- 基本情報
- はじめに
- 対話型サインインを設定する
- UiPath® Assistant
- インストールとアップグレード
- ロボットの種類
- Robot のコンポーネント
- ライセンス
- Robot を Orchestrator に接続する
- プロセスとアクティビティ
- ログ
- Robot JavaScript SDK
- 特定のシナリオ
- トラブルシューティング
- 一般的な接続エラー
- RDP を介してロボットが応答しない
- 重複する実行ログ
- よく発生する Robot のエラー
- プロセス実行時間の増加
- パッケージの署名の検証の適用
- メッセージが大きすぎて処理できない
- 管理者として実行した場合のエラー
- 移行後に NuGet パッケージにアクセスできない
- ユーザー アクセス コントロール プロンプトと UI Automation アクティビティ
- インストール時に必要な .NET
- アセンブリをネットワークまたは Azure ファイル共有から読み込めない
- アクティビティが .NET ランタイムを見つけられない
- .NET 8 プロジェクトの実行に失敗する
- Windows セッションがロックされている
はじめに
Robot は UiPath® の実行エージェントであり、Studio で開発されたプロセスを実行できます。プロセスを実行するにはロボットを Orchestrator に接続するか、ローカルでライセンスを取得する必要があります (詳しくは「ライセンスについて」をご覧ください)。活用できるロボットの種類はライセンスによって決定され、Robot サービスはデプロイの種類によって決定されます。
Robot はいくつかのコンポーネントに分割され、各コンポーネントはオートメーション プロジェクトにおける特定のタスク専用のものです。Robot のコンポーネントは以下のとおりです。
上記の説明にあるようにロボットのコンポーネントを分割することで、開発者、サポート ユーザー、およびコンピューターによるコンポーネントの実行ならびに、どのコンポーネントが実行中であるかの識別や追跡が容易になります。こうすることで、Executor およびサービスに対してそれぞれ異なるファイアウォール ルールを設定するなど、特別な動作をコンポーネントごとに設定できます。
Robot は、ローカル システム アカウントで対話型 Windows セッションを開くことができます。また、Robot は Windows サービスの権限をすべて持っています。Windows セッションについて詳しくは、こちらのページをご覧ください。
UiPathStudio.msi
を使用して Robot をインストールすると、既定でサービス モードの Robot がデプロイされます。こちらのページで説明しているように、コマンド プロンプトからインストールすることもできます。
UiPathStudioSetup.exe
から Robot をインストールすると、既定でユーザー モードの Robot がデプロイされます。Robot は、こちらの説明にあるように UiPathStudio.msi
からインストールできるほか、コマンド プロンプトからインストールすることもできます。
サービス モードの Robot とユーザー モードの Robot はいずれも、高密度ロボットとして設定できます。
%userprofile%\.nuget\packages
フォルダーにダウンロードしたすべてのパッケージを削除することをお勧めします。
Robot は、インストールしたときのモードに関係なく、Orchestrator に接続できます。