- 基本情報
- データのセキュリティとコンプライアンス
- 組織
- 認証とセキュリティ
- ライセンス
- テナントとサービス
- アカウントとロール
- 外部アプリケーション
- 組織でのテスト
- AI Trust Layer
- 通知
- ログ
- トラブルシューティング

Automation Cloud (公共部門向け) 管理ガイド
サービスレベルのロールの管理と割り当ては、各サービス内で実行できます。また、サービス内では適切な権限が必要です。
たとえば、Orchestrator 内で Administrator ロールを持つユーザーは、ロールの作成、編集、割り当てを実行できます。
アカウントにロールを割り当てる方法は 2 つあります。
- 直接プロビジョニングは、既存のアカウントに手動でロールを割り当てることを意味します。割り当ては、グループにアカウントを追加するか、サービス レベルのロールをアカウントに直接割り当てるか、両方を組み合わせることで実行します。
- 自動プロビジョニングが適用されるのは、UiPath の組織が Microsoft Entra ID などのサードパーティの ID プロバイダー (IdP) と連携している場合のみです。この場合、ID とアクセス管理を外部プロバイダーに完全に引き渡すために、UiPath Platform を設定して、すべてのディレクトリ アカウントが UiPath Platform での操作なしで適切なロールを受け取れるように設定できます。これにより、IdP 管理者は、外部プロバイダー内だけでアカウントを作成および設定することで、UiPath 組織でのユーザーのアクセス権と権限を制御できます。
組織レベルのロールを割り当てる
組織レベルのロールはあらかじめ定義されたものであり、変更できません。
組織管理者は、[管理] > [アカウントとグループ] からアカウントを既定のグループまたはカスタム グループに追加することによって、組織レベルのロールを個々のアカウントに割り当てることができます。
UiPath 組織が Microsoft Entra ID などのディレクトリにリンクされている場合、組織レベルのロールを、アカウントと同様にグループに追加して、ディレクトリ グループに割り当てることもできます。これは、ローカル グループではできません。
テナント レベルのロールを割り当てる
テナント レベルのロールはテナント レベルで設定することができ、サービス レベルまでの付与された権限を持つことができます。
組織管理者または他の Tenant Administrator は、[アクセス権を管理] 画面を使用してテナント レベルのロールを割り当てることができます。組織管理者はどのテナントでも [アクセス権を管理] にアクセスできますが、Tenant Administrator は、自分が管理するテナント内でのみ [アクセス権を管理] にアクセスできます。
テナント レベルのロールの定義と、テナントおよび個々のサービス レベルで付与されている権限を表示するには、[アクセス権を管理] に移動し、[ロール] タブでロールの横にある [表示] ボタンを選択します。
テナント レベルのロールは、ユーザー、グループ、ロボット アカウント、外部アプリケーションに割り当てることができます。ロールを割り当てるには、[アクセス権を管理] に移動し、[ロールの割り当て] タブでロールを割り当てるアカウントを検索し、適切なロールを選択して [割り当て] を選択します。
サービス レベルでのテナント管理者ロールの可視性
Tenant Administrator ロールの割り当ては、テナント レベルと個々のサービス レベルの両方で表示されます。サービス レベルでは、Tenant Administrator ロールには次のプロパティがあります。
-
プラットフォームのロールのラベルで表示されます。
-
変更不可能です。つまり、サービス レベルでは割り当てを削除することはできません。
-
Orchestrator などの一部のサービスでは、ロールの横にリンクがあります。このリンクをクリックすると、プラットフォーム レベルの [アクセス権を管理] ページにリダイレクトされ、そこでテナント レベルのロールの割り当てを変更できます。
サービス レベルのロールを管理する
サービスレベルのロールの管理および割り当ては、サービス内で行います。ロールは、グループ (推奨) や、すでに追加されているアカウントに割り当てることができます。
詳細と手順については、次の表に示す、該当するドキュメントを参照してください。
|
サービス |
詳細 |
|---|---|
|
Orchestrator |
Orchestrator から管理されます。 |
|
アクション |
Orchestrator から管理されます。 |
|
プロセス |
Orchestrator から管理されます。 |
|
Automation Hub |
Automation Hub から管理します。 必要なロールや、そのロールの割り当て手順の詳細については、「ロールの説明とマトリックス」をご覧ください。 |
|
Automation Store |
Automation Hub から管理します。 必要なロールや、そのロールの割り当て手順の詳細については、「ロールの説明とマトリックス」をご覧ください。 |
|
Data Service |
Data Service から管理されます。
|
| Document Understanding™ |
Document Understanding から管理します。 必要なロールや、そのロールの割り当て手順の詳細については、「ロールベースのアクセス制御」をご覧ください。 |
|
Task Mining |
