- リリース ノート
- 基本情報
- UiPath Assistant
- インストールとアップグレード
- ロボットの種類
- Robot のコンポーネント
- ライセンス
- Robot を Orchestrator に接続する
- プロセスとアクティビティ
- ログ
- Robot JavaScript SDK
- 特定のシナリオ
- トラブルシューティング
Robot をインストールする
Robot をインストールする前に、相互運用性マトリックス、およびハードウェア要件とソフトウェア要件を確認することを強くお勧めします。
ロボットをマシンにデプロイするには、次のインストーラーのいずれかを使用します。
UiPathPlatformInstaller.exe
UiPathStudio.msi
-
UiPathStudioSetup.exe
注: 同一のマシンに、ユーザー モードのインストーラー (UiPathStudioSetup.exe
) と Windows インストーラー (UiPathStudio.msi
) の両方で Studio および Robot をインストールすることはサポートされていません。
インストーラーは、Robot の初回購入時に提供されるか、カスタマー サクセス マネージャーまたはサポート チームから入手可能です。
ライセンス契約の条項を読み、同意すると、インストールを続行できます。
UiPathPlatformInstaller.exe
ファイルでは、Robot、Studio、そして Orchestrator をインストールできます。インストールには管理者権限が必要です。このファイルにはコマンド ライン引数は使用できませんのでご注意ください。
C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio
ディレクトリにインストールされますが、[インストール パス] フィールドにカスタム パスを追加してインストール場所を変更することも可能です。
[製品] セクションから、インストールするコンポーネントを選択します。
- UiPath Robot のみインストール - 使用するマシン上でオートメーション プロジェクトの実行のみが必要な場合に推奨されます。
- UiPath Studio と Robot をインストール - 既定のオプションです。使用するマシン上でオートメーション プロジェクトのデザインと実行の両方が必要な場合に推奨されます。
[インストールの種類] セクションから、インストールする Robot の種類を選択します。
インストールをさらにカスタマイズできるオプションがいくつかあります。
-
その他の設定:
- 署名済みパッケージのみ実行 - 選択した場合、署名済みパッケージのみをインストールして実行できます。詳しくは「パッケージの署名」と「パッケージの署名の検証」をご覧ください。
- セキュリティ保護された XAML を無効化 - 選択されている場合、プロセスの
.xaml
ファイルにはセキュリティが使用されていません。これは、ユーザーはプロセス ファイルやロジックを読み取って変更することが許可されていることを意味します。 - テレメトリを無効化 - 選択した場合、UiPath は製品の使用またはパフォーマンスに関するデータを収集しません。詳しくは「テレメトリをオプトアウトする」をご覧ください。
[標準] タブでは、次のオプションが利用できます。
- ライセンス コード - 任意の項目です。スタンド アロンの無料トライアル、または Enterprise Edition のライセンス キーがある場合は入力します。空白のままにすると、Studio の初回起動時に Studio をアクティベーションするようにプロンプトが表示されます。
- Orchestrator 接続文字列 - 接続文字列を指定して、ロボットを Orchestrator に自動的に接続します。詳しくはこちらをご覧ください。
- トレイの Robot を自動的に開始 - Windows の起動時にロボット トレイを起動します。
- 従来のロボット トレイを使用 - 選択すると、 UiPath Assistant の代わりにロボット トレイ (レガシ) がデプロイされます。
-
StudioX Excel アドイン - 選択した場合、StudioX および Microsoft Excel の連携アドインもインストールします。
[詳細] タブでは、次のオプションが利用できます。
-
ツール - チェックボックスを使用して以下をインストールします。
- カスタム パッケージのパス - UiPath Studio と Robot のワークフローと依存関係のカスタム ダウンロード場所を設定できます。既定では、
%ProgramFiles(x86)%\UiPath\Studio\Packages
に保存されます。 - パッケージ構成 - ローカル アクティビティをインストール (既定で有効) するかどうか、およびアクティビティの オンライン フィードを無効化するかどうかを選択します。詳しくは「アクティビティ フィードについて」をご覧ください。
-
カスタム NuGet フィード - [フィード名] および [フィード URL] フィールドを使用して、カスタム NuGet フィードをインストールに追加します。
インストーラーは 1 つですが、ファイル名はデプロイやライセンスの種類によって異なります。
UiPathStudio.msi
- オンプレミスの UiPath Platform の購入後に取得した場合。UiPathStudioCloud.msi
- UiPath Automation Cloud の購入後に取得した場合。UiPathStudioOnPremTrial.msi
- オンプレミスの UiPath Platform の無料トライアルの一部として取得した場合。UiPathStudioCloudTrial.msi
- UiPath Automation Cloud の無料トライアルの一部として取得した場合。
C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio
ディレクトリにインストールされます。インストール場所の変更は、コマンド ライン引数でのみ可能です。
- インストーラーをダブルクリックします。
-
以下のインストールするオプションを選択します。
- Studio - 自動化プロセスを作成・テストするために UiPath Studio、Assistant、およびユーザー モードの Robot をインストールします。
- Assistant - 有人オートメーションを実行するために UiPath Assistant とユーザー モードの Robot をインストールします。
-
Unattended Robot - スケジュールされた無人の自動化プロセスを (Orchestrator 経由で) 実行するためにサービス モードの Robot をインストールし、トラブルシューティングのために UiPath Assistant をインストールします。
注: 対話型サインインを有効化するには、Robot をユーザー モードでインストールしてください。Robot をサービス モードでインストールすると、マシン キーを使用して Orchestrator に接続できます。
