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リリース ノート
最終更新日 2024年4月22日

2022 年 10 月

2022.10 LTS

公開日: 2022 年 10 月 27 日

今年も終わりに近づいています。2022 年の最後の LTS リリースである、2022.10 がリリースされました。

今回のリリースで特に注目すべき機能は以下のとおりです。

Studio ではグローバル変数がサポートされるようになりました。UI Automation パッケージでは表抽出ウィザードが大幅に刷新されました。Computer Vision アクティビティでは、設計時に行われたスクロール アクションを実行時に再現してターゲット要素を見つけられるようになりました。

Robot では、仮想デスクトップで利用できる新しいピクチャ イン ピクチャ技術が追加されました。1 台のマシンにつき複数の PiP ユーザー セッションを使用でき、再認証を行ったりスタートアップ アプリを起動したりする必要がありません。

Action Center では、アクションとそれに関連するメトリックの概要が表示されるようになりました。SLA の目標達成に役立ちます。UiPath Assistant では、Apps のアプリを直接実行したり、Action Center のアクションを直接管理したりできるようになりました。

Orchestrator では、クラシック フォルダーからモダン フォルダーへの移行を支援するウィザードが追加されました。また、お使いのロボット端末の EDR ステータスを一目で確認できるようになりました。

Test Manager では、外部ソースからプロジェクトをインポートできるようになりました。また、ロールベースでアクセス権を管理できるようになりました。そして Insights では、履歴データをお使いのレポート ツールにエクスポートできるようになりました。

新着情報

Studio でのグローバル変数と定数のサポート

変数にグローバル スコープを設定してプロジェクト全体で使用できるようになり、データをグローバルに再利用することが容易になりました。これにより、複数のワークフローで同じ変数を参照する際に各ワークフローに引数を渡す必要がなくなりました。さらに今回のリリースでは定数を導入し、プロジェクトの実行時に変更されないグローバルな固定値を定義できるようにしました。

UI Automation の表抽出ウィザードの刷新

UI Automation アクティビティの表スクレイピング機能のデザインを新しくし、改良を加えました。具体的には、要素レベルのプレビュー機能や、ページネーションのリンクを抽出するかを選択できるトグルを追加しました。また、UI Automation モダンの [項目を選択] アクティビティをオブジェクト リポジトリ内のターゲットと組み合わせて使用すると、アクティビティ内の項目リストの値があらかじめ設定されて表示されるようになりました。

CV に対する実行時の自動スクロールのサポート

Computer Vision で、設計時に実行されたスクロール アクションが実行時に複製され、ターゲット要素を見つけるために必要な状態の画面に到達できるようになりました。

仮想デスクトップでのピクチャ イン ピクチャ

仮想デスクトップに基づいた新しい種類のピクチャ イン ピクチャを利用できるようになりました。オートメーションを仮想デスクトップで実行できるため、1 台のマシンにつき複数の PiP ユーザー セッションを使用でき、再認証を行ったりスタートアップ アプリを起動したりする必要がありません。

Action Center のアクションの概要

Action Center の [概要] タブで、アクションやそれに関連するメトリックの概要を確認できるようになりました。SLA の目標達成に役立ちます。

UiPath Assistant で利用できる Apps ウィジェットと Action Center ウィジェット

ブラウザーに移動することなく、UiPath Assistant 内で直接 Apps を実行したり Action Center のアクションを管理したりできるようになりました。

Orchestrator のクラシックからモダンへの移行ウィザード

今後、クラシック フォルダー機能の非推奨化と削除が予定されています。このため、クラシック フォルダーからモダン フォルダーへのテナントの移行を支援する移行ウィザードを開発しました。

Orchestrator と Assistant の EDR 保護ステータス

CrowdStrike の EDR (エンドポイントでの検知と対応) によるロボット端末の保護ステータスが、Orchestrator と Assistant に表示されるようになりました。

Test Manager のプロジェクト インポート機能

Test Manager のプロジェクトをファイルから復元できるようになりました。これにより、Excel などの外部ソースからデータをエクスポートして Test Manager に復元できます。ファイル形式は分かりやすく文書化されており、必要なファイルを簡単に生成できます。

