2022.4.1
公開日: 2022 年 9 月 4 日
RHEL 8.2 の延長更新サポートが終了しました。Automation Suite の使用を継続するには、新しいバージョンの RHEL にアップグレードする必要があります。Automation Suite がサポートしている RHEL のバージョンの完全なリストについては、「ハードウェアおよびソフトウェアの要件」をご覧ください。
公開日: 8 月 11 日
cluster_config.json
ファイル内の zone_resilience
を true
に設定するときは、インストールの失敗を防ぐために、--zone
引数と --region
引数を渡すことができます。
この 2 つの引数は、クラウド プロバイダーが AWS、Azure、または GCP で、メタデータ サービスが有効な場合に推奨されます。この場合、インストーラーによってゾーンとリージョンの詳細が生成されます。
ただし、メタデータ サービスが無効化されている場合や、マシンを別のクラウド プロバイダーにプロビジョニングしている場合は、2 つの引数を渡すことは必須です。
詳細については、「任意: マルチノードの HA 対応の運用クラスターにおけるゾーン障害に対する復元設定を有効化する」をご覧ください。
/dev/null
のリダイレクトによってインストーラーの出力の一部が非表示になっていましたが、現在は、インストール中に発生するエラーの詳細がすべて、 install-uipath.sh
スクリプトを含むディレクトリに保存されたログ ファイルで確認できるようになりました。インストーラーを実行するたびに、 install-$(date +'%Y-%m-%dT%H_%M_%S').log
の命名規則に則った新しいログ ファイルが生成されるようになりました。このログ ファイルは、インストールに関連する問題が発生した際にはいつでも確認できます。なお、ログはインストールのあらゆる面を追跡するため、誤検出を見つけることもできます。
また、サポート バンドル ツールを使用して RKE2 と Longhorn のログも確認できるようになりました。
クラスターのアンインストールに使用するスクリプトを改良しました。これらの変更により、復元機能が向上し、障害発生時にフォルダーの削除をリトライする機能が向上しました。
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Erratum - added April 19, 2024: In certain situations, Prometheus pods can fail to start due to an out-of-memory (OOM) error. To fix the issue, see the Troubleshooting section.
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Erattum - added April 19, 2024: In certain situations, Ceph metrics and alerts are missing from the monitoring dashboards. To fix the issue, see the Troubleshooting section.
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Erattum - added April 19, 2024: False positive CephMgrIsAbsent alerts are displayed even though there are no storage issues.
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追記 (2024 年 1 月): レプリカのクリーンアップ スクリプトによって、ノード上のストレージが誤って再利用されていました。詳細については、ストレージ再利用パッチのトラブルシューティングに関する記事を参照してください。
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Automation Suite を 2021.10.3 または 2021.10.4 から新しいバージョンにアップグレードする場合、Ceph ObjectStore によって発生するリスクを軽減するために、追加の手順を実行する必要があります。前述のバージョンの Automation Suite には、ユーザーのデータを破損する可能性のある問題の影響を受ける Ceph 16.2.6 が含まれます。Ceph は公式にこの欠陥のあるバージョンをリコールし、最新の安定版の Ceph (v15.2.9) へダウングレードすることを推奨しています。手順については、「Ceph を 16.2.6 から 15.2.9 にダウングレードする」をご覧ください。
Automation Suite の各コンポーネントの変更点は、以下のリンクから確認できます。
コンポーネントが灰色表示されている場合は、この新しいバージョンの Automation Suite ではそのコンポーネントに対する変更はありません。
発見 | 開発 | 管理 | 協働 |
Automation Ops 2022.4.0 | AI Center 2022.4.1 | Action Center 2022.4.1 | |
Task Mining 2022.4.1 | AI Computer Vision 2022.4.0 | Insights 2022.4.2 | Apps 2022.4.1 |
Document Understanding 2022.4.1 | Orchestrator 2022.4.2 | ||
Test Manager 2022.4.2 | |||
コンポーネント |
バージョン |
---|---|
RKE2 |
v1.21.4+rke2r2 |
ArgoCD |
v2.2.5 |
rook-ceph |
v1.8.9 |
cert-manager |
1.2.0 |
Rancher |
2.6.0 |
rancher-istio | 100.0.0-up1.10.4 |
longhorn |
1.2.2 |
longhorn-crd |
1.1.100 |
reloader |
v0.0.89 |
csi-driver-smb |
v1.8.0 |
rabbitmq-operator |
1.5.0 |
redis-operator |
6.2.8-11 |
redis-cluster |
6.2.8-53 |
MongoDB |
4.4.4-ent |
docker_registry |
2.7.1 |
self_heal_operator |
0.0.1 |