非構造化データからの表の生成方法

画面スクレイピング ウィザードを使用して非構造化データから表を生成し、その情報を DataTable 型変数に格納することもできます。それらの変数をさらにオートメーション プロジェクトで使用して、データベースや Excel のシートなど幅広い対象物の内容を設定できます。

注: Web オートメーションは、Internet Explorer 11 以上、Mozilla Firefox 50 以上、または Google Chrome の最新バージョンで実行することを推奨します。

非構造化データから表を作成する場合、次の空白文字を列区切り文字および行区切り文字として使用できます。

• 空白
• タブ

• newline

  それぞれの区切り文字の種類について複数のオプションを使用できます。

また、次の操作が行えます。

• 列の型を自動的に検出する
• 1 行目を列見出しとして使用する
• 1 列目を無視する
• 定義済みの列を使用する (存在する場合)

デザイナーパネルでは、画面スクレイピングの結果に以下のアクティビティが順に格納されます。

• [画面スクレイピング] シーケンス
• [ウィンドウにアタッチ] または [ブラウザーにアタッチ] アクティビティ
• [データテーブルを生成] コンテナー
• [フル テキストを取得]、[表示中のテキストを取得]、または [OCR でテキストを取得] アクティビティ (非構造化データのスクレイピングに使用したメソッドに応じて)

• [アクティビティ] パネルから、データを保存する [データ テーブルを生成] アクティビティを追加する必要があります。

  次のスクリーンショットに例を示します。

  
  

  

  
  

この機能を利用するには、次の操作を実行します。

1. 画面スクレイピング ウィザードを開きます。

2. 抽出する情報 (Web ページや PDF など) を指定します。スクレイピングされる情報のプレビューがウィザードに表示されます。

   
   

   

   
   
3. [クリップボードにコピー] をクリックして、[完了] をクリックします。データがクリップボーにコピーされ、自動生成されたオートメーション プロジェクトがデザイナー パネルに表示されます。
4. [アクティビティ] パネルで、[データテーブルを生成] アクティビティを探し、[フル テキストを取得] アクティビティの下のワークフローにドラッグ アンド ドロップします。

5. アクティビティ内の [データ テーブルを生成] をクリックします。データ テーブル生成ウィザードが表示されます。このウィザードで、これから生成する表の調整を実際に開始できます。

   
   

   

   
   
6. 必要な列区切り文字や改行区切り文字を選択し、残りのパラメーターを必要に応じて調整します。
7. [プレビュー] をクリックします。[テスト プレビュー] セクションが更新され、データをどのように配置できるかが表示されます。
8. 目的の結果が得られるまで手順 4 と 5 を実行します。

9. [OK] をクリックします。オートメーション プロジェクトが デザイナー パネルに表示されます。