Insights の履歴データのエクスポート

Power BI や Tableau などの独自のレポート ツールを使用して、Insights の外でも自動化の効果を測定・追跡できるようになりました。Insights の履歴データにはジョブ、キュー、ロボット ログ、プロセスの手動処理値、キューの手動処理値、カスタム変数のテーブルが含まれており、これらのデータをお使いのビジネス データに追加できます。データのエクスポートには SQL Server Integration Service (SSIS) パッケージを使用するため、このパッケージをお使いの環境にデプロイして構成する必要があります。

製品別のリリース ノート

UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。

ハイパーリンクが設定されていない製品は、2022 年 11 月上旬に公開予定の v2022.10 Automation Suite のリリースで利用できるようになります。

プロダクト ライフサイクル

詳しくは、「プロダクト ライフサイクル」の表をご覧ください。

相互運用性マトリクス

詳細については、「相互運用性マトリクス」の表をご覧ください。

非推奨化のタイムライン

詳しくは、「非推奨化のタイムライン」の表をご覧ください。

アクティビティ パッケージのバージョン

以下のバージョンのアクティビティ パッケージが .msi インストーラーに含まれており、ローカル フィードから確認できます。

アクティビティ パッケージ

バージョン

UiPath.UIAutomation.Activities 1

v22.10.3 (Studio)

v22.10.2 (Orchestrator)

UiPath.System.Activities 1
UiPath.Excel.Activities 1
UiPath.Mail.Activities 1
UiPath.Word.Activities 1
UiPath.ComplexScenarios.Activities 1
UiPath.Presentations.Activities 1
UiPath.Testing.Activities 1
UiPath.WebAPI.Activities 1
UiPath.MobileAutomation.Activities 2
UiPath.Persistence.Activities 2
UiPath.PDF.Activities 2
UiPath.Terminal.Activities 2
UiPath.Form.Activities 2
1 Studio と Orchestrator の両方のインストーラーでパッケージ化されています。
2 Orchestrator のインストーラーでパッケージ化されています。

2022 年 10 月の累積的な更新プログラムでは、v2021.10 と v2022.4 のパッチを公開します。

2022.4 パッチ

公開日: 2022 年 10 月 5 日

更新内容

今回のパッチでは、一部の製品に関するバグ修正、改良、アクセシビリティの改良を数点行いました。

製品別のリリース ノート

UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。

ハイパーリンクが設定されていない製品は、今回のパッチでは更新されていません。

アクティビティ パッケージのバージョン

以下のバージョンのアクティビティ パッケージが .msi インストーラーに含まれており、ローカル フィードから確認できます。

  • アスタリスク (*) の付いたパッケージは、Studio で新しく作成されるプロジェクトに依存関係として既定で追加されます。

アクティビティ パッケージ

バージョン

UiPath.UIAutomation.Activities*

UiPath.System.Activities*

UiPath.Web.Activities

UiPath.Excel.Activities*

UiPath.Mail.Activities*

UiPath.Word.Activities

UiPath.ComplexScenarios.Activities

UiPath.Presentation.Activities

UiPath.Testing.Activities*

UiPath.MobileAutomation.Activities

UiPath.Persistence.Activities

UiPath.PDF.Activities

UiPath.Terminal.Activities

UiPath.Form.Activities

2021.10 パッチ

公開日: 2022 年 10 月 5 日

更新内容

今回のパッチでは、一部の製品に関するバグ修正、改良、アクセシビリティの改良を数点行いました。

製品別のリリース ノート

UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。

ハイパーリンクが設定されていない製品は、今回のパッチでは更新されていません。

アクティビティ パッケージのバージョン

以下のバージョンのアクティビティ パッケージが .MSI インストーラーに含まれており、ローカル フィードから確認できます。
  • アスタリスク (*) の付いたパッケージは、Studio で新しく作成されるプロジェクトに依存関係として既定で追加されます。

アクティビティ パッケージ

バージョン

UiPath.UIAutomation.Activities*

UiPath.System.Activities*

UiPath.Mail.Activities*

UiPath.Excel.Activities*

UiPath.Testing.Activities*

UiPath.MobileAutomation.Activities

UiPath.Word.Activities

UiPath.ComplexScenarios.Activities

UiPath.PDF.Activities

UiPath.Terminal.Activities

UiPath.Web.Activities

UiPath.Persistence.Activities

UiPath.IntelligentOCR.Activities

UiPath.Form.Activities

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