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Studio ガイド
最終更新日 2023年12月20日

UI アクティビティのプロパティ

アプリケーションや Web アプリケーションの自動化に使用できるアクティビティは複数あり、[アクティビティ] パネルの [UI Automation] カテゴリで確認できます。

これらのアクティビティはすべて、複数の共通のプロパティを持っています。

  • エラー発生時に実行を継続 – アクティビティがエラーをスローした場合でもオートメーションを続行するかどうかを指定します。このフィールドでは Boolean 値 (True、False) のみがサポートされています。このフィールドの既定値は False です。そのため、このフィールドが空白でエラーがスローされた場合、プロジェクトの実行は停止します。値が True に設定されている場合、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。

    注: [トライ キャッチ] 内のアクティビティの [エラー発生時に実行を継続] フィールドが True に設定されている場合、プロジェクトの実行時にエラーは検出されません。
  • 実行後の待機時間 – アクティビティの後に一時停止 (ミリ秒単位) を追加します。
  • 実行前の待機時間 – アクティビティの前に一時停止 (ミリ秒単位) を追加します。
  • タイムアウト (ミリ秒) – エラーをスローする前に指定した要素が見つかるまで待機する時間 (ミリ秒単位) を指定します。既定値は 30,000 ミリ秒 (30 秒) です。
  • 準備完了まで待機 - アクションを実行する前にターゲットの準備が完了するまで待機します。次のオプションが使用できます。

    • NONE - ターゲット要素以外の要素の読み込みを待たずに、アクションを実行します。たとえば、UI 要素がすべて読み込まれるまで待つことなく、Web ページからテキストを取得したり、特定のボタンをクリックしたりする場合に、このオプションを使用できます。ボタンがまだ読み込まれていない要素 (スクリプトなど) に依存している場合、これは望ましくない結果を招く可能性があります。
    • INTERACTIVE - 一部のアセットがまだ読み込まれている可能性がありますが、ターゲット アプリが準備完了を示すまで待機します。
    • COMPLETE - 操作を実際に実行する前に、ターゲット アプリのすべての UI 要素が読み込まれるのを待ちます。

      アプリケーションが対話または完了のどちらのステートにあるか調べるには、以下のタグを検証します。

      Desktop applications - <wnd> タグ、<ctrl> タグ、<java> タグ、または <uia> タグの存在を確認するために wm_null メッセージが送信されます。存在する場合、アクティビティが実行されます。

      Web アプリケーション:

      • Internet Explorer - <webctrl> タグは、HTML ドキュメントの Ready ステートが Complete に設定されているかどうかを確認するために使用されます。また、Busy ステートは「False」に設定されている必要があります。
      • Others - <webctrl> タグは、HTML ドキュメントの Ready ステートが Complete であるかどうかを確認するために使用されます。
      SAP applications - 最初に <wnd> タグを確認した後、SAP 固有の API を使用して、セッションがビジーかどうかを検出します。
  • ターゲット – アクティビティの操作対象となる UI 要素を識別します。



ターゲットは、UI 要素を正確に識別できるように、コンテナー、セレクター、クリッピング領域などの複数のもので構成されます。

コンテナーは、使用するボタンやフィールドについて、もう少し多くのコンテキストを提供するものです。そのため、ウィンドウを区別したり、同じアプリケーションの異なる領域を区別したりできます。コンテナーは自動的に生成されますが、[プロパティ]パネルで変更を加えることができます。

コンテナーには次のものがあります。

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