最初のフォームアクションを構築する

このチュートリアルでは、UiPath フォームデザイナーを使用して最初のフォームアクションを構築する手順をステップバイステップで説明します。このチュートリアルでは、会計部門に関連する情報を含む 3 つの一般的なフォームアクションを作成する方法について説明します。データテーブル内に格納された企業名ごとに、フォームアクションが作成されます。

チュートリアル

一般的なフォームアクションを作成するには、以下の手順を実行します。

ワークフローに [データテーブルを構築] アクティビティを追加します。
1. [データテーブル...] ボタンをクリックして、 String 型の単一の列を作成し、名前を ClientName に変更します。
2. 必要な数の、企業の名前を含む行を追加します。この例では、行として McUiPath Inc.、MFC、Doogle が追加されています。
3. [OK] ボタンをクリックします。
4. [データテーブル] 出力プロパティで、キーボードの CTRL + k を押し、ClientNamesDataTable という名前の String 型変数を作成します。
ワークフローに [繰り返し (データテーブルの各行)] アクティビティを追加します。
1. [要素:] フィールドに、代わりに row を入力します。これは、row という単語が短くて使いやすいからです。
2. [次のデータテーブルの各行] プロパティフィールドに、DataTable 変数を渡します。この例では、ClientNamesDataTable を渡します。

[フォームタスクを作成] アクティビティの [本体] に [繰り返し (データテーブルの各行)] アクティビティを追加します。

[タスクタイトル] プロパティフィールドに、フォームアクションのタイトルを入力します。この例では、「"Accounting - fill in info about client"」と入力します。
[タスクの優先度] プロパティフィールドに、フォームアクションの重要度を入力します。この例では、「TaskPriority.High」と入力します。

[フォームデータ] > [(コレクション)] ウィンドウを開きます。データテーブルからフォームに会社名を渡す引数を作成します。この例では、次の特徴を持つ引数を作成します。

名前	方向	入力	値 (Value)
クライアント名	In	文字列	`row("ClientName").ToString`

注: row("ClientName").ToString 式は、ClientNamesDataTable の ClientName 列内の各行を反復処理します。

この例ではフォームコンポーネントを手動で追加する必要があるため、[入力フィールドを生成] チェックボックスをオフにします。

[フォームデザイナーを開く] ボタンをクリックします。
1. フォームに コンテンツ コンポーネントを追加します。[フィールドキー] を、フォームに渡した引数の名前に変更します。この例では、[フィールドキー] は ClientName です。すると、テーブルの各行のデータが コンテンツ コンポーネントにバインドされます。
  
  4.2. フォームに テキストフィールド コンポーネントを追加します。この例では、[ラベル] フィールドに「Industry」と入力します。
  
  4.3. フォームに数コンポーネントを追加します。この例では、[ラベル] フィールドに「Revenue」と入力します。
  
  4.4.フォームに ラジオ コンポーネントを追加します。この例では、[ラベル] フィールドに「Rate the financial performance in the previous year」と入力します。[説明] フィールドに「Where 1 equals "Modest" and 4 equals "Great".」と入力します。[データ] タブの [値] セクションに次のラベルを追加します。
2. 1 - Modest
3. 2 - Moderate
4. 3 - Substantial
5. 4 - Great です。
フォームに数コンポーネントを追加します。この例では、[ラベル] フィールドに「Long-term debt」と入力します。
フォームを保存します。