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2023.4.0
公開日: 2023 年 4 月 27 日
[実行中] タブ
オートメーションの実行を開始すると、[実行中] タブが詳細パネルに表示され、進行状況を示すステータス メッセージを確認できるようになりました。ステータス メッセージには、特定の操作が完了したタイミングを示すタイム スタンプが含まれており、進行状況やオートメーションの実行にかかった合計時間を確認できます。これらのメッセージは、オートメーションの作成者によって [ステータスを報告] アクティビティで設定されます。
Automation Hub URL
Automation Hub のアイデアに基づいて作成されたオートメーションの場合、詳細ウィンドウの [詳細] リンクをクリックして Automation Hub 内の対応するアイデアにアクセスできるようになりました。
近日公開予定 - UiPath Assistant for Excel アドイン
v2023.4 からは、Microsoft Excel から UiPath Assistant にアクセスできるようになりました。UiPath Assistant for Excel アドインを使用すると、アプリケーション間を移動することなく、Excel から直接オートメーションを利用できます。
[お気に入り] セクションの追加
v2023.4 のリリースより、 Assistant のスタート パッドの [UiPath 製品] セクションの下に、新しく [お気に入り] グループが追加されました。Assistant を 1 列ビューで使用している場合は、このグループは [ホーム] タブの [オートメーション] リストに表示されます。スタート パッドでは、引き続き他のグループを作成することもできます。作成したグループも同様に [ホーム] タブに表示されます。
アクセシビリティ
アクセシビリティに関するいくつかの改良を行いました。
UI 操作を自動化するときの Linux 環境のロボット
v2023.4 Enterprise 版のリリースより、既定の Linux ロボットのイメージは廃止され、Linux で Chrome のオートメーションを実行するのに使用されるイメージに置き換わります。
事前読み込み済みの Executor
プロセスの起動時のパフォーマンスが向上しました。Robot を起動するたびに、既定で追加の Executor が自動的に起動されます。Robot Executor について詳しくは、こちらをご覧ください。
ライブ ストリーミングとリモート制御
無人ジョブを実行中に監視したり、問題が発生してデバッグが必要な場合に実行をリモート制御して修正を試みたりできるようになりました。これらはすべて、ライブ ストリーミングとリモート制御機能を使用する操作です。
入力引数
v2023.4 のリリースより、設計時に既定値が定義されている引数を Assistant から確認できるようになりました。変数に既定値が設定されており変更されない場合、オートメーションはその既定値で実行されます。また、各フィールドの値を任意の値に更新することもできます。
オートメーションの共有
オートメーションが共有フォルダーにインストールされている場合に、名前の横にある共有アイコンをクリックして、そのオートメーションを他のユーザーと共有できるようになりました。この機能は Automation Ops から有効化できます。
Automation Ops を使用しない Marketplace ウィジェットの制御
v2023.4 のリリースより、Automation Ops を使用せずに Marketplace ウィジェットを無効化する方法を新しく追加しました。
EDR 保護ステータスの表示の制御
v2023.4 のリリースより、CrowdsStrike の EDR (エンドポイントでの検知と対応) によるロボットの保護ステータスが、既定で表示されなくなりました。このメッセージの表示/非表示は、Automation Ops のポリシーで制御できます。
ロボットのカスタマイズのスキップ
Assistant の初回起動時に、ロボットを選択するページが表示されないようになりました。検索バーの横にあるロボットをクリックすれば、画像や名前をいつでも選択できます。
ログ メッセージの改良
「実行が開始されました。」というログ メッセージに、より正確なタイムスタンプ情報が含まれるようになりました。
パッケージ フォルダーの共有
NUGET_SCRATCH
環境変数を使用して設定でき、一時フォルダーのパスが値として設定されます。この機能について詳しくは、こちらのドキュメントをご覧ください。
Assistant のヘルプ セクションのデザイン変更
v2023.4 のリリースより、Assistant の [ヘルプ] セクションのデザインを変更し、読みやすさを向上させました。
- Assistant から診断ツールを実行するとエラーが発生する問題を修正しました。
- v2023.4 のリリースより、Automation Store ウィジェットは、Orchestrator サーバーの URL に接続されていてサインインしている場合にしか利用できなくなりました。
- Orchestrator をアップグレードした後に、オートメーションを Attended ロボットとして実行するとイベント ログのエラーが発生する問題を修正しました。
- 個人のオートメーションを削除する際に、Assistant が最初にそのオートメーションをインストールしようとすることがなくなり、削除プロセスが期待どおりに実行されるようになりました。
- Integration Service を使用しなくても使えるアクティビティを含むプロセスをインストールするとエラーが発生する問題を解決しました。