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最終更新日 2024年3月19日

DataBridgeAgent にカスタム コネクタを追加する

はじめに

DataBridgeAgent はスタンドアロン パッケージで、Process Mining で使用するためのデータをソース システムから抽出するために使用します。UiPath Process Mining のビルドと、データセットを準備するために使用するオンプレミスのコネクタが含まれています。現在、DataBridgeAgent には以下のオンプレミス コネクタ (.mvp) が含まれています。
  • SAP Connector for Purchase-to-Pay Discovery Accelerator
  • SAP Connector for Order-to-Cash Discovery Accelerator

独自のカスタム コネクタを使用する場合は、それを DataBridgeAgent に追加できます。この場合、お使いのコネクタで DataBirideAgent を使用できるよう設定を行う必要があります。

注: DataBridgeAgent 2022.4.1 を使用して Event_log のデータをアップロードする場合は、使用する .mvp コネクタの出力テーブルに「Event_log_raw」という名前が付いていることを確認してください。DataBridgeAgent 2022.4.1 を使用してカスタム プロセスのデータをアップロードする場合は、使用する .mvp コネクタの出力テーブルに「Event_log_raw」、「Cases_raw」、(任意)「Tags_raw」および (任意) 「Due_dates_raw」という名前が付いていることを確認してください。

前提条件

注: このガイドの情報は、DataBridgeAgent 22.4.1 以降にのみ適用されます。

以下を前提条件とします。

  • コネクタ .mvp ファイル。.mvp がサーバー データ内のファイルやワークスペース内のファイルに依存している場合は、それらのファイルも DataBridgeAgent に追加する必要があります。
    • server data ディレクトリに配置する必要があるサーバー データ ファイル。
    • ワークスペースのデータを .mvp の側に配置する必要があります。
  • オンプレミス (スタンドアロン) の Process Mining のインストール。以下の目的で使用します。

    • コネクタのモジュールのアプリケーション コードの決定。詳しくは、「モジュール」をご覧ください。アプリケーション コードは、datarun.json ファイルの connectorModule フィールドで指定する必要があります。下表の手順 4 をご覧ください。
    • コネクタが正しく設定されていることを確認します。つまり、正しいテーブルが出力テーブルに設定されていることを確認します。

コネクタを追加する

カスタムの .mvp コネクタを DataBridgeAgent に追加するには、以下の手順に従います。

  1. workspaces/Connector ディレクトリに移動します。
  2. 新しいコネクタ用の新しいディレクトリを作成します。

    注: このディレクトリの名前を connectorWorkspace に入力する必要があります。

    以下の画像でご確認ください。



  3. .mvp コネクタ ファイルを新しいディレクトリにコピーします。
  4. datarun.json を編集し、mvp コネクタに対応する connectorWorkspaceconnectorModule を入力します。以下の画像に例を示します。


  5. まだ作業が完了しておらず、上記の推奨事項に従っている場合は、datarun.json ファイルの残りの部分を抽出設定で完成させます。
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