Studio リリース ノート

このセクションでは、Studio に関する最新情報を確認できます。Studio はテスト オートメーション開発用の IDE で、UiPath® のテスト スイートを構成します。ここでは、テスト オートメーション プロセスを簡素化し、テスト機能を向上させる最新の機能、機能強化、調整箇所を確認できます。

Studio について

Studio には、開発やオートメーション プロセスにテストを統合するための専用のツールが用意されています。Studio を使用すれば、テスト ケースを作成・設計したり、テスト ケースや実行結果を要件や不具合にマッピングしたりできます (例: Jira、Xray)。

次の 2 種類のテスト ケースを使用してテスト オートメーションを作成できます。

• ローコードのテスト ケースは、ビジュアル インターフェイスとドラッグ アンド ドロップ方式のアクティビティを使用するため、幅広い層のユーザーが利用できます。
• コード化されたテスト ケースを使用すると、コードを使用してテスト ケースを作成できるため、より複雑な共同プロジェクトに最適です。これらのテスト ケースは、UiPath® サービス (アクティビティ パッケージに相当)、API (アクティビティに類似)、外部 .NET NuGet パッケージ、および Studio 内のカスタム C# クラスを使用します。

Studio のテスト機能

• アプリケーション テスト
  • Studio では、自動化されたアプリケーション テストを、VB または C# で行うための専用テスト ケースを作成できます。個々のテスト オートメーション プロジェクトを Studio で作成し、データの検証に使用し、CI/CD パイプラインのシナリオに含めることができます。
  • アプリケーションのテストは、テスト ケースとデータ ドリブン テスト ケースによって実行できます。これらは、UiPath.Testing.Activities パッケージに含まれる検証アクティビティの部分と、他のパッケージのアクティビティを組み合わせて使用するシーケンスです。
  • テスト ケースに実行テンプレートを追加できます。
  • 自動生成されたテスト データ、テスト データ ファイル、または Data Service のエンティティを使用して、データ ドリブンなテストを実行できます。
• RPA テスト: ワークフローを直接テストし、実行時のアクティビティ カバレッジを確認するために設計されています。このようなテスト プロセスによって、実行が行われ、実行中の決定内容にかかわらず、めったに発生しない厄介なケースもすべてカバーされることを保証します。
• API テスト オートメーション: Studio は、Postman との連携により API テスト オートメーション プロジェクトをサポートしています。Postman とは、API へのテスト呼び出しを実行するソフトウェア開発ツールです。この連携には、Postman コレクションのコマンドライン実行機能である Newman も含まれ、コマンドラインから直接、コレクションを実行およびテストできます。