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最終更新日 2024年3月19日

DataBridgeAgent を SAP Connector for Purchase-to-Pay Discovery Accelerator と使用する

重要:

DataBridgeAgent は、オンプレミスのスタンドアロンの Process Mining バージョンから移行する場合にのみ必要です。

DataBridgeAgent は、カスタムの .mvp コネクタがある場合にのみ使用してください。それ以外の場合は、CData Sync、Theobald Xtract Universal for SAP、またはファイルを使用してデータをアップロードします。
注: DataBridgeAgent には、既に SAP Connector for Purchase-to-Pay Discovery Accelerator が含まれています。コネクタ自体をダウンロードしてデプロイする必要はありません。

はじめに

以下に、DataBridgeAgent を SAP Connector for Purchase-to-Pay Discovery Accelerator と使用するために Datarun.json ファイルで指定する必要があるパラメーターの概要を示します。

一般設定

一般設定の概要は以下のとおりです。

設定

値 (Value)

azureURL

"sas url"

抽出されたデータをアップロードする必要がある、Azure BLOB ストレージの SAS URL です。

endOfUploadApiUrl

すべてのデータがアップロードされた後に、Process Mining でデータ処理を開始するために呼び出される API です。
注: この endOfUploadApiUrl は、DataBridgeAgent を使用してデータ ファイルをアップロードする場合にのみ必要です。抽出器を使用してファイルをアップロードする場合は、抽出ジョブでアップロード後の URL を設定します。Process Mining のプロセス アプリに [データをアップロード] オプションを使用してデータ ファイルをアップロードする場合は、endOfUploadApiUrl は空白のままにできます。

connectorWorkspace

"SAP_Connector_for_Purchase-to-Pay_Discovery_Accelerator"

connectorModuleCode

"SAP_Connector_for_Purchase-to-Pay_Discovery_Accelerator"

Use credential store

true | false

SAP ソース システムからデータを抽出する

SAP の設定

SAP のデータソースに使用できるパラメーターの概要は以下のとおりです。

設定

値 (Value)

SAP Host

SAP アプリケーション サーバーのホスト名または IP アドレスです。

"yourserver.domain:1234"

SAP SystemNumber

指定したインスタンスを識別する、00 から 99 の間の 2 桁の数字です。

"00"

SAP Username

SAP インスタンスへのログインに使用する、アカウントのユーザー名です。

"username"

SAP Password

SAP インスタンスへのログインに使用する、アカウントのパスワード、または資格情報ストアのパスワード識別子 (資格情報ストアを使用する場合は、一般設定 [Use credential store] を true に設定する必要があります)。

"password" | "PasswordIdentifier"

SAP Client

使用するクライアントです (000-999)。

"000"

Exchange rate type

通貨変換に使用する為替レートの種類です (KURST)。

"M"

言語

データから抽出された説明に使用する言語です (E = 英語)。

"E"

.csv ファイルをSAP テーブルから読み込む

.csv ファイルから読み込んだデータを使用する場合は、常に、必要な SAP Purchase-to-Pay Connector の入力データがすべて利用可能であることを確認してください。

必ず以下の点をご確認ください。

  • テーブルごとに別個の .csv ファイルが利用可能である。
  • .csv ファイルのファイル名が、コネクタの入力テーブルの名前と同じである。
  • テーブルの [Fields used in Process Mining] 列で指定されたすべてのフィールドが .csv ファイルに存在する。
  • .csv ファイルのフィールドの名前が、[Fields used in Process Mining] 列で指定されたフィールド名と同じである。
必要に応じて、CSV サフィックスを設定できます。既定では、サフィックスは任意の 2 桁の数字と .csv/.CSV です。たとえば、EBAN テーブルに既定のサフィックスを使用する場合、ファイル名は EBAN.csvEBAN1.csv、または EBAN.CSV である必要があります。その他の設定は、DataBridgeAgent の CSV パラメーターで定義できます。

CSV パラメーター

CSV のデータソースに使用できるパラメーターの概要は以下のとおりです。

SAP の設定

説明

CSV Data path

.csv ファイルが保存されている場所を示すサーバー データのデータ パスです。たとえば、P2P/ フォルダーに存在するすべてのファイルを示す場合は P2P です。

CSV Suffix

読み込むファイルの拡張子を含む正規表現です。テーブル名に追加するサフィックスを最大 2 桁まで含めることができます。

CSV Delimeter

フィールドを区切るために使用する区切り文字です。

CSV Quotation character

引用符で囲まれたフィールドを識別するために使用する引用符文字です。

CSV Has header

.CSV ファイルの 1 行目がヘッダー行であるかどうかを指定します。

トラブルシューティング

注: DataBridgeAgent でのデータのアップロードが失敗する場合は、最後のデータ実行のログを含むファイル EXTRACTORDIR\datarun.txt を確認できます。

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