Task Mining

分析結果を表示する

タスクのバリエーションの記録が完了したら、AI を活用します。

適切なベースラインとして 50,000 件のアクションを使用することをお勧めします。このモデルは、プロジェクトで収集される最大 200,000 件のアクションに対応できます。

ヒント:

通常、アクティブユーザーからは、記録を行っている状況に応じて、1 時間あたり 200 件から 1,000 件のアクションが提供されることから、アクションの数を簡単に推定することができます。

マシンラーニングモデルの実行後、Unassisted Task Mining プロジェクトに [結果] タブが表示されます。この結果は、すべてのアクションとスクリーンショットを収集し、AI を利用して個々のステップとその反復性を判断することによって決定されます。

頻繁に繰り返される個々のステップがモデルによって判別されると、それらのステップをまとめて可視化するタスクがモデルによって作成されます。

提示されたタスク、トレース、傾向を確認することで、組織やプロセスに新たな洞察が加わります。マシンラーニングモデル (次のサブセクションの手順を参照) を実行した後は、「Unassisted Task Mining 分析ガイド」に従って、プロジェクトにおける継続的な発見やアクション性を向上させるためのベストプラクティスを活用できます。

結果

分析を実行するたびに、[検出結果] タブに新しい分析名と詳しい情報がいくつか表示されるので、詳細を確認するのにふさわしい分析を特定できます。

分析が完了して結果が生成されたら、分析を選択して、キャプチャされたデータに関する詳細なメトリックを確認できます。

[結果] ページに分析の詳細が表示されます。

以下の表は、[結果] タブの表示列の説明です。

列	説明
分析名	プロジェクトで作成された分析の名前です。
識別されたタスク	マシンラーニングモデルによって識別された繰り返しの多いタスクの数です。
合計時間	記録された合計時間 (hh:mm:ss) です。
ユーザー	このプロジェクトで毎日のアクティビティを記録したユーザーの数です。
アクション	データセットでキャプチャされたアクション (クリック、入力など) の数です。
使用されたアプリ	使用されたアプリケーションの合計数です。
検出期間	データが記録された日付の期間です。
	次のオプションを含むコンテキストメニューを開くことができます。開く - 分析の概要を表示します。削除 - 選択した分析を削除します。 .CSV にエクスポート

分析の概要

特定の分析を選択すると、さらに詳細な分析の概要や、特定されたタスクのリストを表示できます。

以下は、[分析の概要] のグラフの説明です。

グラフ	説明
タスク	マシンラーニングモデルによって識別された繰り返しの多いタスクの数です。
キャプチャされたアクション	データセットでキャプチャされたアクション (クリック、入力など) の数です。
合計キャプチャ時間	記録された合計時間 (hh:mm) です。
ユーザー	このプロジェクトで毎日のアクティビティを記録したユーザーの数です。
使用したアプリケーションの合計数	使用されたアプリケーションの合計数です。
分析の詳細	分析の詳細情報: 分析の名前です。データがアップロードされた日付です。データが記録された日付の期間です。

タスクの表形式ビュー

分析を選択すると、[タスクの表形式ビュー] に、反復的なタスクと、各タスクの詳細なメトリックが表示されます。

メモ：これらのタスクは、反復性や複雑さなどさまざまな要因を考慮して、これらのタスクの自動化の見込さに基づいてランク付けされます。ただし、ユーザーはタスクをレビューし、自身の基準に基づいてオートメーションに優先順位を付けることを強くお勧めします。

以下は、[タスクの表形式ビュー] の列の説明です。

列	説明
タスクのランク	自動化の候補として最適な検出されたタスクを見つけるのに役立つ独自のランクです。
合計時間	タスクに起因するすべてのトレースでユーザーがこのタスクの実行に費やした合計時間です。注: 青いバーは、他のタスクに関連するタスクの実行時間を示します。
ユーザー	このタスクを繰り返し実行したユーザーの数です。
トレース	データセットでこのタスクが発生した回数です。1 人のユーザーがこのタスクの反復処理を 1 度実行すると、1 回のトレースと見なされます。
時間の中央値	タスクに起因するすべてのトレースの実行時間の中央値です。これは、タスクの実行期間を示します。
アクション	このタスクの最も代表的なトレースのアクション (クリック、入力など) の数 - タスクの複雑さを示します。
タスク名	タスクの名前です。既定値は「タスク + 番号」です。「タスク名を編集する」もご覧ください。
ブックマーク	タスクをブックマークして、選択したタスクを簡単にフィルター処理できます。
Status	タスクのステータスです。「タスクのステータスを変更する」もご覧ください。
	次のオプションを含むコンテキストメニューを開くことができます。開きます。詳しくは、「タスクの詳細を表示する」をご覧ください。 .CSV にエクスポート

タスク名を編集する

既定では、タスク名は「タスク」 + 番号に設定されています(例: タスク 1)。タスク名を編集して、タスクによりわかりやすい名前を付けることができます。タスク名を編集するには、以下の手順に従います。

[分析の詳細] ページで、タスクの表形式のビュー リストで名前を編集したいタスクを見つけます。
[タスク名] フィールド上にマウスをホバーしてアイコンを選択します。
必要に応じて名前を編集して Enter キーを押します。

ヒント:

タスクの詳細ページではタスクの名前を変更することもできます。

タスクのステータスを変更する

すべてのタスクは、既定で [開始前] ステータスで開始されます。タスクのステータスは手動で変更できます。以下に、タスクに選択できるステータスの概要を示します。

Status	意味
開始前	タスクが開始されていません (既定のステータス)。
レビュー中	タスクは、自動化の機会を見つけるためにレビュー中です。
RPA 候補	レビューが完了しました。このタスクはオートメーションのために次に進められます。
情報が不十分	レビューが完了しましたが、求められるアクション性が得られませんでした。

タスクのステータスを設定するには、以下の手順に従います。

[分析の詳細] ページで、タスクの表形式のビュー リストでステータスを設定したいタスクを見つけます。
タスクの [ステータス] フィールドを選択します。
コンテキストメニューからタスクの新しいステータスを選択します。

ヒント:

また、[タスクの詳細] ページではタスクのステータスを変更できます。

.CSV にエクスポート

分析結果から CSV にデータをエクスポートできます。

分析のすべてのタスクのデータをエクスポートする

分析のすべてのタスクのデータを .CSV ファイルにエクスポートするには、以下の手順に従います。

[結果] ページで、データを .CSV にエクスポートする分析を見つけます。
アイコンを選択します。
コンテキストメニューから [.CSV にエクスポート] を選択します。
[.CSV にエクスポート] ダイアログが表示されます。
未処理のデータも含めて、分析で使用されているすべての記録済みアクションを .CSV ファイルにエクスポートする場合は、[未処理のデータを含める] を選択します。
[エクスポート] を選択します。