クイックスタート - レポートを取得

概要

このガイドの目的は、Workday の [レポートを取得] アクティビティを使用した、実用的なサンプルを作成できるようになることです。

この実用的なサンプルにより、Workday テナントへの接続をすばやく確認したり、アクティビティの入力/出力データ型に習熟したりすることができます。

このページの手順を完了すると、以下のアクションを実行するオートメーションシーケンスが使用できるようになります。

Workday テナントへの接続を確立します (および Workday スコープ)。
Workday テナントからレポートを取得します ([レポートを取得])。

前提条件

はじめる前に

Workday のセットアップ手順を完了します。
既存の Workday レポートの URL。詳細については、Workday ドキュメントの「RaaS 出力にアクセスする」をご覧ください。

手順

プロジェクトをビルドする

アクティビティを追加します。
アプリケーションの クライアントシークレット に対して ( セットアップ時に) 作成した資格情報アセットの [ アセット名 ] を入力します (例: "WorkdayUsernamePassword")。
[パスワード] プロパティに SecureString 変数を作成して入力します (例: password)。
[ ユーザー名] プロパティに String 変数を作成して入力します (例: username)。
[資格情報を取得] アクティビティの後に [Workday スコープ] アクティビティを追加します。
[ 設定 ] ボタンをクリックします ( 接続ウィザードが開きます)。Workday の資格情報を入力して [ 接続 ] ボタンをクリックします。このウィザードの目的と動作について詳しくは、こちらのセクションをご覧ください。
- この手順は設計時にのみ使用します。 [Workday スコープ] のプロパティを設定するには、続けて以下の手順を完了します。
[ ユーザー名 ] プロパティに、[ 資格情報を取得] アクティビティに対して、または上記のサブステップで作成した String 変数を入力します (例: username)。
[ パスワード ] プロパティに、[ 資格情報を取得] アクティビティに対して作成した SecureString 変数を入力します (例: password)。
[テナント] プロパティ に、テナント の String 変数を作成して入力します (例: tenant)。
[ テナント URL ] プロパティに、URL (e.g._tenantURL) の String 変数を作成して入力します。
[Workday スコープ] アクティビティ内に [ レポートを取得 ] アクティビティを追加します。
1. [ 設定 ] ボタンをクリックして ( オブジェクトウィザードが開きます)、[ レポート URL] を入力します。
2. [ レポートを取得 ] ボタンをクリックして結果をプレビューし、[ 完了] をクリックします。
3. [ 応答ステータス] プロパティに、 ResponseStatus 型変数を作成して入力します (例: responseStatus)。
4. [ 結果のネイティブ ] プロパティに、 String 変数を作成して入力します (例: nativeResults)。
[レポートを取得 ] アクティビティの後に [条件分岐 (if)] アクティビティを追加します。
1. [ 条件] プロパティに、次の responseStatus.Success.ToString()="True"を入力します。
2. [ Then ] ステートメントボックスに [1行を書き込み ] アクティビティを追加し、[ 結果のネイティブ ] プロパティに対して作成した変数を入力します (例: nativeResults)。
3. [ Else ] ステートメントボックスに [1行を書き込み ] アクティビティを追加し 、「"Failed:\nErrorCode:"+responseStatus.ErrorCode+"\nError Message:"+responseStatus.Message」と入力します。
[実行] をクリックして、[出力] ウィンドウに期待される [1 行を書き込み] の値が含まれていることを確認します。