クラシック フォルダーで作業している場合、プロセスはパッケージとロボット グループの関連性を表します。パッケージがロボット グループにリンクされるたびに、そのロボット グループに属するすべてのロボット端末でそのパッケージが使用できるようになります。
モダン フォルダーで作業している場合、プロセスは特定のフォルダーにリンクされたパッケージ バージョンを表します。新しいプロセスをデプロイすると、そのフォルダーにアクセスできるすべてのユーザーが利用できるようになります。
プロセスページでは、新しいプロセスとしてアップロードされたパッケージをデプロイし、以前に作成したプロセスを管理し、最新のパッケージのバージョンでプロセスを最新に維持することができます。これは、組織内のすべてのユーザーとロボット全体にパッケージを配布し、ジョブページからのプロセスの実行を高速化します。
[ジョブ] ページからプロセスを実行するだけでなく、ロボット エージェントの起動時に自動的に開始するようにプロセスを構成することもできます。これにより、管理者は、たとえば会社の IT ポリシーを確実に順守するために、必要なプロセスがマシン ユーザーの遅延や失敗なしに起動されることを確認できます。
注:
既定では、プロセスと関連付けのあるジョブが実行中または保留中である場合でも、プロセスを編集できます。次のことを考慮してください。
変更したプロセスと関連付けのある実行中のジョブでは、元のバージョンのプロセスが使用されます。更新後のバージョンは、新規作成されたジョブ、または同じジョブが次にトリガーされたときに使用されます。
変更したプロセスと関連付けのある保留中のジョブでは、更新されたバージョンが使用されます。

ユーザーがプロセスを作成するには、パッケージの表示権限およびプロセスの表示権限と作成権限がそのユーザーに割り当てられている必要があります。クラシック フォルダーでプロセスをデプロイする場合、環境の表示権限も必要です。詳細については、こちらをご覧ください。
プロセスの Main.xaml
に入力、出力、入力/出力の引数がある場合、[プロセスを表示] ウィンドウの [パラメーター] タブに表示されます。Orchestrator では、これらは入出力パラメーターになります。
上記のウィンドウでは、入力パラメーターと出力パラメーターの両方、それらの名前と種類、それらの値がパッケージから継承されたものかどうか、既定値を持つかどうかを確認できます。最後に付け加えると、いずれの入力パラメーターも値を指定できます。Orchestrator の入出力パラメーターの詳細については、このページをご覧ください。
注:
Studio で入力引数に設定されている既定値は、レベルを問わず、Orchestrator では表示されません。
Studio パッケージで使用されているアクティビティは、Orchestrator からのアクセスが必要な NuGet フィードに保存されています。その結果として、ロボット グループにパッケージをデプロイする際に、アクティビティも同様にロボット グループに含まれているロボット端末に送信されます。これにより、Orchestrator への接続が切断されている際も、これらのロボットを用いてプロセスを実行することができます。
バージョン管理
新しいパッケージ バージョンを Orchestrator で使用可能な (新しいバージョンを Studio からパブリッシュした) 場合、含まれているプロセスの横に次のアイコン で示されます。詳しくは「パッケージのバージョンの削除」ページをご覧ください。
複数のプロセスは、個別または一括で最新バージョンに更新できます。個別に更新する場合は、対応する [プロセスを表示] ウィンドウで行います。一括更新する場合は、複数選択を行い、グローバルな [最新を使用] ボタンをクリックします。詳細については、「パッケージ バージョンの管理」ページをご覧ください。
プロセスに関連付けられたパッケージ バージョンが構成済みの NuGet リポジトリで使用できなくなった場合は、アイコン で示されます。
特定のプロセスで最新の有効なバージョンのパッケージを使用している場合、アイコン がプロセスの横に表示されます。
重要
クラシック フォルダーでは、同じ端末上に複数のロボットが存在する場合、同じロボット グループでのグループ化が推奨されます。それを行わない場合、異なるバージョンで同じプロセスをデプロイする際にエラーが発生する可能性があります。
2 年前に更新
参照
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