UiPath リリース ノート

UiPath リリース ノート

2018.4.1

公開日: 2018 年 12 月 12 日

更新内容

2018 年の最新リリースはロングタームサポート (LTS) 版です。複数の機能が提供され、スケーラビリティ、安定性、そしてユーザーエクスペリエンスの向上が実現されました。

Citrix 環境の需要の増加をうけて、Citrix XenApp のネイティブ サポートを実現し、自動化の可能性をさらに広げました。すべての Citirx サーバー マシン上に Citrix リモート ランタイム コンポーネントをインストールし、クライアントのマシンに新しい Citrix 拡張機能をインストールすれば、Studio と Robot により Citrix 環境内の要素がネイティブに検出され、セレクターが正しく構築されます。詳細については、こちらを参照してください。

認証 (Authentication)

最新リリースで追加された注目すべき機能、スマートカード ロボット認証により、Common Access Card と Personal Identity Verification に対応するようになりました。これにより、従来の方法に加えて、Unattended ロボットはスマート カードを使用してマシン上でセッションを開始することができ、ロボットの作成または編集時には、接続方法を簡単に選択できます。詳細については、こちらを参照してください。この機能の追加に伴い Orchestrator API、つまり /odata/Robots エンドポイントが更新されました。こちらの例を参照してください。

スケーラビリティ

フローティングロボットの機能が強化され、Attended フローティングロボットに加えて Development フローティングロボットも使用できるようになりました。これは、非永続型 VDI やホットシート環境 (同一デバイスにおける複数ユーザーによる入れ替わり使用) でのリソース管理のさらなる利便性向上に向けた大きな一歩です。

接続中のロボットを経由して Orchestrator から Studio のライセンスをアクティベーションできるようになりました。この新機能を前述の Development フローティングロボットと組み合わせると、Development フローティングロボットを使用してワークフローを実行、変更、そしてデバッグすることができるため、実行できる自動化の幅が大きく広がります。詳細については、こちらを参照してください。

拡張性

本リリースでは、SAP BAPI アクティビティ パッケージが追加されました。このパッケージを使用すると、RPA 開発者はワークフローを使用して SAP BAPI を呼び出すことができます。また、このパッケージに付随する SAP BAPI ウィザードで、指定した BAPI のワークフローを生成することができます。 生成されたワークフローは、[ワークフローファイルを呼び出し] アクティビティを使用することで、どの自動化プロセスからでも呼び出すことが可能です。[SAP 接続を開く][SAP 接続を閉じる] アクティビティは、SAP インスタンスへの接続を管理するアクティビティです。この接続は、接続対象となる各 SAP インスタンスにユニークであり、一度取得すると IConnectionService 変数に保存されます。それ以降、この接続は自動化プロジェクトを通し SAP インスタンスへ接続するために使用されます。

ドキュメント処理

IntelligentOCR パッケージにメジャーアップデートがありました。ドキュメント処理へのアプローチを簡素化する新しい3つのアクティビティを開発しました。その新しいアクティビティは次のとおりです。

  • 検証ステーションを提示 - Attended ユーザーは、分類および人間によるデータの検証・取得を目的として、ドキュメント上で CRUD (作成 (Create)、読み取り (Read)、更新 (Update)、削除 (Delete)) のリアルタイム操作を行えます。
  • 検証ステーションのデータを準備 - FlexiCapture の [ドキュメントを処理] アクティビティと新しい検証ステーションの間の橋渡しを行い、データ検証をユーザーにとって使いやすいものにします。
  • Digitize Document - 受信したドキュメントのテキスト版を生成します。PDF やほとんどの画像形式を処理できる新たな方法を提供します。

ユーザー エクスペリエンス

ロボットがどのステップを実行しているかをいつでも容易に把握できるよう、[ステータスを報告] アクティビティを作成し、System アクティビティ パッケージに追加しました。このアクティビティを使用すると、カスタム ステータス メッセージを作成することができ、ワークフロー実行中の任意のタイミングでそのメッセージをロボット トレイに表示させることができます。

より快適なユーザー エクスペリエンスを提供するため、UiPath Platform にダーク テーマを導入しました。StudioOrchestrator ともに、UI の色を目に優しいグレーに変更し、一部に製品のシグネチャー カラーであるブルーを使用しました。パネルやコントロールの色をすべてダーク カラーで表示することができ、UI 全体が魅力的かつ目に優しい仕様になりました。ただし、この機能は Studio においては試験段階であることにご留意ください。ダーク テーマを適用する場合、自動化プロジェクトの依存関係が、UiPath.UIAutomation.Activities は v18.4.2、UiPath.System.Activities は v18.4.1 以上である必要があります。

互換性マトリクス

下表は、Robot および Studio のバージョンに対して、どの Orchestrator のバージョンが動作するかを示したものです。

提供中の最新バージョンにアップグレードしなければ、リリースに追加された最新の機能を利用できず、バグ修正も適用されない点にご留意ください。

Orchestrator v2018.4
Orchestrator v2018.3
Orchestrator v2018.2
Orchestrator v2018.1
Orchestrator v2017.1
Orchestrator v2016.2

ロボット v2018.4

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ロボット v2018.3

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ロボット v2018.2

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ロボット v2018.1

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ロボット v2017.1

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ロボット v2016.2

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詳細な情報は、こちらを参照してください。

改善点

Activities

使用性の向上につながる嬉しい機能として、UiPath のオフィシャルアクティビティパッケージすべてにセマンティックバージョニングを適用しました。これにより、今後提供されるアクティビティの新しいバージョンが覚えやすくなりました。

重大な変更

セットアップ

  • Microsoft.Activities v.1.0.1 および Microsoft.Activities.Extensions v2.0.6.9 は UiPathStudio.msi インストーラーにパッケージ化されていません。詳細については、こちらを参照してください。

既知の問題点

Activities

  • 検索バーを使用してフィルターした場合、[生成 (Generate)] セクションに移動して戻ったときに、SAP BAPI Wizard の [引数 (Arguments)] セクションのテーブルは再読み込みされます。

製品別のリリース ノート

コンポーネントのリリース ノートとドキュメントは、以下のリンク先をご覧ください。

アクティビティのバージョン

以下のバージョンのアクティビティパッケージがインストーラーに含まれており、Studio で新しく作成されるプロジェクトに依存関係として既定で追加されます。

  • UiPath.Excel.Activities - v2.4.6884.25683
  • UiPath.Mail.Activities - v1.2.6863.29868
  • UiPath.System.Activities - v18.4.1
  • UiPath.UIAutomation.Activities - v18.4.2

2 か月前に更新


2018.4.1


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