UiPath® IXP について

IXP は、Intelligent Xtraction and Processing とも呼ばれる、マルチモーダルなデータ抽出機能です。IXP は、非構造化ドキュメントやコミュニケーションに含まれるデータを構造化データに変換して、自動化や分析に使用できるようにします。

現在、IXP には、特定のデータの種類に最適化されたさまざまなエクスペリエンスが含まれています。UiPath の長期的な目標は、電子メールとその添付ファイルなど、複数の異なるコンテンツの種類からデータを抽出できる単一の統合されたソリューションを提供することです。

主要な機能

IXP には、次の主要な機能が含まれています。

• コミュニケーション データ - Communications Mining™ は、コミュニケーション データを処理する機能として IXP の一部になりました。これに伴い、Communications Mining はスタンドアロン サービスとして利用できなくなりました。
• 非構造化ドキュメントと複雑なドキュメント - 新しく追加されたプレビュー機能です。非構造化ドキュメントや複雑なドキュメントに最適化された新しいユーザー インターフェイスが提供されます。

また、IXP では、構造化ドキュメントと半構造化ドキュメントに最適化された、別のインテリジェントなドキュメント処理機能である Document Understanding™ を利用することもできます。

詳しくは、以下の既存のユーザー ガイドをご覧ください。

• Communications Mining
• Document Understanding

Document Understanding™ ユーザーにとっての UiPath® IXP

• 既存のユーザーにとっての唯一の変更点は、非構造化ドキュメントや複雑なドキュメント用の新しい IXP 機能です。
• Document Understanding はこれまでどおり Automation Cloud™ 内のスタンドアロン サービスであり、アクセス方法もガバナンスも同じです。
• [構造化されたドキュメントと半構造化されたドキュメント] オプションを選択すると、IXP から Document Understanding に直接アクセスすることもできます。詳しくは、「機能の種類」をご覧ください。

Communications Mining™ ユーザーにとっての UiPath® IXP

• Communications Mining は、Automation Cloud™ のスタンドアロン サービスではなくなり、IXP サービスの機能になりました。
• Communications Mining にアクセスするには、ナビゲーション メニューから [IXP] を選択します。続いて [コミュニケーション データ] 機能を選択します。
  図 1. Automation Cloud の IXP サービス
  

  

  
  
• [コミュニケーション データ] のランディング ページは、Communications Mining のオリジナルのランディング ページとは少し異なります。ただし、同じように既存のデータセットにアクセスしたり、新しいデータセットを作成したりできます。
  図 2. データセットを含む [コミュニケーション データ] のホームページ
  

  

  
  
• [コミュニケーション データ] 機能は、新しいロールベースのアクセス制御 (RBAC) エクスペリエンスで管理されます。