-
利用規約を読み、同意します。前述の利用規約に同意することにより、UiPath アクティビティ パッケージとその依存関係の使用条件に暗黙的に同意することになりますので、ご注意ください。
- 前のステップでの選択項目に対して事前に選択された既定の設定を使用してインストールする場合は、[インストール] をクリックして手順 5 に進みます。
-
インストールをカスタマイズするには、[詳細設定] をクリックして手順 4 に進みます。
-
(任意) 以下の [詳細設定] オプションを使用してインストールをカスタマイズし、[次へ] をクリックします。
-
UiPath Studio - Studio をインストールします。このオプションは、手順 2 で [Studio] オプションを選択した場合に有効化されます。Robot のみをインストールする場合は、[UiPath Studio] 機能の横にある ボタンをクリックして、[インストールしない] オプションを選択します。
- StudioX Excel アドイン - StudioX の Excel アドインをインストールします。このオプションは既定では無効化されています。
-
UiPath Robot - 以下の選択したオプションに基づいて、ローカルのハード ドライブに Robot をインストールします。Robot とすべてのサブ機能をインストールする場合は、[UiPath Robot] 機能の横にある ボタンをクリックして、[ローカル ハード ドライブにすべてインストール] オプションを選択します。
次のオプションを使用できます。
- [Windows サービスとして登録] - Robot のインストール方法を指定します。手順 2 で [Unattended ロボット] オプションを選択した場合は、このオプションが有効化され、Robot はサービス モードでインストールされます。そうでない場合は、このオプションは無効化され、Robot はユーザー モードでインストールされます。
- ローカル アクティビティ フィードをインストール - ローカル アクティビティ フィードは、既定で
C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio\Packages
フォルダーに作成されます。既定では、このオプションは有効化されています。ロボットを Orchestrator に接続しない場合や、オートメーション プロジェクトで使用するアクティビティをよりきめ細かく制御したい場合は、ローカルにアクティビティ パッケージを置くと便利です。既定のアクティビティ パッケージのリストは、こちらをご覧ください。 - クライアントを自動でスタート ‐ ロボット トレイを Windows のスタートアップに合わせて実行します。既定では、このオプションは無効化されています。
- 従来のロボット トレイを使用 - 選択すると、UiPath Assistant の代わりに従来のロボット トレイを使用します。既定では、このオプションは無効化されています。
- UiPath Java 拡張機能 - Java アプリケーションの連携と自動化を容易にする UiPath Java 拡張機能をインストールします。このオプションは既定では無効化されています。Java Bridge をインストールする場合、インストールに通常より長い時間がかかる場合があります。このオプションは、Java Bridge をシステム ドライブの Java フォルダーにのみインストールします。システム ドライブにないカスタム JRE を使用している場合は、ScreenScrapeJavaSupport ツールを使用して手動でインストールする必要があります。
- UiPath Chrome 拡張機能 - Chrome でのプロセスの自動化に必要な UiPath Chrome 拡張機能をインストールします。既定では、このオプションは無効化されています。
- UiPath Microsoft Edge (Chromium ベース) 拡張機能 - Microsoft Edge (Chromium ベース) のバージョン v79 以降に対応する UiPath 拡張機能をインストールします。このオプションは既定では無効化されています。この機能について詳しくはこちらをご覧ください。
- Robot 用 JavaScript アドオン - Robot のための JavaScript アドオンをインストールします。既定では、このオプションは有効化されています。この機能について詳しくはこちらをご覧ください。
-
UiPath Citrix 拡張機能 - ネイティブで Citrix アプリを自動化するプロジェクトを作成するための UiPath Citrix 拡張機能をインストールします。このオプションは既定では無効化されています。
その他の機能をインストールする場合は、インストールする機能の横にある ボタンをクリックして、[この機能はローカル ハード ドライブにインストールされます] オプションを選択します。
- [インストール] をクリックし、インストールが完了するまで待ってから、[完了] をクリックします。
-
UiPathStudioSetup.exe
ファイルを使用すると、ユーザー モードの Robot を含む Community Edition の Studio をインストールできます。インストール パスは %localappdata%\UiPath
で、Studio をすぐにセットアップして実行できるよう他のすべての詳細オプションも既に設定されています。 インストールが完了したら、Studio のアクティベーションに進みます。
UiPathStudioSetup.exe
インストーラーでは管理者権限は必要ありません。インストールはユーザーごとに、そのユーザーが持つ権限の範囲内で実行されます。
UiPathStudio.msi
ファイルとコマンド ライン引数を使用して Studio と Robotをインストールすることもできます。コマンド ラインでのインストールには管理者権限が必要です。
Unattended ロボットをインストールするには、ロボットを実行するユーザーに対して次の設定が必要です。
-
[コンピューターの管理] 内で、Remote Desktop Users ローカル グループに追加されている。
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[ローカル コンピューター ポリシー] において、以下のユーザー権限が割り当てられている。
- ローカル ログオンを許可
- ネットワーク経由でのアクセス - 高密度の Unattended ロボットに対してのみ
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リモート デスクトップ サービスを使ったログオンを許可 - 高密度の Unattended ロボットに対してのみ
注: あらかじめユーザーを Remote Desktop Users グループに追加しているため、このグループを前述のすべてのポリシーに追加することも可能です。
注: Studio と Robot では、使用状況データの収集機能が既定で有効化されています。詳しくは「テレメトリをオプトアウトする」をご覧ください。