に割り当てるには、以下の手順を実行します。

  1. [要件] ページで、目的の要件をクリックして開きます。
  2. [タスク] メニューの [テスト ケースを割り当て] をクリックします。[テスト ケースを選択] ウィンドウが表示されます。
  3. 追加するテスト ケースを選択します。キー、名前、ラベルによって検索できます。


  4. [割り当て] をクリックして、割り当てを保存します。

自動化されたテスト ケースを作成する

注: 自動化されたテスト ケースを作成するには、最新のバージョンの UiPath Studio Pro が必要です。

オートメーションを Test Manager 内の既存のテスト ケースに追加するには、以下の手順を実行します。

  1. UiPath Studio Pro を使用して、自動化されたテスト ケースを作成します。Studio Pro による自動化されたテスト ケースの作成方法については、「アプリケーション テスト」をご覧ください。
  2. Studio Pro の [Test Manager] メニューで [Test Manager の設定] をクリックします。[プロジェクト設定] ウィンドウが表示されます。


  3. [Test Manager の設定] オプションを選択します。


  4. Test Manager の URL を入力して [OK] をクリックします。この手順は、UiPath Studio Pro の各プロジェクトに対して 1 回だけ実行する必要があります。
  5. Test Manager で使用するオートメーションを含むテスト ケースを Studio Pro で開きます。
  6. [Test Manager] メニューを開き、[テストにリンク] をクリックします。[テストにリンク] ウィンドウが表示されます。

    このときに、Test Manager のログイン資格情報の入力を求められることがあります。

  7. 現在開いているワークフローにリンクする Test Manager のテスト ケースを選択します。
  8. 検索結果を絞り込むために、Test Manager プロジェクトのプレフィックスを入力します。
  9. 検索用語 (3 文字以上の、テスト ケースの名前またはキー) を入力します。
  10. オートメーションを割り当てる Test Manager のテスト ケースを選択します。


  11. [OK] をクリックして変更を保存します。これで、選択した Test Manager のテスト ケースが自動化されました。このテスト ケースを UiPath Orchestrator で実行するたびに、結果が Test Manager に表示されます。Orchestrator が Test Manager と連携できるよう、こちらの説明に従って設定します。

手動テスト用のテスト ケース

テスト ケースに手動ステップを追加する

テスト ケースを手動テスト用のテスト ケースにするには、手動のステップを追加する必要があります。手動のステップでは、指定された順序で実行する必要がある、手動テスターによるアクションを定義します。これらのアクションは、ユーザー インターフェイスでのユーザーによる簡単な操作である場合も、テスターが実行する必要のある確認の操作が含まれる場合もあります。各アクションは、記述と想定される動作から成ります。後者は、前述のアクションを実行したときに想定される動作についての任意の説明です。利便性を高めるため、クリップボードの値をステップで定義しておくことも可能です。そうすると、その特定のステップが実行されるたびにこの値がクリップボードにコピーされるため、ユーザーが入力フィールドに手動で値を入力する必要がなくなります。

テスト ケースに手動ステップを追加するには、テスト ケースを開き、[手動ステップ] タブの [クリックして新しいテスト ステップを追加] をクリックします。



読み取りやすくするために、各ステップは展開または折りたたむことができます。記述を入力し、想定される動作も必要に応じて入力します。想定される動作は、実行される処理について大まかに説明するだけであっても、「VAT が 32.44 と表示される」などの具体的な確認事項であっても構いません。

注: 追加するステップは、簡潔にわかりやすく記述することが重要です。記述が長すぎると、テストで読み取りに時間がかかり、実行速度が低下します。テスト ステップ 1 つにつき、1 つのアクションに留めるようにしてください。
[クリップボード データ] フィールドに、任意の文字列を入力することも可能です。この文字列は、この特定のテスト ステップが実行されるときにクリップボードにコピーされます。記述の任意の場所で、式 {CLIPBOARD} を使用できます。実行時は、読み取りやすくするために、この式がクリップボードの値に置き換えられます。


実行時に、このステップは次のように表示されます。



メール アドレスが Windows のクリップボードに保存されているため、テスターは Ctrl + V を押すだけで入力できます。

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