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2022.10
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Robot ガイド
Last updated 2024年10月2日

2022.10.3

公開日: 2022 年 10 月 27 日

更新内容

ピクチャ イン ピクチャ - 仮想デスクトップ

仮想デスクトップに基づいた新しい種類のピクチャ イン ピクチャを利用できるようになりました。オートメーションを仮想デスクトップで実行できるため、1 台のマシンにつき複数の PiP ユーザー セッションを使用でき、再認証を行ったりスタートアップ アプリを起動したりする必要がありません。

基本認証のプロキシ構成

基本認証プロキシを使用する場合、UiPath Assistantから直接資格情報を設定できます。



UiPath Assistant の新しいガイド ツアー

新しく UiPath Assistant を使用するユーザーのためのガイド ツアーを 2 つ追加し、オートメーションの実行方法やアラームの使い方を素早く学べるようにしました。これらのツアーは UiPath Assistant の初回起動時に自動的に開始されます。また、[設定] メニューからいつでも開始できます。詳しくは、「ヘルプ セクション」をご覧ください。

個人用ワークスペース フォルダーへのローカル オートメーションの移行

ロボットが Orchestrator に接続するときに、ローカルに保存されているオートメーションを Orchestrator 内の個人用ワークスペース フォルダーに移行するよう促すメッセージが UiPath Assistant に表示されるようになりました。ローカルのオートメーションは [設定] メニュー からも移行できます。

Automation Ops の新機能

Automation Ops のポリシーに、ユーザーによる UiPath Assistant の操作を管理するオプションを追加しました。

ウィジェットの他に、以下の項目も設定できるようになりました。

  • Windows ログイン時に Assistant を自動的に起動
  • ユーザーによるログ レベルの変更を許可/禁止
  • オートメーションの実行中に Assistant を最小化
  • Task Capture を有効化/無効化
  • ユーザーが個人用ワークスペース外のオートメーションを実行することを許可/禁止
  • オートメーションをフォルダーごとにグループ化

詳しくは、「Automation Ops のガバナンス」をご覧ください。

UiPath Assistant で利用できる Apps ウィジェットと Action Center ウィジェット

v2022.10 より、ブラウザーに移動することなく、UiPath Assistant 内で直接 Apps を実行したり Action Center のアクションを管理したりできるようになりました。



IP 範囲によるアクセス確認

ユーザーがロボットと Assistant を Orchestrator に接続できる、信頼された IP 範囲を定義できるようになりました。ユーザーが許可された IP の外から接続を試みると、UiPath Assistant にエラー メッセージが表示されます。詳しくは、「IP でアクセスを制限する」をご覧ください。

テナントの簡単切り替え

複数のテナントへのアクセス権限がある場合に、サインインし直さなくても UiPath Assistant から直接テナントを切り替えられるようになりました。自分の名前の横に表示されているドロップダウン リストからテナントを選択できます。



EDR 保護のステータス

CrowdStrike の EDR (エンドポイントでの検知と対応) によるロボット端末の保護ステータスが、OrchestratorAssistant に表示されるようになりました。

Kerberos 認証の強制適用のサポート

RDP に Kerberos 認証の使用を強制するポリシーが適用された環境がサポートされるようになりました。マシンに UIPATH_DNS_MACHINENAME 環境変数を設定し、値を True にする必要があります。この設定により、RDP セッションの作成時にローカルホストに DNS ホスト名が使用されるようになります。

インストール時にロボットの接続が可能に

インストール時に、クライアント資格情報を使用してロボットと Studio を Orchestrator に接続できるようになりました。この機能は、ユーザー インターフェイスとコマンド ライン インターフェイスの両方のインストールで利用できます。

詳しくは、Studio のインストールに関するページをご覧ください。

改良点

  • Information ログが、イベント ログではなくファイルに書き込まれるようになりました。

    • %LOCALAPPDATA%\UiPath\Logs\internal\Robot.log (ユーザー モード)
    • %PROGRAMDATA%\UiPath\Logs\internal\Robot.log (サービス モード)
  • マシン上のディスク領域を消費する大量のログ ファイルが作成されないように、ログ ファイルが特定の数に達したらファイルをアーカイブするよう選択できるようになりました。詳しくは、ロボット ログのページをご覧ください。
  • [IRunningJobInformation] プロパティにさらにプロパティを追加しました。詳しくは、「プロセス ID とログを取得する」セクションをご覧ください。
  • ロボット端末に NUGET_FALLBACK_PACKAGES 環境変数を追加して、フォールバック パッケージ フォルダーを設定できるようになりました。詳しくは、「フォールバック フォルダー」をご覧ください。

バグ修正

  • レジストリ エントリのキャッシュが原因で、RDP 接続に成功した後にセッションがタイムアウトしていました。
  • ロボットの Windows セッションの接続が予期せず切断され、Windows 画面がロックされている、または UI のタイムアウトが発生したことを示すエラー メッセージが表示されていました。
  • ユーザー モードで Robot をインストールすると、無効なログ メッセージがイベント ビューアーに送信されていました。現在は、マシンごとのインストールでログが期待どおりに送信されるようになりました。なお、この問題はユーザーごとにインストールされたユーザー モードの Robot では引き続き発生します。

追記: 2023 年 10 月 9 日

  • バグ修正とセキュリティ更新プログラムに対応するため、ライブラリと依存関係を更新しました。

既知の問題

  • Studio によって開かれた Assistant からは診断ツールを起動できません。この問題を解決するには、Assistant を終了して再起動します。

重大な変更

  • 一部の既定のログ フィールドは上書きできなくなりました。詳しくは、こちらをご覧ください。
  • これまでプロセスの開始前に行われていたプロセス リストの更新が、プロセスの実行と並行して行われるようになりました。つまり、更新が利用可能な状態のプロセスを RobotJs または CMD 経由で実行すると、古いバージョンのプロセスでジョブが実行される可能性があります。
  • 呼び出しアクティビティの使用時に、例外の実際の種類がログに記録されるようになりました。
  • Angular で作成したカスタム ウィジェットはサポートされなくなりました。

今後削除される機能

  • v2023.4 の Enterprise 版リリースより 32 ビット インストーラーが廃止され、Studio、Robot、Assistant をインストールできるのは 64 ビットのオペレーティング システムのみになります。
  • v2023.4 Enterprise 版のリリースより、既定の Linux ロボットのイメージは廃止され、Linux で Chrome のオートメーションを実行するのに使用されるイメージに置き換わります。

非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。

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