Orchestrator
2020.10
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サポート対象外
Orchestrator リリース ノート
最終更新日 2023年12月12日

2020.10.7

公開日: 2021 年 3 月 2 日

バグ修正

これまで、FileSystem のバケット プロバイダーは新規インストール時には既定で有効化され、アップグレード時には無効化されていました。今回、オペレーティング システムの設定ファイルなどが意図せず公開されるおそれがあるセキュリティ上の問題が見つかったため、対応策として FileSystem の使用を非推奨としました。これに伴い、新規インストールとアップグレードの両方のシナリオで、このプロバイダーは既定で無効化されるようになりました。

UiPath.Orchestrator.dll.config の設定パラメーターに新しく Buckets.FileSystem.Allowlist を追加し、FileSystem バケットの使用を制御できるようにしました。FileSystem は既定で無効化されますが、それでもこのプロバイダーを使用する場合は、まず FileSystem を有効化した後にこの新しいパラメーターを使用して、ストレージとして使用する FileSystem の場所を明示的に指定する必要があります。Buckets.FileSystem.Allowlist には既定値が設定されていないため、最初から使用できる FileSystem のパスはありません。管理者が後からこの許可リストに追加したパスにのみ、アクセスできます。Buckets.FileSystem.Allowlist を設定する前に、「FileSystem ストレージの許可リストを安全に使用する」をご確認ください。
Publish-Orchestrator.ps1 スクリプトに新しいパラメーターを 2 つ追加し (bucketsAvailableProviders および bucketsFileSystemAllowlist)、使用するバケット プロバイダーを管理しやすくしました。詳細については、「Publish-Orchestrator.ps1 パラメーター」をご確認ください。
プラットフォーム構成ツールによって、FileSystem バケットを対象とした確認が新たに行われるようにしました。具体的には、構成ツールがすべての FileSystem バケットを検索し、そのルート パスがアプリの設定パラメーター Buckets.FileSystem.Allowlist に追加されていることを確認します。この確認内容について詳しくは、「プラットフォーム構成ツール」をご確認ください。

既知の問題

2021 年 3 月 4 日追記

ロボットのステータスが「応答なし」になっても、アラートや Webhook がトリガーされません。この機能を使用している場合、Orchestrator を v2020.10.6 または v2020.10.7 にアップグレードする際には、この問題がある点に注意してください。この問題は v2020.10.8 で修正されます。

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