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2022 年 11 月
Process Mining と Automation Suite ロボットが Automation Suite のサービスに加わりました。Automation Suite のエコシステムは新リリースのたびに成長しており、新しいサービスが継続的にスイートに追加されています。
Automation Suite 内のサービスがご自身のニーズに合うかどうかわからない場合、サービスを試しに利用することができます。今回のリリースでは、無料トライアル オプションを利用できるサービスに Automation Hub と Insights が加わりました。
過去のリリースにおけるスタンドアロンの AI Center と同様に、Automation Suite で実行されている AI Center をスタンドアロンの Orchestrator と Identity Server に接続できるようになりました。
SSO を使用して ArgoCD アカウントにログインできるようになりました。既定の認証オプションはこれまでと同様にユーザー名とパスワードによる認証ですが、ArgoCD によるすばやく安全な対話の活用をお勧めします。
Automation Suite のインストールの複雑さを減らすために、インストールをアシストする Deployment Assistant を追加しました。Deployment Assistant は、環境の準備の仕方、満たす必要がある要件、読む必要があるドキュメントを示すステップバイステップの手順を表示し、ユーザーが必要な手順や情報を見落とすことを防ぎます。
[管理] ページのスタイルを変更しました。ページの左側に表示されていたレールは削除されましたが、[アプリ起動ツール] のアイコンからサービスを切り替えられるようになりました。また UI を改良し、ホスト レベル、組織レベル、テナント レベルの設定のコンテキストの切り替わりを確認しやすくしました。設定できる項目自体は以前と変わりません。
外部ストレージを優先して、ObjectStore をクラスター ノードから切り離しました。このため、ストレージを外部で処理するために Azure、AWS、または S3 互換のプロバイダーのいずれかから選択することができます。この構成は、ノードと基になるストレージがクラッシュまたは破損したときににおけるデータの損失に対する復元性を確保します。他にも、Automation Suite から独立して、データのレプリケーションや障害復旧を実行できます。
ObjectStore をブロック ストレージの外に移動し、ノードのディスクに直接接続しました。今回の変更は、ストレージのレプリケーション係数を 18 倍から 3 倍に減らすために実行しました。
UiPath では、ノードごとの最小プロセッサーと RAM の要件を最適化しました。Automation Suite をマルチノードの HA 対応の運用環境モードでインストールするには、1 ノードあたり 8 (v-)CPU/コアと 16 GiB の RAM が必要になりました。
バックアップと復元の方法を簡略化しました。オンデマンドのスナップショット コマンドを使用していつでもスナップショットをキャプチャしたり、スナップショットをキャプチャするタイミングのスケジュールを設定したりできます。
バージョンの変更が可能な場合はいつでも、ダウンタイムを気にすることなく 2022.10.x のマイナー バージョンから別のマイナー バージョンに移行できます。一般的に、累積的な更新プログラム (CU) ではインフラストラクチャ全体と共有スイートのプラットフォーム レイヤーのアップグレードは不要です。
UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。
- 提供オプション
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- 開発
- 管理
- 協働
ハイパーリンクが設定されていない製品は、今回のパッチでは更新されていません。