Orchestrator
2021.10
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Orchestrator ユーザー ガイド
最終更新日 2024年2月15日

ロボット

モダン フォルダー内のロボットは、ユーザー プロファイルに基づいて実行されます。つまり、ロボットは常に特定のユーザー ID のコンテキストで実行されます。ユーザー ID、およびユーザー ID とロールとの関連付けにより、Orchestrator のリソースに対して一定レベルのアクセスを許可できます。ユーザーは、1 つまたは複数のロールによって、特定の操作を実行するために必要な権限を得られます。

Attended ロボットは現実の人間を真似たものであるため、ユーザー アカウントに基づいて実行する必要があります。Unattended ロボットは、ロボット アカウントに基づいて実行する必要があります。このアカウントは、アプリケーションまたは仮想マシン専用の特別なサービス アカウントであり、ユーザー用ではありません。

ロボットの管理

ロボットの管理は [ユーザー] ページで行います。その際、対象のユーザー ID に対してロボットの自動作成を有効化する必要があります。設定に従って、ロボットが自動作成されます。ロボットの管理は自動的に行われます。つまり、ユーザー レベルでのロボットの自動作成を有効化し、その実行設定と認証資格情報を定義することで、フローティング ロボットが自動的に作成されます。

UiPath Robot は、ユーザー (および Unattended の場合はマシン) がアクセス権限を持つフォルダー内に存在するリソースにアクセスできます。

Attended ロボット (または有人モードで使用される Unattended ロボット) は、[ロボット] ページで、テナント レベルで監視できます。無人マシンとランタイムは、フォルダー レベル ([監視] > [マシン]) で監視できます。

ロボットの自動管理は、ディレクトリ ユーザーまたはディレクトリ グループに対しても設定できます。Orchestrator に追加されたディレクトリ グループの自動ロボット プロビジョニングの設定は、その Active Directory グループのメンバーであるすべてのユーザーに継承されます。ロボットの自動プロビジョニングは、Attended ロボットに対してのみ有効です。

ロボット ビュー

テナント レベルの [ロボット] ページには、Orchestrator で設定が完了したロボットと、そのロボットと有人・無人のシナリオとのマッピングが表示されます。確認したい情報の種類に応じて選択できる 4 つのタブがあります。

A. 設定済みのロボット

このセクションには、モダン フォルダーで設定されたロボットが表示されます。具体的には、[このユーザーに対して Attended ロボットを自動的に作成] オプションおよび/または [このユーザーに対して Unattended ロボットを自動的に作成] オプションによりユーザーに対して作成された、すべてのロボットを確認できます。



列名

説明

ユーザー (User)

ロボットの実行に使用するユーザーのユーザー名です。

ドメイン \ ユーザー名

ロボットの実行に使用するユーザーのドメイン\ユーザー名です。

入力

Orchestrator でユーザーに対して有効化されているロボットの種類 (attended、unattended) です。括弧内にライセンスの種類も表示されます。

B. 無人セッション

このセクションでは、すべての無人セッションと、その関連情報の概要を確認できます。



列名

説明

接続済みのマシン

ホスト マシンの名前です。

マシン

対応するホスト マシンを Orchestrator に接続するために使用された、マシン テンプレートです。

ランタイム

マシン テンプレートに関連付けられたランタイムの数です。このマシン テンプレートを使用して接続されたホスト マシンごとに、表示された数のライセンスがテナントのライセンス プールから確保されます。

使用中

このホスト マシンに対して確保されているランタイムのうち、現在消費されているランタイムの数です。ランタイムは、ジョブの実行中に消費されます。

ライセンスの種類

ライセンスの種類です。

サービス ユーザー名

無人ジョブが実行される ID です。サービス アカウントの場合、この値は空です。

Status

各ホスト マシンの接続ステータスです。

直近のハートビート

最後のハートビートから経過した時間です。このフィールドにカーソルを合わせると、最後のハートビートの正確な時刻が表示されます。

バージョン

C. ユーザー セッション

このセクションでは、Assistant から開始されたすべてのユーザー セッションと、その関連情報の概要を確認できます。



列名

説明

ユーザー (User)

ロボットの実行に使用するユーザーのユーザー名です。

ドメイン \ ユーザー名

ロボットの実行に使用するユーザーのドメイン\ユーザー名です。

接続済みのマシン

ロボットが存在するホスト マシンの名前です。

Status

入力

ロボットの種類です。括弧内にライセンスの種類も表示されます。無人プロセスに使用するマシンで Assistant セッションを開始した場合は [Unattended] と表示されます。

バージョン

D. クラシック ロボット

このセクションでは、クラシック フォルダーで定義されたロボットと、その関連情報の概要を確認できます。このタブは、モダン フォルダーのみを使用している組織では表示されません。



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