AutomationCloudTM (公共部門向け) の組織レベルのロールを使用して管理されます。Task Mining で組織レベルのロールによって付与される権限の詳細については、『Task Mining ガイド』の「 アクセス権とロールを管理する 」をご覧ください。 |
|
Test Manager |
Test Manager から管理されます。 詳細情報と手順については、「ユーザーとグループのアクセス管理」をご覧ください。 |
アカウントにロールを割り当てる
特定のアカウントが持つ、サービス内のアクセス権をよりきめ細かいレベルで制御するときに、新しいロールをグループ全体に追加しない場合は、そのサービスに明示的にアカウントを追加し、1 つまたは複数のサービスレベルのロールをそのアカウントに直接割り当てることができます。
利用可能なロールと手順の詳細については、前述のターゲット サービスのドキュメントをご覧ください。
自動プロビジョニングにより、外部 ID プロバイダー (IdP) から直接、ディレクトリ アカウントが UiPath Platform にアクセスし、使用するための権限を設定できます。
自動プロビジョニングは、サードパーティの IdP (Microsoft Entra ID、または SAML 連携を使用して接続されている他の IdP) との連携を有効化した後に、1 回設定する必要があります。
テナント レベルのロールは、テナント レベルで割り当てることができ、サービス レベルまでの権限を付与できます。
[アクセス権を管理] 画面を表示できるのは、組織管理者または他のテナント管理者です。
- [アクセス権を管理] に移動します。
- [ロール] タブで、ロールの横にある [表示] ボタンを選択します。
- [アクセス権を管理] に移動します。
- [ロールの割り当て] タブで、[ロールを割り当て] を選択します。
- ロールを割り当てるアカウントを検索し、適切なロールを選択します。
- [割り当て] を選択して、割り当てを確定します。
サービス レベルでのテナント管理者ロールの可視性
Tenant Administrator ロールの割り当ては、テナント レベルと個々のサービス レベルの両方で表示されます。サービス レベルでは、Tenant Administrator ロールには次のプロパティがあります。
-
プラットフォームのロールのラベルで表示されます。
-
変更不可能です。つまり、サービス レベルでは割り当てを削除することはできません。
-
Orchestrator などの一部のサービスでは、ロールの横にリンクがあります。このリンクをクリックすると、プラットフォーム レベルの [アクセス権を管理] ページにリダイレクトされ、そこでテナント レベルのロールの割り当てを変更できます。
サービスレベルのロールの管理および割り当ては、サービス内で行うことができます。ロールは、グループ (推奨) や、すでに追加されているアカウントに割り当てることができます。
詳細と手順については、次の表に示す、該当するドキュメントを参照してください。
|
サービス |
詳細 |
|---|---|
|
Orchestrator から管理されます。 |
|
Orchestrator から管理されます。 |
|
Orchestrator から管理されます。 |
|
Automation Hub から管理します。 必要なロールや、そのロールの割り当て手順の詳細については、「ロールの説明とマトリックス」をご覧ください。 |
|
Automation Ops から管理します。 詳しくは、「Automation Ops のユーザー ロール」をご覧ください。 |
|
Orchestrator から管理されます。 詳しくは、「Orchestrator の権限」をご覧ください。 |
|
Managed from Data Fabric.
|
|
Document Understanding から管理します。 必要なロールや、そのロールの割り当て手順の詳細については、「ロールベースのアクセス制御」をご覧ください。 |
|
Insights から管理します。 詳しくは、「権限を付与する」をご覧ください。 |
|
Process Mining から管理します。 詳しくは、「Process Mining でのユーザー管理」をご覧ください。 |
|
Studio Web から管理します。 詳しくは、「Studio Web へのアクセス権を管理する」をご覧ください。 |
|
AutomationCloudTM (公共部門向け) の組織レベルのロールを使用して管理されます。Task Mining で組織レベルのロールによって付与される権限の詳細については、『Task Mining ガイド』の「 アクセス権とロールを管理する 」をご覧ください。 |
|
Test Manager から管理されます。 詳細情報と手順については、「ユーザーとグループのアクセス管理」をご覧ください。 |
アカウントにロールを割り当てる
特定のアカウントが持つ、サービス内のアクセス権をよりきめ細かいレベルで制御するときに、新しいロールをグループ全体に追加しない場合は、そのサービスに明示的にアカウントを追加し、1 つまたは複数のサービスレベルのロールをそのアカウントに直接割り当てることができます。
利用可能なロールと手順の詳細については、前述のターゲット サービスのドキュメントをご覧ください。
使用するサービスに応じて、以下を割り当てることができます。
-
Orchestrator のフォルダー ロール
- 以下のプロジェクト ロール
- Document Understanding
- Test Manager
- Task Mining
詳しくは、「サービスレベルのロールを割り当ておよび管理する」の表をご覧ください。