重要
同一のマシン上に、ユーザー モードのインストーラー (.exe) と Windows インストーラー (.msi) の両方を使用して Studio を 2 つインストールすることはサポートされていません。
インストール アーティファクトは Studio の初回購入時に提供されるか、担当のカスタマー サクセス マネージャーまたは当社サポート チームから提供されます。
重要
UiPath は、問題の診断および Studio の改善とを目的として、使用状況とパフォーマンスに関するデータを収集しています。データ収集とオプトアウトの方法についての詳細は、「テレメトリをオプトアウトする」ページをご覧ください。
UiPathStudio.msi によるインストール
コンピューターに Studio をインストールする際に使用できる 2 種類のインストーラーは、UiPathPlatformInstaller.exe
と UiPathStudio.msi
です。この 2 つの唯一の違いは、UiPathPlatformInstaller.exe
のセットアップは Orchestrator のインストールにも使用できるという点です。
注:
セットアップ コマンド ラインの引数は、
UiPathPlatformInstaller.exe
では機能しません。
Studio は次の場所にインストールされます - C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio
。そのため、管理者権限を持つユーザーがマシンごとに Studio をインストールできます。ただし、この場所はすべてのユーザーがアクセスできます。
コマンド ライン引数を使用して、インストールの場所を変更できます。さらに、CLI では、オンライン フィードの無効化、カスタム アクティビティ フィードの追加、パッケージの場所の変更を行えます。
ライセンス契約の条項を読んで、同意した場合、次の [詳細設定] オプションが使用できます。
- UiPath Studio - Studio をインストールします。既定では、このオプションは有効化されています。
- StudioX Excel アドイン - StudioX の Excel アドインをインストールします。既定では、このオプションは無効化されています。
- UiPath Robot - 以下の選択したオプションに基づいて、ローカルのハードウェア ドライブにロボットをインストールします。
- Windows サービスとして登録 - Robot のインストール方法を指定します。有効化すると、サービス モードの Robot がインストールされます (既定)。無効化すると、ユーザー モードの Robot がインストールされます。
- ローカル アクティビティ フィードをインストール - ローカル アクティビティ フィードは、既定では
C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio\Packages
フォルダーに作成されます。既定では、このオプションは有効化されています。ロボットを Orchestrator に接続しない場合や、オートメーション プロジェクトで使用するアクティビティをよりきめ細かく制御したい場合は、ローカルにアクティビティ パッケージを置くと便利です。既定のアクティビティ パッケージのリストについては、こちらをご覧ください。
- エージェント デスクトップの使用 - Robot を起動するときに、ロボット トレイではなく、エージェント デスクトップが開きます。有人による優れた自動化の環境を実現するには、この方法をお勧めします。
- クライアントを自動でスタート ‐ ロボット トレイを Windows のスタートアップに合わせて実行します。既定では、このオプションは無効化されています。
- UiPath Java 拡張機能 - Java アプリケーションとの連携と、Java アプリケーションの自動化を向上させる UiPath Java 拡張機能をインストールします。既定では、このオプションは無効化されています。Java Bridge をインストールする場合、インストール時間が通常より長くなる場合があります。このオプションは、Java Bridge をシステム ドライブの Java フォルダーにのみインストールします。システム ドライブにないカスタム JRE を使用している場合は、手動でインストールする必要があります。
- UiPath Chrome 拡張機能 - Chrome でのプロセスの自動化に必要な [UiPath Chrome 拡張機能] をインストールします。既定では、このオプションは無効化されています。
- UiPath Citrix 拡張機能 - ネイティブで Citrix アプリを自動化するための [UiPath Citrix 拡張機能]をインストールします。このオプションは既定では無効化されています。
- UiPath Microsoft Edge (Chromium ベース) 拡張機能 (UiPath extension for Microsoft Edge Chromium-based) - Microsoft Edge (Chromium ベース) のバージョン v79 以降に対応する UiPath 拡張機能をインストールします。このオプションは既定では無効化されています。
インストーラーの既定の設定を変更するには、各機能の横のボタン をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。
- ローカル ハード ドライブにインストール ‐ 対応する機能をローカルのハード ドライブにインストールできるようにします。
- ローカル ハード ドライブにすべてインストール ‐ 対応する機能を、サブ機能も含めてローカルのハード ドライブにインストールします。
- インストールしない ‐ 対応する機能のインストールを行いません。


