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2022 年 10 月
公開日: 2022 年 10 月 27 日
今年も終わりに近づいています。2022 年の最後の LTS リリースである、2022.10 がリリースされました。
今回のリリースで特に注目すべき機能は以下のとおりです。
Studio ではグローバル変数がサポートされるようになりました。UI Automation パッケージでは表抽出ウィザードが大幅に刷新されました。Computer Vision アクティビティでは、設計時に行われたスクロール アクションを実行時に再現してターゲット要素を見つけられるようになりました。
Robot では、仮想デスクトップで利用できる新しいピクチャ イン ピクチャ技術が追加されました。1 台のマシンにつき複数の PiP ユーザー セッションを使用でき、再認証を行ったりスタートアップ アプリを起動したりする必要がありません。
Action Center では、アクションとそれに関連するメトリックの概要が表示されるようになりました。SLA の目標達成に役立ちます。UiPath Assistant では、Apps のアプリを直接実行したり、Action Center のアクションを直接管理したりできるようになりました。
Orchestrator では、クラシック フォルダーからモダン フォルダーへの移行を支援するウィザードが追加されました。また、お使いのロボット端末の EDR ステータスを一目で確認できるようになりました。
Test Manager では、外部ソースからプロジェクトをインポートできるようになりました。また、ロールベースでアクセス権を管理できるようになりました。そして Insights では、履歴データをお使いのレポート ツールにエクスポートできるようになりました。
Studio でのグローバル変数と定数のサポート
変数にグローバル スコープを設定してプロジェクト全体で使用できるようになり、データをグローバルに再利用することが容易になりました。これにより、複数のワークフローで同じ変数を参照する際に各ワークフローに引数を渡す必要がなくなりました。さらに今回のリリースでは定数を導入し、プロジェクトの実行時に変更されないグローバルな固定値を定義できるようにしました。
UI Automation の表抽出ウィザードの刷新
UI Automation アクティビティの表スクレイピング機能のデザインを新しくし、改良を加えました。具体的には、要素レベルのプレビュー機能や、ページネーションのリンクを抽出するかを選択できるトグルを追加しました。また、UI Automation モダンの [項目を選択] アクティビティをオブジェクト リポジトリ内のターゲットと組み合わせて使用すると、アクティビティ内の項目リストの値があらかじめ設定されて表示されるようになりました。
CV に対する実行時の自動スクロールのサポート
Computer Vision で、設計時に実行されたスクロール アクションが実行時に複製され、ターゲット要素を見つけるために必要な状態の画面に到達できるようになりました。
仮想デスクトップでのピクチャ イン ピクチャ
仮想デスクトップに基づいた新しい種類のピクチャ イン ピクチャを利用できるようになりました。オートメーションを仮想デスクトップで実行できるため、1 台のマシンにつき複数の PiP ユーザー セッションを使用でき、再認証を行ったりスタートアップ アプリを起動したりする必要がありません。
Action Center のアクションの概要
Action Center の [概要] タブで、アクションやそれに関連するメトリックの概要を確認できるようになりました。SLA の目標達成に役立ちます。
UiPath Assistant で利用できる Apps ウィジェットと Action Center ウィジェット
ブラウザーに移動することなく、UiPath Assistant 内で直接 Apps を実行したり Action Center のアクションを管理したりできるようになりました。
Orchestrator のクラシックからモダンへの移行ウィザード
今後、クラシック フォルダー機能の非推奨化と削除が予定されています。このため、クラシック フォルダーからモダン フォルダーへのテナントの移行を支援する移行ウィザードを開発しました。
Orchestrator と Assistant の EDR 保護ステータス
CrowdStrike の EDR (エンドポイントでの検知と対応) によるロボット端末の保護ステータスが、Orchestrator と Assistant に表示されるようになりました。
Test Manager のプロジェクト インポート機能
Test Manager のプロジェクトをファイルから復元できるようになりました。これにより、Excel などの外部ソースからデータをエクスポートして Test Manager に復元できます。ファイル形式は分かりやすく文書化されており、必要なファイルを簡単に生成できます。
Insights の履歴データのエクスポート
Power BI や Tableau などの独自のレポート ツールを使用して、Insights の外でも自動化の効果を測定・追跡できるようになりました。Insights の履歴データにはジョブ、キュー、ロボット ログ、プロセスの手動処理値、キューの手動処理値、カスタム変数のテーブルが含まれており、これらのデータをお使いのビジネス データに追加できます。データのエクスポートには SQL Server Integration Service (SSIS) パッケージを使用するため、このパッケージをお使いの環境にデプロイして構成する必要があります。
UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。
- 提供オプション
- Automation Suite
- 発見
- Automation Hub
- Task Capture
- Process Mining
- Task Mining
- 開発
- Studio - 2022.10.3
- StudioX - 2022.10.3
- Document Understanding
- Automation Ops
- 管理
- Orchestrator - 2022.10.0
- AI Center
- Test Manager - 2022.10.0
- Data Service
- Insights - 2022.10.0
- 実行
- 協働
- Apps (アプリ)
- Assistant - 2022.10.3
