[マシン] ページでは、ロボットを Orchestrator に登録するために使用するマシンをプロビジョニングし、管理することができます。このページには、既存のマシンとそれらの種類が表示されます。標準かテンプレートかを問わず、独自のマシンを作成できます。

作成したマシンは、フォルダーにまたがって使用可能になります。
マシンの種類
標準マシン
ロボットを定義するマシンの名前が常に同じである場合に使用します。これは標準的なシナリオです。マシンを定義すると、[ロボット] ページに掲載されているロボットを台数の制限なく接続できます。このシナリオのロボットは、このマシン名、マシン キー、ユーザー名の組み合わせを使用して Orchestrator に接続します。
Orchestrator への接続が必要で、Robot がインストールされているマシンの名前を使用します。そのマシン上で以下のいずれかの方法で名前を検索できます。
- UiPath ロボット トレイの [Orchestrator の設定] ウィンドウ
- コントロール パネル -
Control Panel\System and Security\System
- コマンド プロンプトを開き、hostname と入力します。

マシン テンプレート
非永続的な仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) の場合など、ロボットを定義するマシンの名前がその都度変更する場合に使用します。このエンティティを設定すると、Active Directory のユーザー名を使用して、Attended フローティング ロボットを台数の制限なく接続できます。このシナリオのロボットは、マシン キーとユーザー名の組み合わせのみを使用して Orchestrator に接続します。
重要
マシン テンプレートは、Active Directory ユーザー、Attended フローティング ロボットと Studio フローティング ロボットでのみ機能します。
マシンの権限
[マシン] ページでさまざまな操作を実行できるようにするためには、マシンに対する該当する権限を持つ必要があります。
- 表示 - マシンとそれに関連する詳細情報の表示
- 編集 - マシンの編集
- 作成 - マシンの作成
- 削除 - マシンの削除
詳細については、「ロールについて」をご覧ください。
注
標準ロボットを作成するには、マシンに対する表示権限が必要です。
Robot のバージョン
[マシン] ページでは、[インストールされたバージョン] 列でロボットのバージョンを確認できます。標準ロボットのバージョンは、UiRobotSvc サービスが起動または再起動される際に取得されます。Attended フローティング ロボットは、ロボットが Orchestrator に接続される際に取得されます。さまざまなシナリオに従って、次の項目が表示されます。
-
ロボット接続なし
- マシン上にロボットがプロビジョニングされていません
-
不明
- 1 台以上のロボットが作成されていますが、いずれも接続されていません
- ロボット-Orchestrator 間の接続が確立した後に、1 台以上のロボットが作成されました
-
インストールされたバージョン
- 18.2.0 以降のバージョンの Robot が登録され、接続されています
- 18.2.0 以降のバージョン (同じバージョン) の複数の Robot がプロビジョニングされ、すべて接続されています
たとえば、18.2.4 の Robot を 1 つプロビジョニング済みで、それが接続されている場合は、18.2.4 と表示されます。バージョン 18.3.0 の Robot が多数 (たとえば 11) プロビジョニングされ、それらがすべて接続されている場合は、18.3.0 と表示されます。
-
< 18.2.0
- 18.2.0 より前のバージョンの Robot 1 台が登録され、接続されています
- 18.2.0 より前のバージョンの複数の Robot がプロビジョニングされ、すべて接続されています
たとえば、18.1 の Robot を 1 つプロビジョニング済みで、それが接続されている場合は、<18.2.0 と表示されます。同様に、バージョン 17.1.0 および 18.2.0 の Robot (たとえば、それぞれ 9 つと 5 つ) がプロビジョニングされ、それらがすべて接続されている場合は、<18.2.0 と表示されます。
-
[異なるバージョン番号]
- 異なるバージョンの Robot 2 台以上が登録され、すべて接続されています
たとえば、合計 14 台の Robot (18.3.0 の Robot 10 台、18.2.4 の Robot 2 台、18.2.0 より前の Robot 2 台) をプロビジョニングしたとします。この場合、「3 バージョン」と表示されます。
- 異なるバージョンの Robot 2 台以上が登録され、すべて接続されています
-
[異なるバージョン番号+]
- 異なるバージョンのロボット 2 台以上が登録され、接続済みのロボットと未接続のロボットが存在します。
たとえば、合計 16 台のロボット (18.3.0 のロボット 10 台、18.2.4 のロボット 4 台、18.2.0 より前のロボット 2 台) をプロビジョニングしたとします。この場合、「2+ バージョン」と表示されます。
7 台のロボットをプロビジョニングし、3 台が 18.2.0 より前のバージョンで、4 台が接続されていない場合、「1+ バージョン」と表示されます。
- 異なるバージョンのロボット 2 台以上が登録され、接続済みのロボットと未接続のロボットが存在します。
特定のマシンに接続されている各ロボットのバージョンを確認するには、[その他のアクション] ボタンをクリックし、次に [インストールされたバージョンを表示] をクリックします。詳細については、こちらをご覧ください。
2 年前に更新