OpenShift の Automation Suite のインストールガイド

最終更新日時 2025年11月6日

キャッシュ

Automation Suite の UiPath® 製品では、キャッシュ機能を確保するために Redis が必要です。前提条件と互換性のある Redis のバージョンのリストについては、「相互運用性マトリクス」をご覧ください。

Orchestrator や Identity など、Automation Suite の複数のサービスは、Redis を分散キャッシュとして使用して、重要な操作や大量の操作を高速化します。これらのサービスは、アクセス頻度の高いデータを Redis に格納することで、何度もデータをデータベースから取得したり、コストの高い計算を複数回実行したりしないようにします。

Redis のキャッシュ要件を満たすために、以下のオプションがあります。

OpenShift クラスターまたは OpenShift クラスター外部の別のサーバーに Redis をインストールして設定します。
以下のいずれかの方法で、OpenShift Redis Enterprise Operator を OpenShift クラスターにインストールします。
- OpenShift Operator Hub を介してインストールを実行します。インストール手順については、「 OpenShift OperatorHub を使用した Redis Enterprise のデプロイ」を参照してください。
- CLI を使用してインストールを実行します。インストール手順については、「 OpenShift CLI for Redis Enterprise for Kubernetes を使用したデプロイ」を参照してください。
注:
UiPath® のサポートは、OpenShift Redis Enterprise Operator をカバーしていません。OpenShift Redis Enterprise Operator のサポートリクエストは、Red Hat または Redis Enterprise に直接対処する必要があります。

UiPath が提供する HAA Redis ライセンス、または Redis から直接取得した Redis ライセンスを使用して、OperatorHub から OpenShift Redis Enterprise Operator をアクティベーションできます。

キャッシュの前提条件を満たしたら、次の例に示すように、 input.json ファイルでアクセス情報を渡す必要があります。

"fabric": {
  "redis": {
    "hostname": "xx",
    "password": "xx",
    "port": 6380,
    "tls": true
  }
}"fabric": {
  "redis": {
    "hostname": "xx",
    "password": "xx",
    "port": 6380,
    "tls": true
  }
}