公開日: 2023 年 2 月 1 日
以下のリリース ノートに記載されている機能や修正は、現時点ではスタンドアロンの Orchestrator でのみ利用可能です。
改良点
更新サーバーの改良
更新サーバーモジュールが無効化されている場合、ロボット端末の更新サービスでは更新の確認が行われません。
SQL クライアントの更新
Microsoft.Data.SqlClient
を v3.1.1 にアップグレードしました。以前使用されていた v3.0.1 はサポート対象外となりました。
UiPath.ConfigProtector.exe ツールとリソース カタログ サービス
UiPath.ConfigProtector.exe
ツールを使用して、リソース カタログ サービスの機密情報を暗号化/復号できるようになりました。
See the dedicated section for detailed instructions.
これに伴い、以下点が更新されました。
UiPath.ConfigProtector.exe
ツールを ASP.NET Core 6.0 にアップグレードしました。- 次の 2 つのパラメーターが追加されました。
--signing-settings
- ツールの設定に任意の設定セクションを追加できます。--keys
/k
- ハードコードされていないキーを暗号化/復号できます。
See the commands table for details on the new parameters.
バグ修正
- 更新および再パブリッシュされた Studio の REF プロジェクトの引数リストが、Orchestrator で表示されていませんでした。この問題は、Robotic Enterprise Framework のテンプレートを基に作成された Studio プロジェクトで、既存の引数に新しい引数を追加すると発生していました。
- v2021.10 以前のバージョンから v2022.10 にアップグレードすると、除外日の数が360 日を超えるカレンダーが移行されませんでした。現在は、除外日が360 日を超えるカレンダーを移行できるようになりました。
- タイムアウトが原因で、v2021.10.1 から v2022.10 へのアップグレードが失敗していました。この問題は現在は修正されました。
- これまで移行されたことのないデータベースに移行のロールバックを適用すると、ロールバックが失敗していました。この問題は現在は修正されました。
- v2022.10.1 では Elasticsearch と Kibana を v7.16.3 にアップグレードし、これを最小要件のバージョンとしていました。しかしこの変更が原因でログに関する問題が発生したため、今回最小要件を廃止し、同製品の過去のバージョンも使用できるようにしました。
Orchestrator v2022.10.1 以降では v7.16.3 以降のバージョンが望ましいですが、以下のパラメーターを使用すれば以前のバージョンの Elasticsearch (MSI によってインストールされる) を有効化できます。- In the Nlog target (
<target xsi:type="ElasticSearch"
), setdisableProductCheckStatus
totrue
. - In the
UiPath.Orchestrator.dll.config
file, setLogs.Elasticsearch.DisableProductCheckStatus
totrue
.
- In the Nlog target (
- アクセシビリティに関する問題を数点修正しました。
非推奨化のタイムライン
We recommend that you regularly check the deprecation timeline for any updates regarding features that will be deprecated and removed.
約 1 か月前に更新