- Action Center - 2022.10.0
ハイパーリンクが設定されていない製品は、2022 年 11 月上旬に公開予定の v2022.10 Automation Suite のリリースで利用できるようになります。
詳しくは、「プロダクト ライフサイクル」の表をご覧ください。
詳細については、「相互運用性マトリクス」の表をご覧ください。
詳しくは、「非推奨化のタイムライン」の表をご覧ください。
.msi
インストーラーに含まれており、ローカル フィードから確認できます。
アクティビティ パッケージ |
バージョン |
---|---|
UiPath.UIAutomation.Activities
1 |
v22.10.3 (Studio) v22.10.2 (Orchestrator) |
UiPath.System.Activities
1 | |
UiPath.Excel.Activities
1 | |
UiPath.Mail.Activities
1 | |
UiPath.Word.Activities
1 | |
UiPath.ComplexScenarios.Activities
1 | |
UiPath.Presentations.Activities
1 | |
UiPath.Testing.Activities
1 | |
UiPath.WebAPI.Activities
1 | |
UiPath.MobileAutomation.Activities
2 | |
UiPath.Persistence.Activities
2 | |
UiPath.PDF.Activities
2 | |
UiPath.Terminal.Activities
2 | |
UiPath.Form.Activities
2 |
1
Studio と Orchestrator の両方のインストーラーでパッケージ化されています。
2
Orchestrator のインストーラーでパッケージ化されています。
2022 年 10 月の累積的な更新プログラムでは、v2021.10 と v2022.4 のパッチを公開します。
公開日: 2022 年 10 月 5 日
UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。
- 提供オプション
- 発見
- Automation Hub - 2022.4.2
- Task Capture - 2022.4.3
- Process Mining
- Task Mining
- 開発
- Studio - 2022.4.6
- StudioX
- Document Understanding
- 管理
- Orchestrator - 2022.4.4
- AI Center
- Test Manager
- Data Service
- Insights - 2022.4.3
- 実行
- 協働
- Apps (アプリ)
- Assistant - 2022.4.6
- Action Center - 2022.4.3
ハイパーリンクが設定されていない製品は、今回のパッチでは更新されていません。
以下のバージョンのアクティビティ パッケージが .msi インストーラーに含まれており、ローカル フィードから確認できます。
-
アスタリスク (*) の付いたパッケージは、Studio で新しく作成されるプロジェクトに依存関係として既定で追加されます。
アクティビティ パッケージ |
バージョン |
---|---|
UiPath.UIAutomation.Activities* | |
UiPath.System.Activities* | |
UiPath.Web.Activities | |
UiPath.Excel.Activities* | |
UiPath.Mail.Activities* | |
UiPath.Word.Activities | |
UiPath.ComplexScenarios.Activities | |
UiPath.Presentation.Activities | |
UiPath.Testing.Activities* | |
UiPath.MobileAutomation.Activities | |
UiPath.Persistence.Activities | |
UiPath.PDF.Activities | |
UiPath.Terminal.Activities | |
UiPath.Form.Activities |
公開日: 2022 年 10 月 5 日
UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。
- 発見
- Automation Hub
- Task Capture
- Process Mining
- Task Mining
- 開発
- Studio - 2021.10.9
- StudioX
- Document Understanding
- 管理
- Orchestrator - 2021.10.8
- AI Center
- Test Manager
- Data Service
- Insights - 2021.10.6
- 実行
- 協働
- Apps (アプリ)
- Assistant - 2021.10.9
- Action Center
ハイパーリンクが設定されていない製品は、今回のパッチでは更新されていません。
.MSI
インストーラーに含まれており、ローカル フィードから確認できます。
-
アスタリスク (*) の付いたパッケージは、Studio で新しく作成されるプロジェクトに依存関係として既定で追加されます。
アクティビティ パッケージ |
バージョン |
---|---|
UiPath.UIAutomation.Activities* | |
UiPath.System.Activities* | |
UiPath.Mail.Activities* | |
UiPath.Excel.Activities* | |
UiPath.Testing.Activities* | |
UiPath.MobileAutomation.Activities | |
UiPath.Word.Activities | |
UiPath.ComplexScenarios.Activities | |
UiPath.PDF.Activities | |
UiPath.Terminal.Activities | |
UiPath.Web.Activities | |
UiPath.Persistence.Activities | |
UiPath.IntelligentOCR.Activities | |
UiPath.Form.Activities |