UiPathPlatformInstaller.exe のインストール
重要
別のインストーラーの実行中に
UiPathPlatfromInstaller.exe
インストーラーを起動すると、インストールでエラーになります。
ライセンス契約を読んで、同意した場合、UiPath Studio のインストールを続行することができます。
- UiPath Platform インストーラーの [製品] タブから[UiPath Studio & Robot] の [インストール] ボタンをクリックします。[UiPath Studio & Robot インストーラー] 画面が表示されます。


- [標準] タブから、次の設定とオプションを完了します。
- インストール パス - カスタム インストール ディレクトリを選択できます。既定のディレクトリ (
C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio
) が事前に入力されています。 - 製品 - このラジオ ボタンを使用して、UiPath Robot のみをインストールするかどうかを選択します。既定では [UiPath Studio と Robot をインストール] オプションが選択されています。
- ライセンス コード - 任意の項目です。スタンド アロンの無料トライアル、または Enterprise Edition のライセンス キーがある場合は入力します。空白のままにすると、Studio の初回起動時に Studio をアクティベーションするようにプロンプトが表示されます。
- インストールの種類 - ラジオ ボタンを使用して、Robot のインストールの種類を選択します。詳細については、こちらをご覧ください。
- トレイの Robot を自動的に開始 - 選択した場合、インストールが完了した後、Robot が自動的に起動されます。
- StudioX Excel アドイン - 選択すると、StudioX および Microsoft Excel の連携アドインもインストールします。StudioX について詳しくはこちらをご覧ください。
- インストール パス - カスタム インストール ディレクトリを選択できます。既定のディレクトリ (
- これらの設定でインストールをさらにカスタマイズするには、[詳細] タブをクリックします。
- ツール - チェックを入れると、Java、Chrome、または Citrix 拡張機能もインストールしますStudio の拡張機能について詳しくはこちらをご覧ください。
- Orchestrator 接続文字列 - 接続文字列を指定して、ロボットを Orchestrator に自動的に接続します。詳しくはこちらをご覧ください。
- カスタム パッケージのパス - UiPath Studio と Robot のワークフローと依存関係のカスタム ダウンロード場所を設定できます。既定では、これらは
%ProgramFiles(x86)%\UiPath\Studio\Packages
に保存されます 。 - パッケージ構成 - ローカル アクティビティをインストール (既定で有効) するかどうか、およびアクティビティの オンライン フィードを無効化するかどうかを選択します。詳しくは「アクティビティ フィードについて」をご覧ください。
- カスタム NuGet フィード - [フィード名] および [フィード URL] フィールドを使用して、カスタム Nuget フィードをインストールに追加します。


- [その他の設定] オプションから、次のいずれかを選択します。
- 署名済みパッケージのみ実行 - 選択されている場合、署名済みパッケージのみをインストールして実行できます。詳細については、署名と検証パッケージについての項目をご覧ください。
- セキュリティ保護された XAML を無効化 - 選択されている場合、プロセス
.xaml
ファイルにはセキュリティが使用されていません。これは、ユーザーはプロセス ファイルやロジックを読み取って変更することが許可されていることを意味します。 - テレメトリを無効化 - 選択した場合、UiPath は製品の使用またはパフォーマンスに関するデータを収集しません。詳細は「テレメトリのオプト アウト」をご覧ください。
- [インストール] をクリックします。インストールが完了し、UiPath Studio と Robot の使用を開始できます。
エージェント デスクトップは自動的にインストールされます。エージェント デスクトップを使用するには、C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio\AgentDesktop
ディレクトリからアクセスするか、[スタート] メニューから UiPath エージェント デスクトップ アプリを起動します。
UiPathStudioSetup.exe によるインストール
UiPathStudioSetup.exe
ファイルを使用すると、ユーザー モードの Studio と Robot をインストールできます。Studio をすぐにセットアップして実行できるように、インストール パス - %localappdata%\UiPath
と他のすべての詳細オプションが既に構成されています。
注:
ユーザー モードのインストーラーでは管理者権限は必要ありません。インストールはユーザーごとに実行され、そのユーザーが持つ権限に制限されます。
22 日前に更新